高世仁に突っ込む(2021年1/13日分)

時短要請を拒否する焼鳥屋の言い分 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年1月12日付記事)
「今日も冒頭に同じ事を書いていますが(正直飽きてるので今回で辞めにします、今後はその代わりに香港 国安法に屈しない人々1 - 高世仁の「諸悪莫作」日記について当面「1の続きの2はないの?」と突っ込む予定です)」タイトルから分かるように今日の記事も拉致はなぜ見過ごされてきたのか6 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2020年12月7日付記事)の続きではありません。高世もいい加減、(つづく)としている拉致はなぜ見過ごされてきたのか6 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2020年12月7日付記事)を放置しないでとっと終わらせたらどうなのか。
 それとも、もはや「続ける気が無い」のか。ならばはっきり「続けません」と書くべきです。
 (つづく)としながらいつまでも放置する高世の気が知れません。しかも拉致問題は「現在はともかく、少なくとも過去においては高世のライフワークだった」はずなのに。まあ、もう「続ける気が無い」んでしょうね。
 またタイトルから分かるように今日の記事は香港 国安法に屈しない人々1 - 高世仁の「諸悪莫作」日記(2021年1月10日付記事)の続きでもありません。

香港 国安法に屈しない人々1 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 香港 国安法に屈しない人々1

となっていますが、文末に「つづく」はなかったので結局「2」以降はないんですかね。だったら最初から「1」なんてつけるな、と思いますが。

 菅内閣支持率がまた急落。

 とはいえ未だに「支持率40%」なので俺的には「まだ高い」「支持してる奴はアホか」ですね。とっとと「30%」や「20%」に突入して、菅に退陣して欲しいところです。

 11日の昼食を食べながらワイドショーを観ていたら、時短営業には応じないと決意した新宿の焼鳥屋の70歳過ぎのおやじさんが、顔も名前も晒して出ていた。
 「去年すでに3000万円の融資を受けてしのいできたが、使い果たしました。利益を出さなくてはこれを返すこともできません。3店で35人の従業員を抱えていて、時短営業を続けていったら店はつぶれてみんな食えなくなります。
 今の政府のやり方では、緊急事態宣言の1ヵ月では絶対にコロナは収束しません。従業員の生活を守るためにも、時短要請はお断りします・・。」
 おやじさんは、雇用調整助成金などは申請しなかったという。どうしてですか、とのスタジオからの質問に「申請をあきらめた」という。
 「申し込みはオンラインで、と言われても我々年寄りはどうしたらいいか分からない。説明を聞くと、行政書士を頼まないととてもできないようだと思い、行政書士を当たってみたが、お得意さんだけで手いっぱいで新しいお客さんはめんどう見られないと言われた。」
 まったくそのとおり。
 国の助成金の申請がとてもめんどうで多くの事業者が申請を断念したとは聞いていたが、政府の施策の冷たさを切々と訴えるおやじさんに深く頷いた。
 これじゃ、内閣支持率が下がるのは当然だ。

 こういう人物を俺は責める気にはなれないですね。
 彼としても「時短要請するなら、補償金をちゃんとつけるとか、雇用調整助成金などの申請をしやすくするとか、時短したくなるような策を打てよ!」と言いたくてこういう態度に出たわけで「何が何でも営業強行」でもないでしょう。
 かつ現状では「営業を強行しても客が来るか分からない(そもそも時短対象外の8時前でも客は必ずしも多くない)」わけで、彼としても「時短して潰れて後悔するぐらいなら強行する。政府は、店名公表でも罰金でもしたければすればいい!」という「怒りの表現」でしかないでしょう。
 やはり「時短要請に応じるところ」は「余裕のあるところ」ではあるんでしょう。「菅を未だに支持する連中」もそう言う意味では「余裕がある」んでしょう。高世が紹介する焼き鳥屋店主なんかは菅支持ではないでしょうし。

 日本政府はワクチンを切り札に東京オリンピックをやると言ってるが、接種がはじまるのは早くて2月下旬だそうだ。
 主要国で接種がはじまっていないのは日本だけで、この大幅な遅れが問題にならないのはなぜ?

 とはいえ
1)「主要国(というか、G7などのいわゆる経済先進国)」でも「全国民にワクチンが接種されたわけではないこと(後述しますがそもそもワクチンの供給量自体が必要量に比べて圧倒的に少ない)」
2)「ワクチン価格の高騰」もあって、発展途上国について言えば多くはワクチン接種してないこと
3)ワクチンの効果は未だ明確で無いこと、特にワクチン開発後に登場した変異種への効果が明白で無いこと(1,3の理由からこそワクチン接種を始めた先進国においてもマスク着用などの感染防止策は今も続行中)
には注意が必要です。

イスラエルのワクチン接種、世界最速ペース 3週間で国民の2割に - 毎日新聞
 昨年12月20日に3週間の間隔で2回必要とされる米製薬大手ファイザー製のワクチン接種を開始。約3週間で国民の約2割が1回目の接種を終え、今月10日には2回目の接種が始まった。

という「世界最速ペースの接種」イスラエルですら「国民の2割」にとどまるわけです。
 また、高世のように単純に「先進国はワクチン接種が進んでてスゴイ」でいいのかどうか。
 「先進国は自分さえ良ければ良いのか?、発展途上国を見すてるのか!」「発展途上国へのワクチン供給をどう行うべきか?」という視点も必要かと思います。もちろん「発展途上国国民の人権も大事」ですが、それ以前に「先進国の接種だけではコロナは撲滅できない」でしょう。
 いや、まあ、「将来はともかく現時点では」それだけ「ワクチン供給量に余裕がない」と言う話ではあるのですが。
 昨日のTBSラジオ森本毅郎スタンバイ!」によれば実はワクチンは「2回接種が原則」だそうですが、供給量が少ないために「1回接種でもそれなりの効果がある」ということで多くの国が「1回接種で多くの人間に接種すること」にしたそうです(一方、ファイザーなどワクチンメーカーは「あくまでも2回接種が原則であり、1回接種でトラブルが起きても面倒見切れない」「1回接種したいなら止めはしないがそんなことを推奨してないので、問題が起こっても自己責任でお願いしたい」としています)。
 ということで「ワクチン接種が進まない点」について「菅は無能」と批判して何ら問題ないとは「一応」思いますが、とはいえ「GOTOで感染を助長したこと」などに比べれば「ワクチン接種の遅れ」については俺個人は菅を批判する気は「それほど批判する気は無い」です。
 そもそも供給量が少なすぎるために「他の国も接種が順調に進んでるわけではない」ので。
 なお「ワクチンの効果は未だ明確で無いこと」を考えれば現時点で

日本政府はワクチンを切り札に東京オリンピックをやると言ってる

なんてのは無茶苦茶です。
 早晩「再度の1年延期」か「中止」を発表せざるを得ないのでは無いか。