クイズ(この女の子は誰?)(追記:見事に(?)外しました)

 クイズ(この女の子は誰?) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)に回答してみます。

 それではクイズを1つ。この女の子は誰でしょう?
 番組名を書いちゃうとすぐ調べられて誰かわかっちゃいますので、番組名は解答を書く明日に一緒に発表するとして、多少ヒントを書いておきます。
 番組は1974年の放送です。この女の子は、ある時期は一世を風靡したといって過言でないくらいの人気がありました。現在も現役の芸能人です。歯に注目。ヌードも発表しました。
 少しヒントが多すぎるかな? 

 正直「ノーヒント」で「顔写真だけ」では「ファンではない俺」にはとても回答は出来ません。
 で回答ですが「杉田かおる」でしょうか。明日の「回答発表」で正解かどうかが分かりますが。

【回答に至るまでの流れ】
 まず

この女の子は、ある時期は一世を風靡したといって過言でないくらいの人気がありました。現在も現役の芸能人です。

と言うヒントで

◆『パパと呼ばないで』(1972~1973年、日テレ:石立鉄男と共演)、『雑居時代』(1973~1974年、日テレ:再度、石立鉄男と共演)、『水もれ甲介』(1974~1975年、日テレ:三度、石立鉄男と共演)、『3年B組金八先生』第1シリーズ(1979~1980年、TBS)、『池中玄太80キロ』(1980年、日テレ)の杉田かおる (1964年生まれ)
◆『家なき子』(1994年、日テレ)、『家なき子2』(1995年、日テレ)の安達祐実(1981年生まれ)
◆『マルモのおきて』(2011年、フジ)の芦田愛菜(2004年生まれ)

が俺には思い浮かびました(というより、芸能界に疎いので、それくらいしか思い浮かばなかった)。
 しかし、1974年放送ですから「まだ生まれていない」安達や芦田ではあり得ません(「そもそも顔が違うだろ」と言われそうですが)。ということで「杉田では無いか」と暫定的(?)に「決定しました」。
 1974年放送ならちょうど杉田出演の『雑居時代』、『水もれ甲介』が時期的に該当します。
 杉田かおる - Wikipediaによれば「2013年の結婚後は芸能活動をセーブしている」とはいえ、現在も杉田は一応芸能人ですし、ヌードも発表しています。とはいえ、正直「今ひとつ自信が無い」のは否定できません。

【追記】
 クイズ(回答編) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)ということで回答は「伊藤つかさ(1967年生まれ)」でした。
 出演作品はバーディー大作戦 - Wikipediaですがレギュラーというわけでは無く「一話のゲスト出演」のようです。
 見事に大外しですね(苦笑)。「一世を風靡した」で「伊藤つかさの名前が頭に出てこない」辺りが敗因です。
 クイズ(この女の子は誰?) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)コメント欄にはちゃんと「伊藤つかさ」と正解した方が居るので「写真だけでは正解は無理」にしても伊藤ファンにとってはあのヒントで充分正解は可能だったわけです。
 まあ、俺的には「伊藤つかさ」というと彼女の子役やアイドルとしての出演作品よりはドラえもんにおいて「人気アイドル・伊藤翼」として何度も登場していることが印象深いですね。
 ちなみに子役と言えば「パーマン三号(パー子)」の正体が天才子役「星野スミレ(『ドラえもん』のおはなしをドラチャン探偵団が徹底調査!|ドラえもんチャンネルが指摘するようにドラえもんにも何度かゲスト出演)」というのもなかなか面白い設定だったかと思います。

