常岡浩介に突っ込む(2020年12月9日分)

常岡浩介がリツイート
 警視庁、殺人捜査、迷宮入り
毎日新聞社会部
 JR池袋駅で1996年、立教大4年の小林悟さん(当時21歳)が殺害された事件で、#警視庁 池袋署は11日にも、容疑者不詳のまま東京地検書類送検します。犯人が浮上しない中、遺族が「他の事件の捜査の負担になってはいけない」と打ち切りを求めていました。
1996年の立教大生殺害 異例の捜査終結へ 父「他の捜査の負担にならぬよう」 - 毎日新聞2020.12.8
 東京都豊島区のJR池袋駅で1996年、立教大4年の小林悟さん(当時21歳)が殺害された事件で、警視庁池袋署は11日にも、容疑者不詳のまま東京地検書類送検する*1。時効が撤廃された殺人事件では異例の措置で、捜査は事実上終結する。犯人が浮上しない中、遺族が「他の事件の捜査の負担になってはいけない」と打ち切りを求めていた。

 「常岡は何が言いたいんだ?」ですね。警視庁が無能だと悪口でもしたいのか。
 警察は神様ではない。解決できない事件とて当然あります。有名なのでは「三億円事件」「グリコ森永事件」「朝日新聞襲撃事件」「国松警察庁長官狙撃事件」などがありますね。
 そんなことより常岡は「今ジャーナリストとしてやっている常岡が仕事の報告でもしたらどうなのか」。たぶんまともな仕事は何もしてないのでしょうが。ツイッターだけでなく常岡ブログThe Chicken Reportsにもそんな報告は何もない。常岡も哀れで無様な男です。長崎放送を辞めずに今も在籍していた方が常岡は幸せだったでしょうね。無駄にプライドが高いらしい常岡は絶対にそれを認めないでしょうが。
 しかし、このご遺族は「すごい」ですね。「人間が出来ている」としか言いようがない。こんな話は他に聞いたことが無い。
 「確かに今殺人に時効はない。しかし昔なら時効が成立していた期間(20年*2)が経っても捜査に進展がない。もはや解決の見込みがあると思えない。警察に負担をかけるのは心苦しい。捜査を正式に打ち切って欲しい。私も息子のことはもう仕方が無いこととして犯人逮捕は諦める(情報提供を求めるビラ配りなどは辞める)」なんてなかなか言えませんよねえ。
 いや実際、警察がこの事件について本腰入れて捜査してるとは思いません。そもそも、もはや捜査のしようが無いでしょうし、「犯人が自首した」「別事件で逮捕起訴した犯人がこの事件の犯人と分かった」などの「余程の僥倖がない限り」犯人は逮捕されないでしょうが。
 なかなか遺族から「打ち切って下さい」といわれなきゃ、警察としても公式に打ち切るわけに行かない。
 いや法律的には「遺族の感情」なんてもんに拘束される義務はありません。遺族が継続捜査を求めても公式に打ち切っても法律上の問題は無い。ただ遺族を激怒させてまで捜査(事実上、捜査はしてない)を公式に打ち切るメリットがないですからね。
 この点でこのご遺族と全然違うのは例えば横田奥さんや「特定失踪者・山本美保さんの双子の妹、森本美砂さん」ですよねえ。
 根拠もなく「めぐみは生きてる!」という。そうすれば生きてるめぐみさんに会えるという根拠もないのに「めぐみに会えるまではウンギョンには会わない」と言い出す。
 山梨県警が「遺体が発見された。腐乱していて肉眼では判別できなかったがDNA鑑定で美保さんと判明した」といっても荒木和博と一緒に「根拠もない」のに「美保は北朝鮮拉致被害者だ!、今も北朝鮮で生きてる!」「鑑定は県警の故意の捏造だ」と言い出す。
 横田奥さんなど拉致被害者家族や「森本さんら特定失踪者家族」には「バカは度しがたい」と思いますね。

*1:容疑者不詳である以上、送検は勿論「捜査の正式な打ち切り」を意味します。「被疑者不詳」で検察が起訴などするわけもないし、起訴しても裁判所も棄却or却下判決でしょう(すみません、小生も法学部卒でありながら、不勉強だったため、その場合、棄却と却下、どっちの判決を出すべきかよく分かりません)。

*2:当初は15年でしたが後に20年に延長され最終的には時効が廃止されました。