「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年1/2分:荒木和博の巻)

初夢【調査会NEWS3381】(R03.1.2): 荒木和博BLOG
 書いた荒木ですら

 ちょっと長いので、正月休みでお時間のある方だけ御一読いただければ幸いです。

という「読む価値もない」「突っ込む気にもあまりならない(とはいえ後で自衛隊の話(1月2日のショートメッセージ): 荒木和博BLOGについてコメントする際に「自衛隊による軍事的恫喝」という与太については簡単に突っ込みますが)」どうでもいい馬鹿馬鹿しい与太話です。だからこそ「初夢」というタイトルの訳です。「初夢」などと抜かしてこんな与太を書く暇があるなら「拉致被害者帰国の現実的な策でも出してみろ」と言う話です。


自衛隊の話(1月2日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和3年1月2日土曜日のショートメッセージ(Vo.275)。考えてみれば変な名前の「自衛隊」についてお話ししました。今日のメルマガ「調査会ニュース」もあわせてご覧いただけると幸いです。

・ちなみに「警察予備隊(当初から警察予備などと言える代物ではありませんが)→保安隊→自衛隊」ですね。「専守防衛」を建前とするが故に「軍隊」と言う呼び方が避けられていることに注意が必要です。もちろん戦前の日本軍は「専守防衛の軍事組織」ではなく、だからこそ「真珠湾攻撃」のような先制攻撃も行うわけです。
・5分30秒程度の動画です。
 いつもながら荒木の腐れカス振りには呆れますね。
 「軍隊」ではなく「自衛隊」という名前で「専守防衛」を建前としているから北朝鮮に軍事力で恫喝が出来ない、「(拉致問題で)日本の言うことに応じないとただではおかない」と北朝鮮の近くで軍事演習するなどして恫喝すれば拉致問題は解決するのでは無いかと放言する荒木です。
 つまりは

今日のメルマガ「調査会ニュース」もあわせてご覧いただけると幸いです。

とは今日のメルマガ初夢【調査会NEWS3381】(R03.1.2): 荒木和博BLOG

宋日洪*1北朝鮮
 「元山沖にお前らの軍艦が来ているそうじゃないか。戦争でもするつもりなのか!」
竹島*2(日本)
 「とんでもございません。日本国憲法9条に『陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない』と書かれております、日本には軍隊はございませんし、軍艦など1隻もありません」
宋日洪
 「しかし元山沖に…」
竹島
 「いえ、あれは自衛隊であって軍隊ではございません」
 竹島は相変わらず無表情に言った。
 「防衛省は、(ボーガス注:国会答弁などで)『自衛隊による救出活動には、国際法と我が国憲法上の制約があるため、これ以上の自衛隊の活用には限界があることは事実ですが、今後とも、政府全体として、拉致被害者の救出のために何ができるかについて、不断の検討を継続してまいります*3』と言っています。貴国を威嚇するなどしてきていないことはご案内の通りでございます」
 ドアがノックされ、秘書がさらに青い顔をしてメモを持ってきた。それには海自のイージス艦がミサイルを発射したと書かれていた。
 宋の言葉が急に丁寧になった。
宋日洪
 「大使、そうおっしゃいますが軍艦、いや護衛艦がミサイルを発射したとの報告が入っております。これはわが国に対する威嚇ではないのですか」
竹島
 「いえ、そのようなことは憲法9条で禁じられております。宋大使、あれは『自衛隊』でございますよ。貴国を侵略するはずがないじゃございませんか」
 秘書がまたメモを持ってきた。宋日洪の声が震えていた。
宋日洪
 「わが空軍の戦闘機をあなたのところのF15が撃墜した…」
竹島
 「大使、何度も申し上げておりますが、わが国は憲法の制約があって戦争はしないのです。ただ、専守防衛でございますからね、脅威となる場合には排除することもあるのでございますよ。ああ、そういえば拉致も脅威といえば脅威でございますねえ」
宋日洪
 「わ、分かった」
 宋日洪は深呼吸をして言った。実はこれが最後に出すことになっていたカードだった。
 「金正恩同志はいつでもあなた方の総理と会う用意があります。総理も条件を付けずに向き合うと言われていることですし、ぜひ平壌においでいただきたい」

ということで「軍事力による恫喝」が書いてあるわけですが、「自衛隊で恫喝する」なんて馬鹿な真似は余程の極右でない限り、いかにアンチ北朝鮮でも賛同しないでしょう。北朝鮮の反発はもちろん、「中国、ロシア、韓国」の反発も確実ですし、国内からも「無謀だ」「違憲では無いのか」といった批判が確実に出る。
 安倍(前首相)や菅(現首相)が幹部を務める右翼政党・自民党ですら「自衛隊北朝鮮を恫喝しよう」とはさすがに思ってないでしょう(実際、今までそんなことは政府として実行していません)。
 米国、韓国だって「米韓合同軍事演習(この演習の是非については論じません)」はしても荒木が「初夢」として書いたレベルの無茶苦茶な軍事行動なんか北朝鮮相手にしないわけです。
 そして荒木がこんな馬鹿なことを言うこと自体が「拉致被害者帰国の展望がない」と自白しているのも同然です。
 荒木のようなキチガイ人格障害?)がでかい面をしてるから拉致が解決しないのだと改めて実感します。

*1:朝日国交正常化交渉担当大使(宋日昊 - Wikipedia参照)

*2:荒木の作り上げた架空の存在であり、実在の人物ではありません。

*3:当然ながらこうした答弁をしている以上「自衛隊で恫喝」など出来る話ではありません。