高世仁に突っ込む(2020年11/8日分)

トランプ会見中継を打ち切るメディアの気骨 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 高世仁に突っ込む(2020年11/7日分) - bogus-simotukareのブログで触れた「法と秩序」を守るにはトランプが退場すべし - 高世仁の「諸悪莫作」日記の続きです。
 高世仁に突っ込む(2020年11/7日分) - bogus-simotukareのブログでも書きましたが高世の主張「トランプを批判する米国ジャーナリズム(あるいは共和党幹部政治家マケイン)の気骨を日本メディア(あるいは自民党幹部政治家)も見習うべき(つまりは菅をもっと批判しろと言うことですが)」は「正論ではある」でしょう。
 しかし、問題は高世自身は

救う会や家族会にへいこらしたジャーナリストの風上にも置けない人間
◆トランプの陰謀論(バイデン陣営の選挙不正話)と同レベルの陰謀論である『山本美保DNA鑑定捏造論(荒木和博ら救う会が主張)』を容認した人間
◆マケインのような気骨ある『蓮池透氏』が家族会内部批判をしたときに、蓮池氏を応援せずに見すてた男

なので「お前が言うな」という思いを高世には禁じ得ません。
 なお、「米国メディア」による「バイデンに対する誹謗中傷」にもあたる「トランプの無根拠な陰謀論(バイデンの選挙不正話)」の「中継打ち切り(あるいは中継した上での批判)」は確かに「高く評価できる」とは思います。
 しかし、一方で「トランプが何を言おうと世間はトランプは敗北したと見なしてる」「だから菅首相や欧米の首脳などもバイデンに祝いの言葉を贈った」「共和党内からも『敗北を認めるべきだ』というトランプ批判が出始めた」点にも注意が必要でしょう。
 「あのトランプべったりの菅」ですらもはやトランプを事実上見すててるわけです。もちろん「トランプが大統領だった時代からトランプ批判をしていた気骨ある米国メディア」と「トランプが敗戦するまではべったり」の菅を同一視は出来ませんが、「トランプがどう言い訳しようがもはや彼は世間に負け犬扱いされてる」のであり、「主張内容(バイデンの選挙不正話)が明らかなデマであること」もあり現役時代に比べればメディアも批判しやすいことは事実でしょう。