今日のしんぶん赤旗ニュース&産経ニュース(2021年2月19、20日分)(追記あり)

【モンテーニュとの対話 「随想録」を読みながら】平等という名の全体主義 - 産経ニュース
 こんなアホコラムが「モンテーニュ」云々とは「モンテーニュ」もいい迷惑です。

 ある大通りに面したマンションに暮らしている。マンションの前には信号機のついた横断歩道がある。最寄りの駅に行くには、これを渡り右に15メートルほど進んで左折しなければならない。つまりクランク状に歩くことになる。ここに暮らして20年以上になるが、4階のベランダから歩行者を眺めていて気が付いたことがある。信号が青に変わると横断歩道を無視して右斜めに進む人がけっこういる。駅に行くには右斜めに進んだ方が早いからだ。その割合は圧倒的に女性が多い。きちんとデータを取っているわけではないが、20年以上の観察に基づくものだ。
 この差はなんだろう。初老の男は(中略)、ある仮説にたどり着く。男性は女性よりも社会のルールにより強く縛られているからに違いない、と。
 こんなことを56歳の妻(会社員)に話すと、「あなたの目は偏見で曇っている。<女はこんな存在>という思い込みで世の中を見ているのよ。男女や年齢に関係なく、右斜めに行きたい人は行く、それだけのこと。属性の問題ではなく個の問題よ」と一刀両断にされてしまった。

 「きちんとしたデータが無い」「俺の経験上、そんな気がする」という時点で「妻が呆れる」ようにお話になりません。そもそもこの記者はその「仮説」とやらで何が言いたいのか?。「女性は差別されてない」と強弁でもする気なのか?

 森さんの発言に抗議する意思を示そうと、白いスーツを着用して国会審議に臨んだ女性議員たちを見て、戦時中「ぜいたくは敵だ」と叫んで街頭活動をした国防婦人会の割烹着姿の女性たちを連想してしまった。不寛容な全体主義の足音が聞こえてこないだろうか。

 何でそんな連想をするのかさっぱり分かりません。「贅沢排撃」と「女性差別暴言批判」と何の関係があるのか。かつ戦前を美化し、戦前批判を反日自虐と罵倒してたのが産経でしょうに何故か「戦前批判」です。
 なお、俺個人は「どちらも右翼運動である」「着用しないことを右翼が悪口してる」と言う意味で「救う会ブルーリボンバッジ」の方こそ「国防婦人会の割烹着姿の女性」を連想し「不寛容な全体主義」を感じますが、おそらくそう指摘したら「拉致問題の解決を希望しないのか」「日本人なら救う会運動を支持して当然だ」と言い出す阿呆が産経でしょう。

 誤解を恐れずに言えば、「平等」を過度に追求すれば、その先にあるのは共産主義だろう。

 産経らしい暴論で呆れて二の句が継げません。実際に現在の日本で横行してるのはその逆で「格差」を「悪平等は良くない」「努力すれば豊かになれるはず」などとして正当化する「いわゆる新自由主義」でしょうに。どこに「過度の平等」などあるのか。


大坂なおみ、全豪テニス圧勝 2年ぶり2度目V - 産経ニュース
 過去(2019年)に全豪で優勝している上に、決勝の相手は「ランキングでは大坂*1より格下の選手(つまり大坂がいつも通りの力を出せば勝利の見込みが高いとみられていた)」「むしろ準決勝のセリーナ・ウィリアムズ*2が事実上の決勝とみられていた」ので「前回の初優勝」と違い、意外性や驚きはあまりないですが、紹介しておきます。

