今日の朝鮮・韓国ニュース(2021年2月7日分)

北朝鮮 国営メディア 「今月上旬に朝鮮労働党の総会開催」 | 北朝鮮情勢 | NHKニュース
 予告通り、2月中に開催されれば、いずれ会議内容は明らかになることですが、どんな総会になるのが注目されます。


<独自>朝鮮学校、10年で補助金75%減 自治体見直し拡大 - 産経ニュース
 こんなことを嬉しげに記事にしてる差別者の産経には怒りを禁じ得ません。小生のような「無力な一個人」にはこの事態を激変させるような力は勿論無く、朝鮮学校関係者への申し訳なさを感じずにはいられませんが「こんな無法は許されることではない」という思いは改めて表明しておきます。そして「無償化除外・国賠訴訟弁護団」など、朝鮮学校支援に尽力する方々への感謝の念を思わずにはいられません。
 この件については「朝鮮学校無償化除外を正式に実行した」政権与党自民、公明や、大阪府大阪市補助金を廃止した維新は勿論、「鳩山、菅、野田内閣時代に朝鮮学校を無償化から除外し続けた民主党」も同罪であり、この件では「政党として評価できる」のは共産と社民くらいしかないのが何とも悲しいところです。


韓国、半導体で「脱日本」着々 先端材料の国産化進む: 日本経済新聞
 安倍が「半導体材料のフッ化水素水など」の輸出規制(事実上の禁輸)という馬鹿なことをし、安倍退陣後の菅政権もそれを継続したことで、日本から購入していた半導体材料を、「国内企業」や「日本以外の外国企業」からの調達に切り替えているという話です。結局、安倍の行為は「日本企業の韓国でのシェアを減らす」という愚行でしかありませんでした。もちろん「韓国への嫌がらせ」として効果があれば「やっていい」と言う話ではないですが、「効果が無く、かえって日本企業が迷惑被った」なんて馬鹿馬鹿しいことこの上ない。日経の記事が「淡々とした事実描写」で厳しい安倍、菅批判でない点は残念ですが、こうした記事を書いたことは評価したい。


立民・菊田氏「国会中継は旬な問題」 拉致、大雪質問できず「悔しい」 - 産経ニュース

 立憲民主党菊田真紀子*1衆院議員(新潟4区)は4日付ツイッターで、自身が質問に立った衆院予算委員会を振り返り「国会中継される際は特に、旬な問題を取り上げる瞬発力が求められる。準備していた(ボーガス注:新潟の)大雪対策や(北朝鮮による日本人)拉致問題の質問ができず、悔しさが残った」と投稿した。
 菊田氏はこの日の予算委で参院選広島選挙区をめぐる買収事件で有罪判決を受けた河井案里参院議員の問題などを追及した。

 産経が「(悔しさが残ったと言い訳しているものの)拉致が旬の問題ではない、とは菊田はふざけるな!」と言う意味合いで記事を書いたのか、どんな意味合いで記事を書いたのかは不明ですが「河井案里の問題は旬の問題だが、もはや拉致など旬を過ぎた問題」という菊田氏の認識は全くその通りでしょう。
 しかし「拉致が騒がれていた頃」ならこうした菊田ツイートに家族会や救う会が因縁を付け、彼らの恫喝に怯えた菊田氏が「拉致問題を軽視しているつもりはないが、拉致被害者家族の心情を害したならばお詫びする」と詫びるようなことにもなっていたでしょうが、今やそんなことには全くならないわけです。産経記事も激しく菊田氏を批判しているわけでもない。菊田ツイート(後で紹介します)にも

◆メガネいし。
 拉致問題が瞬発力がない問題だと?
◆Akiya
 問題山積で大変だと存じますが、拉致事件に関しては最優先ではないでしょうか?

などといった「菊田は拉致問題を馬鹿にするな!」という趣旨の非難リツイートもあるにはありますが、とはいえそれほど大量に付いてるわけでもありません。
 それどころか

◆にゃんず
 1部ですが、たまたま休憩中見る事が出来ました。
 国民の総意とも思える事を的確に指摘されてたと思います。
 「森の失言」等のやり取りは胸がスカッとする思いでした。
 これからも頑張って下さい。
◆つるさん
 菊田さんの質疑、すごくよかったです。
 (ボーガス注:森失言問題で)橋本聖子オリパラ*2大臣にビシリと諌めたところなんかシビレましたよ!
 引き続き、よろしくお願いします!

と言う好意的なリツイートが付いています。さてリツイートで分かるように

河井案里参院議員の問題など<< 
の「など」の一つは「森*3元首相(東京五輪組織委員会会長)の女性差別暴言」だったわけですが「など」でごまかし森氏をかばう辺り産経らしい「武士の情け(?)」「『報道しない権利』の行使」です。産経の「武士の情け(?)」については

「どうもなあ」と思った記事(神奈川県警巡査の「不祥事」(?)) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
 こうやっていくつかの新聞の記事で確認していくと面白いですね(苦笑)。産経だけが被害者が警察官だということを書いていないのは、「武士の情け」(?)なのか(笑)。でもこの事件て、ポイントは明らかに、2人の警官が2人組のゴロツキに恐喝されて、金や服まで渡しちゃったっていうことですよねえ(笑、いや、笑っちゃいかんか)。

も紹介しておきます。まあ、「いつものこと」ですが、およそ報道機関の名に値しない「産経の無様さ」です。

【参考:菊田ツイート】

https://twitter.com/kikuta_official/status/1357259587972259840?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Etweet
菊田まきこ@kikuta_official
2月4日
 予算委員会の質疑を終えました。国会中継される際は特に、(ボーガス注:河井案里問題、「森会長」失言問題など)旬な問題を取り上げる瞬発力が求められるため、時間配分に苦労し、準備していた大雪対策や拉致問題等の質問ができず、悔しさが残りました。日々精進が必要ですね。
 皆様、応援ありがとうございました!

*1:菅内閣外務大臣政務官民主党幹事長代行、民進党財務局長など歴任(菊田真紀子 - Wikipedia参照)。

*2:オリンピック・パラリンピックの略

*3:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)など経て首相