今日の中国ニュース(2021年1月2日分)

中国で“日本風”が大人気 一方で批判も|日テレNEWS24
2020年の中国で流行した「日本風」ビジネス 「こびるな」という批判も - ライブドアニュース

 2020年、中国では“日本風”ビジネスがブームだった。広東省仏山市に誕生した「一番街」は、東京の歌舞伎町や渋谷、大阪の心斎橋などをごちゃ混ぜにしたような商店街だ。
 上海市内のショッピングセンターでは、立体的なカニの看板が目をひく「大阪風」エリアが人気となっている。看板には「たこ焼き」「らーめん」など日本語が並び、日本の繁華街にいる感覚になる。
 若者に人気のフルーツティー奈雪の茶」は、中国の企業が平仮名の「の」を使い日本のイメージでブランドを展開。中国で349店舗を出店し、2020年7月には日本にも進出した。
 “日本風”の先駆けと言えるのが、雑貨店「メイソウ(名創優品)」だ。2013年に広東省で創業した中国企業だが、ブランドロゴが「ユニクロ」とそっくりと話題になった。商品パッケージにも「JAPAN」の文字、日本のイメージを強調している。

 「日米安保条約批判や米国のイスラエル政策批判は米国文化(ハリウッド映画など)否定を意味しない」などと同じで「日本の対中国外交批判は必ずしも日本文化否定を意味しない」というある意味当たり前の話です。
 なお、これは「日本企業にとって中国市場がある程度期待できる(当然ながら産経のような反中国的態度はとれない)」という話でもあります。

【参考:奈雪の茶】

中国の人気ティー専門店「奈雪の茶」上陸 日本でも貫く若者狙い:日経クロストレンド2020年08月24日
 大阪ミナミの道頓堀が、コロナ禍に見舞われて約5カ月。街からにぎわいがなくなり、人影もまばらになった目抜き通りに2020年7月4日、「奈雪の茶」の日本1号店がオープンした。2020年6月18日には総合免税店「ラオックス道頓堀店」がオープンし、「奈雪の茶」はその1階に入居。
 「奈雪の茶」は中国深圳発のティードリンクブランド。高品質な茶葉と季節のフルーツを掛け合わせたフルーツティーという新たなジャンルを開拓し、伝統的な中国茶のマーケットに風穴を開けた。
 ブランドコンセプトは「一杯のお茶と一口のパンの幸せな出会い」。ティードリンクと好相性のスイーツとして、低脂肪、低糖にこだわったヘルシーなパンも主力商品として提供する。人工添加物を一切使用せず、独自製法で高加水パンに仕上げたパンは、小麦の風味があり、柔らかくもちもちした食感が特徴だ。ドリンク、パンともにインスタ映えを意識したビジュアルとヘルシー志向で、日本でもミレニアル世代の獲得を狙っている。
 現在、中国50都市とシンガポールに直営店約360店舗を展開。
 道頓堀はインバウンドに人気の観光スポットだが、黄副社長は「旅行客だけをフォーカスする商売は続かない。日本で長く発展していきたいので、外国人観光客ではなく、日本人をメインターゲットにしている」と強調。奈雪の茶が入るラオックス道頓堀店も免税店から日本人向けビジネスに転換している。
 同社ではまず道頓堀店を軌道に乗せ、2020年末をめどに東京にも出店する計画だ。さらに、5年以内に日本国内で100店舗の展開を目指している。新型コロナウイルス感染拡大の状況次第では計画の見直しもあり得るが、今のところ出店には意欲的。


【新聞に喝!】それでも中国の味方を続けるのか 作家・ジャーナリスト 門田隆将 - 産経ニュース
 「敵基地攻撃能力論への批判(専守防衛を逸脱し違憲の疑い、かえって軍事的緊張を助長するなど)」について「中国を利する!」だそうです。
 いや、びっくりですね。
 日中関係に配慮して政府、自民党は「特定の国を想定してない(と言いながら想定対象が北朝鮮らしい事を示唆)」としているのに「北朝鮮を利する!」ではなく堂々と「中国を利する!」。
 正直、自民党も「ありがた迷惑」でしょう。
 

台湾、対等な対話呼び掛け 中国指導部に、新年談話 - 産経ニュース
 中国政府からすれば

「中国べったりの馬英九前政権と私は違う」としてさんざん反中国的態度(例:米国からの武器購入、香港デモでの中国非難など)を取っていたくせに何が「対話の呼びかけ」だ。ふざけんな!。お前本気で対話する気があるのか!。そもそも何が対話したいんだ!。その点がはっきりしない限り対話なんか出来るか!

でしょうがそれはさておき。
 どこまで蔡が本気かはともかく、彼女が「対話」を呼びかけてる点が重要ですね。彼女も公然と「中国と対話など必要ない」というほど無茶苦茶では無いわけです。