「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年1/14分:荒木和博の巻)

アベック・夫婦・親子 複数で拉致されるケースについて(1月14日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和3年1月14日木曜日のショートメッセージ(Vol.287)。2人以上で失踪するケースは1970年代に集中しています(石川の安達俊之さんと同僚女性だけが1981年)。政府認定のアベック拉致3件未遂1件も皆1970年代です。その意味について、そしてそもそも拉致が意味のないことについてお話ししました。

 8分30秒程度の動画です。なおお断りしておけば「夫婦、カップル(アベック)、親子の拉致」と言う場合「蓮池夫妻」「地村夫妻」「増元るみ子、市川修一」(以上、カップル)、「曽我親子」(以上、親子)といった「政府認定拉致」に話を限るべきなのは言うまでもありません。
 国内で既に40人も発見されており、その中には「明らかな事故死」「自発的失踪」「北朝鮮と全く関係ない他殺(足立区女性教師殺人事件 - Wikipedia)」も含まれてる特定失踪者はもちろん論外です。
 荒木の言う「石川の安達俊之さんと同僚女性」はもちろん「特定失踪者」なので「事故」か「犯罪被害」か「自発的失踪(自殺を含む)」かはともかく「北朝鮮拉致の可能性」などなく論じること自体が馬鹿げています。
 さて「複数の拉致」云々と言い出す荒木ですがそんなことは勿論どうでも良いことです。
 「何故、一人では無く、複数拉致したのか*1」なんてことは分かりようが無い*2し、分かったところで「拉致被害者の帰国」につながるわけでは全くない。
 「何故複数拉致したのか」なんてことは当然ながら「拉致被害者の帰国」と言う意味では、議論する意味は全くない。
 大事なことはそんなことではなく、「拉致被害者を帰国させるためにはどうすべきか」という話です。
 にもかかわらず、何故、荒木がそんな「どうでもいいこと」を議論するかと言えばそれこそ「拉致被害者の帰国のために出来ることが荒木には何もないから」です。
 「拉致被害者の帰国のために出来ることが荒木には何もないから」こそ「どうでも良いことを言い出してやってる振りをする」。
 受験勉強をすれば良いところ「突然、部屋の片付けを始める受験生」みたいな代物が荒木ら救う会でしかない。
 まあ、それはともかく、荒木曰く「北朝鮮にとって拉致に何か大きな政治的意味があったのか、大して無かったのでは無いか」「拉致(特に横田めぐみ氏のような中学生の拉致)などして日本人の反感を買った北朝鮮は愚かでは無いか」。
 まあ、そんなことは荒木に言われずとも俺だって思うことです。正直、大して意味も無かったのでは無いか。だからこそ「北朝鮮は、遅くても金賢姫のいわゆる李恩恵証言以降(1990年以降)はおそらく拉致をしていない」し、ついに小泉訪朝で「拉致を認めた」わけです。
 一方で荒木は「北朝鮮にとって拉致に何か意味があったのか」と言いながら、恥知らずにも「今後も北朝鮮は拉致をするかもしれない」とデマを飛ばしていますし、小泉訪朝後の失踪者も特定失踪者認定しています。「北朝鮮にとって拉致に何か意味があったのか」と言うなら「小泉訪朝で拉致を認めた以上、北朝鮮はもはや拉致をしないだろう」と言うのが常識人ですが「人格障害」「サイコパス」荒木にはそう言う常識は通用しません。
 どっちにしろ、「北朝鮮にとって拉致に何か意味があったのか」「拉致(特に横田めぐみ氏のような中学生の拉致)などして日本人の反感を買った北朝鮮は愚かでは無いか」なんてことを云々することも「拉致被害者の帰国」には何ら関係ないことです。
 「どうでも良いことを言い出してやってる振りをする」&「アンチ北朝鮮の荒木が『北朝鮮は無意味なことをして日本人の反感を買ってバカだな』と悪口してうさばらしする」程度の話でしかありません。荒木のようなバカとつきあって、蓮池透氏と敵対するような愚劣な行為を家族会がするから拉致はいつまで経っても解決しないわけです。俺は家族会の連中には「軽蔑」「憎悪」「憤激」といった「負の感情」しか、もはや感じていません。

*1:それにしても荒木が「反物事案(横田早紀江拉致未遂)」なんて与太をこの動画で未だに飛ばし、「複数拉致の特殊ケースでは無いか」などと抜かしてるのには心底呆れますね(反物事案については例えば絶句するほどひどい(拉致問題って、ここまでネタがないのかと思う) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)。

*2:まあ「複数拉致した方が、片方を人質にとって逃げづらくできると思ったのだろうか」なんてことは俺にも想像が付きますが、実際どうかはわかりませんし、拉致被害者の帰国という意味ではどうでもいい話です。