参考

ドラえもんの登場人物一覧 - Wikipedia
◆伊藤翼
・声
 野村道子*1(1982.12)→荘真由美*2(1985.11 - 1986.8)→深雪さなえ*3(1992.11)→池澤春菜(2003.3)→倉田雅世(2006.5 - )
 大人気のアイドルで、歌手・女優業両方で活躍する。ドラえもんたちと直接絡むことはほとんどないが、劇中の至るところで名前や写真が出てくる。自身が乗った車がのび太に泥をかけてしまった時は、車から降りて謝るなど心の優しい人物( テレビアニメ「あらかじめアンテナ」2016年10月28日放送)。
 ドラえもんのび太たちも大ファンであり、ジャイアンは友達から貰った生写真を見せびらかし (てんとう虫コミックス第37巻「アトカラホントスピーカー」)、スネ夫はファンクラブの幹部を務め、「つばさちゃんへのホットなレター」コンクールで優勝したりしている(てんとう虫コミックス第35巻「ジャイアンへのホットなレター」)。ドラえもんのび太たちの住む町内には、小学校時代の恩師の家がある。当初は子どもっぽい性格だったが、連載が進むにつれて次第に成長し、後半では知的な大人の女性に変貌している。
 テレビアニメ「友だちになってチョンマゲ」(2009年6月12日放送)では、ひみつ道具「七人の知り合い」の効果によりのび太と知り合いになり、快く握手したりサインを贈っている。

 連載当時ならともかくテレビアニメ「友だちになってチョンマゲ」(2009年6月12日放送)、「あらかじめアンテナ」(2016年10月28日放送)を見ている子どもたちはもちろん「伊藤つかさ」のことは知らないでしょう。

伊藤翼 | ドラえもん Wiki | Fandom
◆伊藤翼
伊藤つかさ」のパロディ版。
伊藤つかさ:東京都生まれの女優。「劇団いろは」に入団し、ドラマで子役として出演した。1980年の『3年B組金八先生』では生徒役として人気。1981年9月1日『少女人形』でアイドル歌手としてデビュー。時代劇にもレギュラー出演していた。かって、タモリが彼女の大ファンであったことがある。ドラえもんに登場する「伊藤翼」は彼女がモデルである(ウィキペディアによる)  
【登場作品】
てんとう虫コミックス・第30巻第2話『人気スターまっ黒け』(初出:小学五年生1983年1月号)
てんとう虫コミックス・第30巻第12話『へやこうかんスイッチ』(初出:小学四年生1983年6月号)
てんとう虫コミックス・第35巻第11話『ジャイアンへのホットなレター』(初出:小学六年生1983年12月号)
てんとう虫コミックス・第37巻第10話『アトカラホントスピーカー』など

『ドラえもん』のおはなしをドラチャン探偵団が徹底調査!|ドラえもんチャンネル
 若手アイドルの中では伊藤翼の人気が抜きん出ている。
 誕生パーティーに呼ばれたというスネ夫の話(実はウソ)に、うらやましさのあまり3人とも口をあんぐりと空けている(てんとう虫コミックス・第29巻 『翼ちゃんがうちへきた』)。
 ちなみにこの時は「伊東翼」だが、「伊藤翼」だったり「伊藤つばさ」だったりする
 丸井マリ、星野スミレ、伊藤翼の3人*4は男女の区別なくみんなから好かれているようで、(ボーガス注:ドラえもんの世界における)女性アイドルの3トップといえる。
 とりわけ猛烈な反応を見せるのはやはりドラえもんで、(中略)翼の誕生パーティーに呼ばれたというスネ夫のウソ話を本気でうらやましがったりと、なにかとエキサイトする姿を見せている(てんとう虫コミックス・第29巻『翼ちゃんがうちへきた』)。
 スネ夫は伊藤翼のファンクラブに入会して全国大会に出席したり(てんとう虫コミックス・第33巻『フィーバー!! ジャイアンF・C』)、「つばさちゃんへのホットなレター」コンクールで優勝してサイン入りパネルをもらったり(てんとう虫コミックス・第35巻『ジャイアンへのホットなレター』)、ファンクラブの幹部になって会の運営に携わったり(てんとう虫コミックス・第35巻『ジャイアンへのホットなレター』)と、翼マニアとしての活動を活発化している。

