今日の中国ニュース(2020年11月29日分)(副題:楊海英のクズさに心底呆れる)

◆楊海英ツイートに突っ込む

楊海英*1
 日本の大学では学問の自由がとてもよく保障されているみたい*2。中国軍関連大学と協定結ぶくらい自由かも。その中国の公船が日本の技術を活用して尖閣に侵入しているのにも貢献か。
45大学が中国軍関連大と協定 一部で共同研究も、知財流出懸念:東京新聞 TOKYO Web
 中国人民解放軍と関係があり、軍事関連技術研究を行う同国の7大学と日本の国公私立大計45校が学術・学生交流協定を結んでいることが28日、分かった。9校に共同研究の実績があった。民間研究を兵器開発に用いる「軍民融合」を進める中国の知的財産窃取が問題視され、日本の研究現場からの流出が懸念される中、協定を見直す可能性があると答えた大学は16校。国際化を重視する大学が困難な対応を迫られている実態が明らかになった。
 7大学は北京航空航天大や西北工業大などで、防衛産業を統括する中国工業情報省の管轄下にあり「国防7子」と呼ばれ、人民解放軍の装備開発にも関わっている。

 
 今日の中国ニュース(2020年11月28日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで紹介したツイートも楊への怒りや軽蔑を禁じ得ない酷い代物でしたが今回も酷いですね。
 楊が「中国憎悪のあまり(あるいは日本ウヨに媚びへつらうあまり)」完全に気が狂っていることが分かるナイスツイートです(東京新聞の記事自体が中国への偏見がある酷い代物であり、どういう了見で、毎日新聞はこんな記事を書くのか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)ではないですが「どういう了見で東京新聞はこんな記事を書くのか?」「お前ら産経新聞か?」「(是非はともかく)日本の大学だって自衛隊と共同研究してるところはあるだろ?」と怒りを覚えますがそれはひとまず置きます)。
 これは東京新聞にせよ楊にせよ、大学関係者に「誹謗中傷は辞めろ」と抗議されても文句は言えないでしょう。特に「尖閣云々」とまで放言してる楊の馬鹿さには心底呆れますね。
 今回も本当に

今日の中国ニュース(2020年11月28日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログ
id:Bill_McCrearyさんコメント
 それにしても産経や草思社、文春のような右派系の会社はまだしも、岩波や筑摩の人たちにこのツイートを見せて、「で、どう思いますか」と尋ねたらどうお答えになるんだか。筑摩にはそこまで言う気はありませんが、岩波は彼の本を即絶版にするくらいの見識があってもいいのではないか。

だと思いますね。
 つうか、もしこの「45大学」に楊の勤務する静岡大学が入っていたら、楊はどう釈明する気なのか(残念ながらこの東京新聞記事では45大学がどこかは分かりません。「名誉毀損や営業妨害」として抗議されることを恐れ、さすがに名前を出すことは躊躇したのでしょうがだったらこんな記事を書くなと言いたいですね)。
 「静岡大学がもし入っていたら」、このツイートで楊が「静岡大学を不当に誹謗した」として、大学執行部から懲戒処分を受ける可能性も皆無ではないでしょう。つうか、楊のようなクズには「そうした罰」が下されてしかるべきでしょう。

*1:静岡大学教授。著書『草原と馬とモンゴル人』(2001年、NHKブックス)、『モンゴル草原の文人たち:手写本が語る民族誌』(2005年、平凡社)、『ユーラシア草原からのメッセージ:遊牧研究の最前線』(共著、2005年、平凡社)、『チンギス・ハーン祭祀』(2005年、風響社)、『墓標なき草原(上)(下):内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2009年、岩波書店→後に2018年、岩波現代文庫)、『続・墓標なき草原:内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2011年、岩波書店)、『中国とモンゴルのはざまで:ウラーンフーの実らなかった民族自決の夢』(2013年、岩波現代全書)、『植民地としてのモンゴル:中国の官制ナショナリズムと革命思想』(2013年、勉誠出版)、『ジェノサイドと文化大革命内モンゴルの民族問題』(2014年、勉誠出版)、『モンゴルとイスラーム的中国』(2014年、文春学藝ライブラリー)、『チベットに舞う日本刀:モンゴル騎兵の現代史』(2014年、文藝春秋→後に『モンゴル騎兵の現代史:チベットに舞う日本刀』と改題した上で、2020年、中公文庫)、『狂暴国家中国の正体』(2014年、扶桑社新書)、『日本陸軍とモンゴル:興安軍官学校の知られざる戦い』(2015年、中公新書)、『モンゴル人の民族自決と「対日協力」:いまなお続く中国文化大革命』(2016年、集広舎)、『フロンティアと国際社会の中国文化大革命: いまなお中国と世界を呪縛する50年前の歴史』(共著、2016年、集広舎)、『「中国」という神話:習近平「偉大なる中華民族」のウソ』(2018年、文春新書)、『「知識青年」の1968年:中国の辺境と文化大革命』(2018年、岩波書店)、『最後の馬賊:「帝国」の将軍・李守信』(2018年、講談社)、『モンゴル人の中国革命』(2018年、ちくま新書)、『中国人の少数民族根絶計画』(2019年、産経NF文庫)、『モンゴル最後の王女:文化大革命を生き抜いたチンギス・ハーンの末裔』(共著、2019年、草思社文庫)、『独裁の中国現代史:毛沢東から習近平まで』(2019年、文春新書)、『逆転の大中国史』(2019年、文春文庫) 、『中国が世界を動かした「1968」』(共著、2019年、藤原書店)、『モンゴルの親族組織と政治祭祀』(2020年、風響社)、『内モンゴル紛争:危機の民族地政学』(2021年刊行予定、ちくま新書)など。

*2:もちろん、楊のことだから、学術会議問題での野党などへの当てこすり(そしてウヨへの媚びへつらい)でしょう。呆れたクズです。