高世仁に突っ込む(2020年10/30日分)

鬼海弘雄さんが語る「写真の可能性」3 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 高世仁に突っ込む(2020年10/29日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで取り上げた鬼海弘雄さんが語る「写真の可能性」2 - 高世仁の「諸悪莫作」日記の続きです。
 高世は

鬼海弘雄さんを偲んで4 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 いったん追悼はここで一区切りにしますが、今後は折に触れ、鬼海さんの写真を評してみたいと思います。

なんて書いてたのでしばらくは鬼海ネタはやらないのかと思っていたらその後もずっと、鬼海ネタですからねえ。全然「一区切り」になってない(苦笑)。随分と鬼海に惚れ込んだもんです。俺的には「鬼海の何がそんなに魅力的なのか」さっぱりわかりませんが。とはいえ今回は(つづく)ではないのでやっと「打ち止め」でしょうか。
 なお、今回は若干「鬼海以外のネタ(タイのデモ)」もあります。

 先代のプミボン国王なら、両者の間に割って入って喧嘩両成敗で膠着状態を打開しただろうが、現国王は、王室支持派のデモをわざわざ激励に行って火に油を注いでいる。

 まあ現国王がバカなのは事実でしょうが、前国王にしても「詐欺師みたいなもん」です。前国王も結局は「自分に有利な方向性」で常に政治を解決してきたわけですから。だから結局、何度も「政権批判が再燃する」。前国王の「解決法」が「根本的解決」なら政権批判が再燃するわけがない。
 そして、そうしたインチキがついに「通用しにくくなった」とはいえるのでしょう。

 香港では中国共産党による弾圧が進んでいるが、あの運動は世界に大きな影響を与え続けている。

拙記事

新刊紹介:「経済」12月号 - bogus-simotukareのブログ
【タイの政治はどうなる:インラック前首相の政治亡命と軍事政権】(松本眞志)

新刊紹介:「歴史評論」5月号 - bogus-simotukareのブログ
特集『新書から広がる歴史学
■末廣昭『タイ 中進国の模索』:東南アジアの社会(岡田泰平)

でも触れましたが、タイにおいては以前から「香港デモに関係なく」軍部や王室への批判はあったわけで、ぶっちゃけ「香港デモ」がどれほど影響してることやら。
 まあ散々香港デモを持ち上げてきた「アンチ中国」高世としては、将来はともかく「少なくとも現時点においては香港国家安全維持法によってデモが封じ込められている現状」を認めたくなくて、「香港は厳しい政治状況だが、あの運動はタイなどへ影響を与えてる、無意味ではなかった」といってオナニーしたいだけのくだらない話でしょう。
 なお、「高世が紹介する鬼海の発言」は俺には意味がさっぱり分からないので特にコメントはしません。