うわさをサキ鳥|ドラえもん|テレ朝動画
 情報通のスネ夫をうらやましがるのび太を見たドラえもんは、おもしろそうな話を集めてきてくれるという『サキ鳥』を取り出す。さっそく、“みんながおどろくような町の情報”を頼んだところ、肉の大安売りと、ジャイアンの家の店に人気アイドルが来店する情報が届く。
 二人があわててジャイアンの家へと向かうと、店に人気アイドル・伊藤つばさが本当に来ていた! サインをもらって大まんぞくののび太は、その後もサキ鳥から情報を集め、得意げにみんなに話し始める。
 ところが、調子に乗ったのび太がお見合いに何度も失敗している茂手内(もてない)さんのうわさを話しているところを、お見合い相手の女性に聞かれてしまい、そのせいで茂手内さんがふられてしまったから大変…!

ドラえもん感想(空飛ぶうす手のじゅうたん&うわさをサキ鳥) - 原子おはじき(藤子不二雄作品関連について語るブログ)
◆うわさをサキ鳥(アニメオリジナル)2016年4月29日放送分
 芸能界から町内までの様々なうわさ話で盛り上がる一同。
 のび太君も「青果店の茂手内(もてない)さんが38回目のお見合いをした」というママから聞いた情報を入れ込みますが、実はその情報はもう古く、逆に茂手内さんは先月39回目のお見合いをしたとの情報を教えてもらうハメとなり、スネ夫から「情報が古いんだよ、のび太君」と笑われてしまいます。
 そんなのび太君にドラえもんは「サキ鳥」というひみつ道具を出してくれました。
 3匹の鳥が1セットとなったこの道具。外を飛び回って面白そうな情報をいろいろ集めてきてくれるという便利な道具です。
 その情報も「明日、近所のお肉屋さんでブタ肉100グラム50円」というしょうもない情報から「剛田商店に人気アイドルの伊藤つばさちゃん来店」というビッグニュースまで多種多様。
 さっそく後者の情報で剛田商店に駆け付けたドラえもんのび太は、「撮影で使うためのイメージにぴったりのハタキが無かった」との理由でハタキを買うつばさちゃんとつばさちゃんの来店で体を緊張でガチガチにしながら接客をするジャイアンという2つの珍しいものを見られたどころか、つばさちゃんのサインまで貰えてしまいました。
 そしてスネ夫を見返すため、サキ鳥で仕入れた情報を元に空き地でうわさ話を語るのび太君。
 偶然通りがかったスネ夫も、のび太君がうわさ話で人気を集めている事に当然嫉妬。
 すかさず「茂手内さんは先週40回目のお見合いに失敗した」と得意の茂手内さん情報で巻き返しを図ろうとしますが、のび太君から「失敗したと思ってたけど昨日電話があってデートのお誘いがあった」とまさかの茂手内さん情報返し。
 茂手内さんの情報でのび太に後れを取ったことに発狂したスネ夫は「こんなのはウソだ」とのび太君の情報をデマだと決めつけます。
 するとのび太君。それなら情報を確かめにいこうじゃないかと直接茂手内さんが働いている青果店へ真相を聞きに行くこととなりました。
 店先で働いていた茂手内さんを直撃すると、あっさり事実を認めてくれた上に「口下手だけど実直なところがいいって言ってくれたんだ」と電話の内容まで教えてくれました。
 茂手内さん、名前はヒドいけどいい人である。みんなが茂手内さんの情報知りたがるわけだ。
 このスクープによって町内うわさ話キングの座は完全にスネ夫からのび太くんのものに。
 その名に恥じぬよう、のび太君は昼夜を問わずサキ鳥が持ってきた町中のうわさ話を収集。
 その頃、空き地で近所のみんなを集めて先ほど入手した茂手内さん情報を喋りまくっていたところ、その一部始終を茂手内さんの彼女・花子さんが聞いてしまっていたからさあ大変。