【追記】
リベラル21 勝つべくして勝った大坂なおみー全豪テニス盛田常夫*3
 「大坂の『BLM支持』『森・女性差別発言批判』ならともかく、全豪優勝なんてリベラル21の建前である護憲や民主主義と関係ねえだろ。そんなのは個人ブログで書けよ。常連筆者なら何でも掲載かよ?。常連筆者にどんだけ甘いんだ」と呆れますが、内容自体は「なるほど」と思うので紹介しておきます。
 まず、筆者が問題にするのは「ブレイディのランクが低い」ということですね。このためブレイディはいくつかの点で大坂に比べ不利だった。その結果、第3セットまでもつれ込む乱戦とはならずに、ブレイディも健闘したものの2セットで片が付く「日本シリーズソフトバンクが巨人に4連勝」のような圧勝になった。
 第一に大坂が「トップ選手のため」に特別扱いされ「濃厚接触者」となるリスクを避け、大会前まで安心して練習できたのに対し、そうではないブレイディは「濃厚接触者」となってしまい2週間の隔離措置を余儀なくされます。当然、その期間はまともな練習はできないし、「2週間経過すれば出場できるはずだ」と思ってもメンタル的につらいものがあったでしょう。
 筆者に寄れば、準々決勝、準決勝など、上位に残った選手はいずれも「濃厚接触者になるリスク」を回避できた選手で、回避できず隔離措置を受けた選手の多くは早い段階で姿を消しています。そのハンデがありながら決勝にまで行ったブレイディは「ある意味スゴイ」「将来が期待できる」わけです。
 第二に「大相撲の上位力士」が早い段階で「同格の強い力士(横綱大関、関脇、小結、前頭上位など)」にあたるのに対し、下位力士は「終盤にならないとそうはならない」のと同様、大坂が早い段階で上位選手(ランキングの高い選手)と当たったのに対し、ブレイディはそうではなかった。大坂が早い段階で「様々な選手と苦戦を繰り広げた」のに比べれば「決勝に進んだ」とはいえブレィディは「比較的楽に勝ち進んでしまった」。しかもそもそも「今回の全豪以前から何度も難敵(上位選手)と闘ってきた大坂」と「そうではないブレイディ」では「全豪以前の経験値」にも大きな違いがあります。
 いやもちろん「大坂との相対評価」であり、決勝まで行くのは充分苦戦ですが。まあ、今回の準優勝でブレイディもかなりランクを上げるでしょうし、その結果「難敵と戦う機会も増え」、経験値も増すことが期待できます。
 さて

大坂選手は(ボーガス注:2018年の)全米と(ボーガス注:2019年の)全豪を制覇した時のサーシャ・バイン・コーチを解任した。その後に就任したコーチもいち早く解任し、現在のフィセッテ・コーチを迎えている。度重なるコーチ解任は選手のわがままだと批判されたが

