2020年は投獄されたジャーナリストが最多を記録 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年1月3日付記事)
「今日も冒頭に同じ事を書いていますが(正直飽きつつありますがしつこく続けます)」タイトルから分かるように今日の高世記事も拉致はなぜ見過ごされてきたのか6 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2020年12月7日付記事)の続きではありません。高世もいい加減、(つづく)としている拉致はなぜ見過ごされてきたのか6 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2020年12月7日付記事)を放置しないでとっと終わらせたらどうなのか。
それとも、もはや「続ける気が無い」のか。ならばはっきり「続けません」と書くべきでしょう。
(つづく)としながらいつまでも放置する高世の気が知れません。しかも拉致問題は「現在はともかく、少なくとも過去においては高世のライフワークだった」はずなのに。
アメリカに「ジャーナリスト保護委員会」CPJ-Committee to Protect Journalistsという団体があり世界でのジャーナリストへの迫害、弾圧状況を調査し救援している。
CPJによれば、2020年、投獄されたジャーナリストが274人で、これまでで最多になったという。以下、ウェブサイトに掲載された記事から。
収監されたジャーナリストの人数が多いのは
中国47人、トルコ37人、エジプト27人、エリトリア16人、イラン15人、ベトナム15人、ロシア10人、ベラルーシ10人など。
注意しないといけないのはおそらくこれは
1)公式に投獄が確認された物(秘密裏に投獄した物は『謎の失踪』になるのでカウントされてない)のみ
2)政府によるジャーナリストへの圧力、迫害のウチ、「国外退去処分(外国人ジャーナリスト)」「(投獄なしの)刑事訴追」「民事提訴」「(ジャーナリストの所属企業に圧力をかけることによる)解雇処分」などは「投獄でない」のでカウントされてない
ということですね。
一つの判断基準にはなりますが「ここに名前が挙がった国には問題がある」とはいえても「名前が挙がらない国には問題は無い」とはいえないでしょう。
高世も
アメリカはゼロだが、人種差別や警官の過剰な暴力に対する抗議デモの取材したジャーナリスト110人が拘束または訴追された。
と書いているとおりです。
もちろん「投獄以外にも迫害手段がある」ので「中国で迫害されてる記者は全部で47人(以下略)」という話でもない。
さてここで「俺的に」重要なのは
1)高世がやたら敵視する中国以外にも沢山の国の名前があると言うこと
2)「共産党一党独裁の中国、ベトナム」「軍事独裁のエジプト」の名前もあるが(様々な問題点はあるとは言え)一党独裁ではない、「一応、複数政党制の国家」でNATO加盟国のトルコの名前があること
ですね。つまりは「世界の民主化」とはなかなか難しい問題があると言うことです。
米国のトランプ大統領がさんざんプレスを誹謗中傷し、エジプトのシシ大統領のような独裁者を持ち上げるなどしたことが危機を永続させている。
トランプの無茶苦茶さが「助長」はしてるのでしょうが、例えば「シシ軍事独裁政権」については「オバマ政権」もその存在を事実上容認し、ろくに非難もしなかった(もちろん経済制裁などもしない)ので全てをトランプのせいに出来る話では全くありません。
先日、タイの反政府行動にかかわる失踪が(ボーガス注:NHKBSの『国際報道2020』で)ニュースになっていた。
2014年、タイで軍事クーデターが起きると、民主化運動の活動家だったワンチャルムさんは拘束を恐れ隣国カンボジアに逃れて軍事政権批判を続けていた。
その後、タイにいる姉のシタナンさんがワンチャルムさんから身の危険を訴える異様な電話を受け、ワンチャルムさんは消息を絶った。
タイ捜査当局が取り合ってくれないため、シタナンさんはカンボジアにも行き、当局に協力を訴えたが何の進展もないという。
誘拐または殺害の可能性を疑わせる事例だ。
ASEAN人権議員連盟のテディー・バギーラ氏は、ワンチャルムさんのようなケースでは、(ボーガス注:カンボジアとタイの)政府機関同士の協力も疑われるという。
観光などで日本人が親しんできたタイ、ベトナム、フィリピンなどでこうした非道がまかり通っていることに注意したい*1。
タイでは、2013年から2018年までで王室批判をして99人もが逮捕されている。
いまタイは、民主化運動が王室批判に踏み込んでいる。今後、注視が必要だ。
高世が敵視する北朝鮮や中国などには「民主化運動を応援したい」「日本政府は中国をもっと非難しろ」「習近平の国賓訪問など論外だ」などと書くのにタイ相手には「注意したい」「注視が必要」程度で済ますとは高世も全くデタラメな男です。まあそう言うデタラメな男だからこそ会社(ジンネット)も倒産したんじゃ無いか。