 2人しか知らないはずの情報を知らない子供に勝手に言いふらされた茂手内さんの彼女は「全て茂手内さんが喋った」と勘違い。
 「私、おしゃべりな人、嫌い!」と茂手内さんにデートの破談を言いつけてしまいました。
 しかも、茂手内さんが花子さんを引き留めようとしてセーターの袖を破いてしまうというおまけつきです。
 セーターの袖とともに茂手内さんの恋も破けてしまいました。
 自分のうわさ話のせいで茂手内さんを不幸にしてしまったと落ち込むのび太君。
 あれほど熱心だったうわさ話集めもやめてしまい、(中略)罪悪感でいっぱいになったのび太君は茂手内さんに謝ることを決意。
 「この道具を出した僕にも責任がある」とドラえもんも付き添う事となりました。
 店の前で茂手内さんに謝罪をするのび太ドラえもんでしたが、花子さんへの未練を捨てきれない茂手内さんは「謝られてももう遅いよ」と元気がありません。
 そこでのび太ドラえもんは「花子さんは会社では怖いと評判らしいですよ」「料理も目玉焼きしか作れないらしい」と先ほど手に入れた花子さんの悪い噂を暴露。
 花子さんのダメな部分を知ってもらうことで、未練を断ち切ってもらおうという2人のせめてもの気遣いでした。
 しかし、茂手内さんはその発言に「そんなの直接本人に聞かないと分からないだろ!」と大激怒!
 「会社で怖いのは仕事に真面目だからかもしれない!」「料理だって忙しくてやる暇がないだけかもしれないじゃないか!」と普段の温厚そうなイメージからは想像もできないくらいの怒りようです。
 しかし怒られてしょんぼりするのび太君たちを見て我を取り戻したのか、「あんないい人いないよ・・・」と苦しい心のうちを明かしてしまいました。
 そんな茂手内さんの姿を見ていた人がドラえもんのび太の他にもうひとり。
 そう、お見合い相手の花子さんです。
 茂手内さんの自分に対する心の底からの本音を聞き、改めて彼のことを惚れ直したようです。
 先日の言動を謝るとともに、改めて水族館デートを約束。
 茂手内さんも、花子さんの「わたしお魚大好き」という言葉にうっかり自分も「僕も花子さん大好き」と喋ってしまい顔を赤くする姿が素晴らしいです。
 この様子を見ていたドラえもん
 のび太君に「これもみんなに報告する?」と意地悪な質問をぶつけますが、のび太君は「ううん、やめとくよ。」と一言のみ。
 こうして、のび太君のうわさ話が招いた大騒動も無事丸く収まりました。
 終わり。
 それにしても茂手内さんはいい人だった。
 茂手内さんって藤子作品でも何人かいたような気がしますが、大抵いい人ばっかりの印象がある。
 しかも今回の茂手内さんを演じたのは、エスパー魔美で高畑さん役を演じていた柴本浩行さんだったのでイメージ的にもピッタリのキャスティングですね。
 やたら人のうわさ話を知りたがったりする人にぜひ見て貰いたい一本であった。

*1:代表作としてフジテレビ『サザエさん』の磯野ワカメテレビ朝日『新オバケのQ太郎』の小泉美子(よっちゃん)、『ドラえもん』の源静香(しずか)など(野村道子 - Wikipedia参照)。長きに亘ってドラえもんで「しずか」を務めた野村氏ですが当初の「しずか」は恵比寿まさ子 - Wikipedia氏だそうです。

*2:荘真由美 - Wikipediaによれば現在は声優を引退(声優の育成指導に転じている)。代表作として日本テレビ美味しんぼ』の栗田ゆう子、フジテレビ『キテレツ大百科』の野々花みよ子(みよちゃん)など。

*3:代表作としてテレビ朝日オバケのQ太郎』の小泉美子(よっちゃん)など(深雪さなえ - Wikipedia参照)

*4:伊藤翼は「伊藤つかさ」のパロディですが、他は適当な名前を藤子Fが付けたに過ぎません。