今日の中国ニュース(2021年2月5日分)

台湾、南米ガイアナの事務所開設…一夜で白紙に 中国が圧力 - 産経ニュース
ガイアナは「誤り正した」 中国外務省 台湾の代表事務所問題 - 産経ニュース

台湾、南米ガイアナの事務所開設…一夜で白紙に 中国が圧力 - 産経ニュース
 台湾の外交部(外務省に相当)は5日、南米の小国ガイアナで台湾の代表機構として4日に開設を発表した「台湾事務所」の設置合意が、同国から一方的に破棄されたと明らかにした。事務所開設で中国が影響力を広げる南米にくさびを打つ狙いだったが、一夜で暗転した。中国がガイアナに圧力をかけたとの見方が出ている。

ガイアナは「誤り正した」 中国外務省 台湾の代表事務所問題 - 産経ニュース
 中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は5日の記者会見で、ガイアナが台湾の代表機構の設置合意を破棄したことについて「ガイアナ政府は『一つの中国』原則の正しい立場を堅持した」と主張した。「時を移さず誤りを正したことは両国関係の大局に有益だ」とガイアナ側を評価したうえで、「台湾の分裂行為や、下手なパフォーマンスは人々の共感を得られない」と台湾側を牽制した。

 中国の対抗措置で「こうなる可能性は誰でも十分容易に予想できた」にもかかわらず、それが阻止できず「こうなってしまった」辺り、台湾の外交的無力さを露呈したと言って良いでしょう。


【主張】日英2プラス2 空母群の派遣を歓迎する - 産経ニュース

 日本側は、英国が新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中核とする空母打撃群を、年内に東アジアなどへ派遣することを歓迎した。自衛隊と英軍の共同訓練実施へ調整を進めることになった。
 英国が、インド太平洋地域の平和への関与(コミットメント)を掲げて、対中抑止の輪に加わろうとしている点を評価したい。
 香港の旧宗主国である英国は、香港の「一国二制度」破壊や民主派弾圧で、対中不信感を強めている。共産党支配の中国が地域で覇権を握れば国際秩序そのものが傷つくと懸念している。
 日英共通の同盟国である米国や、対中国を念頭に日米と安保協力を深めているオーストラリア、インドの海空軍が合同訓練に加わる機会があればなおよい。
 英国は第5世代(5G)通信網では、中国の華為技術(ファーウェイ)を排除し、日本のNECなどを基地局の実証実験に加えた。日英2プラス2後の共同声明は、5G通信網の分野での協力をうたった。中国のデジタル覇権阻止も重要課題である。

 「英国も中国封じ込めに協力してくれるようで嬉しいです。これをてこに国際的な中国締め付けがどんどん強まれば、アンチ中国右翼・産経としては言うことない(産経社説の要約)」て「お前、本当に常軌を逸した反中国なのな。でも英国の行為の是非はともかく*1、お前が期待するほど英国も菅政権も、米国、オーストラリア、インドも、お前ほどにはアンチ中国じゃないと思うぞ」ですね。

*1:俺も含めてハト派護憲派はこうした軍事協力には批判的だと思いますが