「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年10/25日分:荒木和博の巻)

予備役ブルーリボンの会の「レブラ君とあやしい仲間たち」第4回。ゲストは高沢一基・板橋区議です: 荒木和博BLOG
 9分程度の動画です。
 要するにウヨ議員の訳ですが、板橋区民もこんなレベルの低い馬鹿ウヨを議員に選ばないで欲しいもんですね。國學院大卒、元神官だそうです。
 改めて「神社関係者って本当にろくでもねえな(呆)」と思いますね。典型的にはA級戦犯昭和殉難者として合祀してる靖国神社ですが。
 「自衛隊の艦船に神棚がある(動画内の発言)」云々て、それ拉致と関係ねえだろて話です(これについては例えば艦内神社 - Wikipedia参照)。
 この会が「予備自衛官の親睦会」ならそう言う話をしても構わない。しかし「予備役ブルーリボンの会(拉致問題に特化した会)」のわけですから。拉致に関係無い話をして何の意味があるのか。
 「お前らは拉致解決をまともに考えてるのか!」と言う話です。俺が拉致被害者家族なら「マジで切れてる」と思います。切れない家族会は本当に理解できない。なお、後述する「政教分離問題」は「サブの切れる理由」ではあっても「メインの切れる理由」ではありません。メインの「切れる理由」はもちろん「拉致と関係ねえだろ!。拉致と関係ない話するな!」ですね。まあ荒木らブルーリボンの会の場合、拉致を解決する気は本心ではかけらもないでしょうが。
 それにしても「政教分離原則」を考えればそうした状況はどう見ても問題があるでしょう。まあ、荒木らウヨ連中にはそう言う認識はまるでないわけですが。
 そして「戦前の国家神道」の残滓でしょうが、「艦内神社」に「戦前はともかく、戦後は政教分離上問題ではないか」とは
1)「考えない人間」が多数派の集まり
2)考える人間がいても、そんなことは口に出せない空気の集団
自衛隊だからこそ「田母神のような非常識ウヨ」が航空幕僚長になるし、おそらく田母神は「レアケース」ではなく「氷山の一角」にすぎないのでしょう(レアケースでもあんな非常識ウヨが航空幕僚長なんて論外ですが)。


今の北朝鮮と昭和30年代の日本(10月25日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和2年10月25日のショートメッセージ(Vol.206)です。昨日は岐阜で(ボーガス注:北朝鮮?)シネマフォーラムがあり、「キューポラのある街」と「北朝鮮素顔の人々」が上映されました。前者は昭和30年代の川口が舞台、後者は2000年代半ばの北朝鮮。比べてみると半世紀以上前の川口*1の方が今の北朝鮮より(ボーガス注:経済的な意味で?)ましです。結局北朝鮮は何の(ボーガス注:経済的な)進歩もしていないのではないかというお話しです。

 7分程度の動画です。
 サイト上の動画説明文だけで「うんざり」ですね。
 正直、動画を見る必要もあまりない。アンチ北朝鮮ウヨの荒木が「貧乏な経済状態を改善できない北朝鮮政府は無能」云々、「そんな無能な北朝鮮からいつまで経っても拉致被害者を取り戻せない日本政府は無能」云々と悪口してるだけの話です。
 「いつまで経っても北朝鮮から拉致被害者を取り戻せない日本政府が無能?。手前ら、救う会や家族会は無能じゃねえのかよ!。都合の悪いことは全部日本政府のせいか、手前!。そんなんだったら活動なんかするな!。手前らの活動が拉致解決の何の役にたってるんだ!」と腹立たしくなってきます。
 ということで動画は説明文で予想される通りの内容です。それ以上の何かがあるわけでは全くない。「こうすれば拉致被害者が救出できると思う」というような具体的かつ現実的な提案がされるわけでは全くない。「そうした具体的提案が無くてもいい。俺はむしろ北朝鮮政府や日本政府への悪口雑言が聞きたい」「俺は荒木さんの演説なら内容がどんな代物でも構わない。俺は荒木さんの美声(?)や名演説(?)が聞きたいんだ」「そう言う酷い内容をあえて聞いて、ボーガスさんのように荒木に『アホか、手前!』などと突っ込みを入れたい」などと言う人間でもなければばかばかしくて見たり、聞いたりしていられない動画です。
 「昭和30年代の日本の方が経済的に豊か」「2000年代の北朝鮮の方が貧乏」が、事実だとしましょう(俺は事実かどうか知りませんが)。
 問題は「それ」が「荒木ら救う会の建前とする拉致被害者救出」と何の関係があるのか、と言う話です。
 何の関係もない。「昭和30年代の日本の方が経済的に豊か」「2000年代の北朝鮮の方が貧乏」といっても拉致被害者が帰国できるわけでも何でもない。
 実にくだらない。家族会や「荒木ら巣くう会」がこんなことしかやってないからいつまで経っても拉致が解決しない。

 結局北朝鮮は何の(ボーガス注:経済的な)進歩もしていないのではないか

と悪口する荒木ですが、むしろ

 結局、家族会、救う会は(拉致問題を解決する具体的提案が何一つまともに出来ないと言う意味では)何の進歩もしていないのではないか

ですよねえ(なお、マジレスすれば、北朝鮮も「貧乏国家」とはいえ、それなりの経済的進歩はしてるでしょう。ただしその進歩が「遅すぎて」あるいは「平壌など一部の大都市にとどまっていて」高評価など出来ないという話です)。
 まあ荒木ら救う会の場合、拉致を解決する気は本心ではかけらもないでしょうが。
 それにしても荒木が動画の冒頭で「昨日の岐阜のシネマフォーラムでは救う会の皆さん、日本会議の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございます」と躊躇無く言ってるのには「予想の範囲内」ですがいつもながら「唖然」ですね。
 「右翼団体日本会議の協力を得ていた」なんて堂々と言うべき事じゃないでしょうにねえ。拉致被害者救出を望む人間は「アンチ極右の俺」もその一人ですが必ずしも「日本会議の支持者」ではないわけです。そして日本会議も当然ながら「拉致問題の解決に特化した団体」でも何でもない。「日本最大の民間右翼団体日本会議」ですから。
 「日本会議と公然とつきあってること」を公言して恥じないのだから、そりゃ拉致は解決しないでしょう。まあ「繰り返しますが」荒木ら救う会の場合、拉致を解決する気は本心ではかけらもないでしょうが。

*1:キューポラのある街」の舞台である埼玉県川口市のこと