高世仁に突っ込む(2021年1/9日分)

◆高世のツイート

高世仁リツイート
Toshi Ogata (尾形聡彦*1
 菅首相会見。コロナ禍は急速に悪化しているのに、記者が菅氏を追及する姿勢は、安倍首相会見時よりもずっと緩くなっていると感じます。会見の打ち切りに対し「質問させて」と声を上げる記者も、曖昧な答えを質そうとする記者もいない。

 「安倍政権官房長官時代から続く」菅の恫喝体質に怯えてるということでしょうがよくもまあ「救う会や家族会の恫喝体質に怯えて太鼓持ち幇間しかしてこなかった」高世がこんなリツイートを出来るもんです。高世の恥知らず振りにはいつもながら呆れます。高世には「お前はとにかく故郷の山形へ帰れ、二度と東京に出てくるな。もちろんジャーナリスト気取りの活動も完全に辞めてくれ」と言いたい。
 田中均氏が退官に追い込まれたこと、そうした事態を生み出した「救う会や家族会の恫喝体質(田中氏への不当なバッシング)」を批判した高嶋伸欣琉球大学名誉教授の著書名は『拉致問題で歪む日本の民主主義』(2006年、スペース伽耶)ですがそうした、高嶋氏のような救う会、家族会への批判認識は高世には無いのか。
 「菅の恫喝」を助長し、民主主義をゆがめたたのは「救う会や家族会の恫喝体質」や「それによる田中氏の不当な退官」などであり、それに加担した「救う会、家族会の太鼓持ち」高世では無いのか?


「戦力の逐次投入」にすぎない緊急事態宣言 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年1月8日付記事)
 「今日も冒頭に同じ事を書いていますが(正直飽きつつありますがしつこく続けます)」タイトルから分かるように今日の高世記事も拉致はなぜ見過ごされてきたのか6 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2020年12月7日付記事)の続きではありません。高世もいい加減、(つづく)としている拉致はなぜ見過ごされてきたのか6 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2020年12月7日付記事)を放置しないでとっと終わらせたらどうなのか。
 それとも、もはや「続ける気が無い」のか。ならばはっきり「続けません」と書くべきでしょう。(つづく)としながらいつまでも放置する高世の気が知れません。しかも拉致問題は「現在はともかく、少なくとも過去においては高世のライフワークのだった」はずなのに。
 さてこの後もいつも通り俺が「反吐が出るほど大嫌いな高世」「人間として全く評価してない高世」に悪口雑言することにします。

「暴民が国会議事堂を打ち壊し アメリカ式民主主義は失敗した!」
 勝ち誇る中国。
 ロシアメディアは7日、トランプ米大統領支持派による連邦議会議事堂占拠を詳細に報じ「米国はもはや他国に民主主義を押し付ける資格を失った」と論評した。

 「勝ち誇るも何も事実」でしょうよ。だから「中露が正しい」「独裁でも構わない」という話でもないですが。結局民主主義とは「多数決にすぎない」ので「多数派がバカ」なら今回のような「民主主義の失敗」が起こりえます。
 「民主主義」とは「多数決の方が多くの人が納得するだろうから、独裁よりいいんじゃね?」「何が正しいか、常に客観的に正しく決めることが出来る方法ってないし」つう価値観によるもんでしかない。「何が正しいか、常に客観的に正しく決めることが出来る方法(コンピューターの機械的な分析?)」があればそれを採用しますが、それがないから「多数決の方が多くの人が納得するだろうから、独裁よりいいんじゃね?」で民主主義をしているに過ぎない。
 極論すれば「独裁であっても民主主義より結論は正しい可能性」はある。「有能で公平無私な独裁者」の方が「無能で私利私欲しかない民衆」よりも「正しい決断が出来る」可能性はある。つまり、民主主義を正常に機能させるには「国民一人一人が有能で公平無私であろうとする責任感」を持って動くことが必要です。それがなければ民主主義は容易に衆愚政治に転落する。それと「民主主義の正常な運営」に話は限りませんが、人間社会で大事なことは「ルールは守る」ということですね。今回の行為(上院襲撃)が暴挙なのは「そもそもルール違反」だからです。「民主主義であること」は「ルール違反」を正当化しない。

アメリカファースト、愛国者を誇示するトランプこそ、亡国の徒だった。

愛国者を名乗り、勝ち目のない対米戦争を「勝ち目がある」と誤った認識で開戦したあげく、多くの人間を戦死させ、国土を焼け野原にした戦前日本ウヨ
愛国者を名乗り、「日本の名誉を回復する」として河野談話否定論、南京事件否定論を放言し、かえって日本の国際的評価を落とす産経ら戦後日本ウヨ

など日本でもその種の「亡国の輩」は全く珍しいもんではありません。
 それにしても「戦力の逐次投入(小出しの投入)」ねえ。物事は「一気に大量投入すれば良い」という単純なもんではない。また、1)そもそも「国力の違い」から「逐次投入」しかできなかった(出し惜しみしたわけではない)、2)「大量投入したところ」で「米軍に比べれば結局弱小な軍事力」なのでたぶん結局は負けたでしょうが「米軍の巨大戦力」に対して、逐次投入しか出来ず「巨大な米軍戦力」に惨敗し続けたのが戦前日本軍です。まあ、「米軍に比べれば結局弱小な軍事力」なのでそもそも「勝ち目が乏しく」、戦争を仕掛けたこと自体が愚劣ですが。
 しかし仮に高世の批判「戦力の逐次投入」が正しいとしても、「戦力の逐次投入」ならまだましで「事実上何もやってない」のが拉致問題です。
 小泉訪朝後に救う会や家族会の暴論に小泉内閣が屈して「経済制裁」などしてしまったことが本当に嘆かわしい。
 あの時に一気に「日朝交渉を進展させてれば」こんな拉致敗戦は無かったでしょう。
 「世論の批判に抵抗しきれず渋々」にすぎないとはいえ、「コロナ拡大予防にそれなりに効果があるであろう緊急事態宣言を発令し、また、高世や野党などが批判するように仮に不十分であるにしても一定のコロナ不況対策を打ち出した菅」の方が「拉致解決に何ら役立たないどころかむしろ逆行する経済制裁を主張し、小泉訪朝後18年にも及ぶ拉致敗戦を招き、しかも未だに反省の弁を述べない高世」よりも「人間として何倍もマシでは無いか」と俺は思います。
 それは「菅が立派だ」ということではなく「高世が菅に劣る人間のクズ、カスだ」「高世のジンネットが倒産して本当に良かった。この際、高世にはメディア業界から完全に消えて欲しい。早く郷里の山形に帰って二度と東京に出てこないで欲しい」「高世と付き合える人間はまともではない人間のクズ、カスだ」と俺が評価してるということですがたぶんそう言ったら、高世や「高世の友人連中」は「菅と一緒にするな!」と怒り出すんでしょうね。

 国会の議員運営委員会での事前説明には、肝心の菅首相は姿を見せずに西村康稔経済財政・再生大臣だけが応対。これで首相の本気度が分かるというもの。

 やれやれですね。その理屈なら「ジンネット倒産後」には「拉致問題についてほとんど論じなくなった高世」は「拉致問題への本気度が分かる」といえるでしょう。結局、高世の「拉致への関心」は「拉致を利用したジンネットの金儲け」でしかなかったわけです。だから「拉致でカネが儲からない今」、ためらいなく拉致言論から撤退する。拉致の代わりに高世が「金儲けの種」にしようとしている「物の一つ」がコロナなのでしょう。まあ、ジンネットを潰した無能な高世ではどれだけ儲かるかは疑問ですが。
 そして「国会でそれなりに議論するだけコロナはマシ」で「外交上デリケートな問題なので答弁は控える」としか与党が答弁しないため、野党が既に何ら質問しなくなってる、マスコミもほとんど報じなくなってる悲惨な状態が今の拉致問題です。過去に「拉致問題をライフワークにしていたはず」の高世は「拉致問題の今の惨状」について何か思うところはないのか。

 「検討していきたい」って・・宣言をすでに出しているのに。

 「検討していきたい」と言うだけコロナはまだマシで、「どうせ何やったって救う会や家族会が言いがかり付けるだけなんだから、奴らがああしろ、こうしろと要望がない限り何もしなくて良いぜ。今のところ奴ら『制裁続けろ』しか言わないから制裁続けるだけで良いだろ。余計なことをして奴らに攻撃されて、退官に追い込まれた田中均氏みたいに酷い目になったらかなわん」で放置状態なのが拉致です。高世は「拉致問題の今の惨状」について(以下略)。

さらに驚くのは、宣言の目的は感染を終息させることではないということ。
 「今回の宣言とこれに基づく措置で、本当に感染を大幅に減らすことができるのか、どのような場合に宣言を解除するのかについても具体的にお示しください」(立憲民主党 枝野幸男代表)
 「ステージ3の指標(東京は週平均)500を何とか目指して対応をとっていきたい。」
 東京が1日500人平均になればそれでOKって、何を考えているのか。

 菅の答弁も「こういう条件で解除する」という「枝野の質問に対するかみあった答弁」に全くなってないので「何だかなあ?(呆)」と思いますが、高世の引用を見る限り、これは高世の曲解ですね。
 菅の主張は「東京が1日500人平均になればそれでOK(宣言を解除する)」ではない。
 菅の主張は「状態がどうなれば宣言を解除できるのか、現時点で言えない(政府有識者会議で明確な見解を決められなかった)」と言うだけの話です。これが「有識者会議で意見が本当にまとまらなかった」のか、「方針を明確にしないことで1ヶ月後にフリーハンドにしたいという菅の思惑に過ぎない」のかはともかく。
 菅の主張は「とにかく緊急事態宣言で当面の目標は東京が1日500人平均。これから1ヶ月でできるだけ感染者を減らす。1ヶ月後に解除できるかどうかはその時に決める。現時点では決まった方針は何もない。例えば1日500人平均に下がったとして、解除するのかしないのかは1ヶ月後に決める」ということでしょう。
 「そんなんでいいのか?」とは思いますが菅は一言も「東京が1日500人平均になればそれでOK(宣言を解除する)」とは言っていない。

自民党観光立国調査会は7日、党本部で観光業界関係者との意見交換を行い、新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除後に観光支援事業「Go Toトラベル」を速やかに再開するべきだとの考えで一致した。来週にも政府に提言する。会合には(ボーガス注:GOTOトラベルの仕掛け人とされる観光族議員の)二階俊博幹事長も出席した。》

 高世も批判していますが無茶苦茶ですね。
 「緊急事態宣言解除=完全なコロナの終息」ならそれでもいいかもしれない。しかし現時点において菅は「どうなれば解除するか決めてない」と言ってるのだから「完全に終息して無くても解除」の可能性がある。それでどうして「宣言解除後の速やかなGOTOの再開」になるのか。
 まあ、さすがにこんな提言を菅も受け入れるか疑問ですが。

*1:現在、朝日新聞サンフランシスコ支局長。著書『乱流のホワイトハウス:トランプvs.オバマ』(2017年、岩波書店)。こう言うだけマシでしょうが、尾形氏も新聞記者の一人である以上「東京新聞の望月記者」のように自ら戦う姿勢が求められます。このツイートで終わりでは話にならない。