と書き「わがままと批判されようが、バインを解任し有能なコーチを求めた大坂はその後、2020年全米優勝、2021年全豪優勝という結果を出した。結果さえ出せば勝てば官軍だ」という筆者の指摘は全くその通りでしょう。
 コーチを変えて、弱くなるのならともかく、「強くなった」のなら何ら批判されるいわれはない。
 大坂の「よりよい支援者(コーチ)を求めて、成果を出す優れたコーチ選択の才能」、「しがらみを容赦なく切り捨てられる非情さ」、「『変化の結果かえって失敗しないか?』という不安を封じ込め、変化を恐れない勇敢さ」が称えられてしかるべきです。
 この点、「逆にそうした面(コーチ選択能力や良い意味での『非情さ』『勇敢さ』)で欠陥があるのでは無いか」と筆者が指摘するのが大坂とは逆に「2014年全米オープン男子シングルス準優勝」「2016年リオ五輪男子シングルス銅メダル」以外には最近「ぱっとしない錦織圭」です。
 「上り調子の大坂と違い、故障も多いし、今のままでは『昔は強かった選手』で終わって、下降するだけだろう。ライバルが強くなってるのに対し錦織にはまるで成長が見られない」「コーチが有能かどうか(有能なコーチを選ぶ能力があるかどうか)が大坂と錦織の違いを産んだ」という厳しい評価が筆者の錦織評価です。
 なお、話が脱線しますが「よりよい支援者(コーチ)を求めて、成果を出す優れたコーチ選択の才能」、「しがらみを容赦なく切り捨てられる非情さ」、「『変化の結果かえって失敗しないか?』という不安を封じ込め、変化を恐れない勇敢さ」が「著しく欠如した困った存在」が「救う会」にへいこらし、田中均氏や蓮池透氏を敵視する家族会でしょう。
 家族会とはテニスに例えれば「そもそも大した才能の無い日本人選手(家族会)」が「優れたコーチ」ではなく「無能なコーチ(救う会)」を雇ってさらに才能を腐らせたあげく「何で俺は勝てないんだ!。同じ日本人選手の大坂や錦織は勝ってるのに!」という位馬鹿馬鹿しい。「お前は才能が無いし、コーチもゴミくずだろ。大坂や錦織と一緒にするな。せめてもっとまともなコーチを選べよ」つう話です。まあコーチが無能なだけなら良い。救う会の場合「コーチ料金でカネさえ儲かれば良い。選手が強くならなくてもいい。そもそも俺には選手を強くするだけのコーチ能力は無い」と居直ってるような連中だから論外です。
 ところが家族会に「コーチ(救う会)がろくでもないから縁切りしろ。あんなコーチだからいつまで経ってもあなたは勝てない(拉致が解決しない)んだ」「コーチの指導方針(即時一括全員帰国や制裁路線)がおかしいんじゃねえのか?」というと「コーチを誹謗するな!」「私とコーチの仲を引き裂いて何がしたいんだ!」「私の成績をもっと悪くしたい(拉致の解決をもっと遅らせたい)のか!」「お前はライバル選手(北朝鮮)の手先か!」と言い出すから始末に負えません。
 「いや小泉訪朝から18年成果なしで何で今のコーチ(救う会)にそんなにこだわるの?」という話です。
 「サーシャ・コーチのおかげで2018年全米と2019年全豪で優勝できた。その点では感謝しているが、残念ながらもはや彼から得るものは無い。もっと有能なコーチに変えないと低迷してしまう」と「過去の恩義」にこだわらず、サーシャを解任し、新しいコーチを雇った大坂とは偉い違いです。しかも救う会の場合サーシャと違い「拉致解決において何ら貢献してないだろ」て話です。
 さて筆者曰く大坂の「大きな課題」は「全米と全豪で優勝したことはあっても全英と全仏ではない」「大坂の能力ならば今後の努力次第では充分全英、全仏優勝による日本人初の4大大会制覇(グランドスラム)もあり得る」ということですね。
 そうなると「国民栄誉賞授与」なんて話にもなるかもしれない。
 テニスファンならご存じでしょうが、全米、全豪がいわゆる「ハードコート(合成樹脂のコート)」なのに対して、全英は「グラスコート(芝のコート)」、全仏は「クレーコート(土のコート)」です。ハードコートというのは、ボールの威力が土や芝に吸収されて、スピードが遅くなるグラスやクレーに比べて、ボールのスピードが速いので「強打による早いストロークを武器とする大坂」にとっては有利なコートといわれます。
 一方で大坂は未だ「そうした武器が使えないクレーやグラス」ではハードでの闘いほどの力を得てないというのが筆者の見立てです。
 「グラスコート」の全英で勝てる選手というのは「サーブアンドボレーの得意な選手」だそうですが、大坂は「ストローク主体」で試合を展開する選手で、サーブアンドボレーは決して得意ではない。
 クレーやグラスでも優勝できるだけの強さを得ることが、そのためには例えば「サーブアンドボレーの技術を磨くべきだ」、それが大坂の課題だ、そうなれば「ハードでの闘いにもプラスになるだろう」、「(最近はハードコートの方が圧倒的に多いので)ハードで勝てさえすればよい、クレーやグラスなんかどうでも良い、としてクレーやグラスでの闘いを諦めることはして欲しくない」という筆者です。
【追記終わり】


【from和歌山】犯罪被害者の「痛み」和らげる社会を(1/2ページ) - 産経ニュース

 和歌山弁護士会で「犯罪被害者支援委員会」の委員長を務める上岡美穂弁護士は、こう指摘する。
 「国からの給付金制度もあるが、十分とはいえない。犯罪は、どこで誰に起きるか分からない。被害者の損害を回復させるため、都道府県や市町村といった自治体が、見舞金や裁判費用を援助するなど支援制度を設けることが必要です」

 こうした「経済支援」の指摘には全く同感です。一方で厳罰論には全く賛同できません。


【近ごろ都に流行るもの】「アイヌ文化への共感」(上)イヨマンテ記録映画初公開 (1/2ページ) - 産経ニュース

 北海道の先住民族アイヌへの注目が高まっている。一昨年のアイヌ新法成立や昨年の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」オープンが話題になり、アイヌの少女が活躍する冒険時代漫画「ゴールデンカムイ」(既刊24巻)も1500万部を突破する大人気。
 国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)メディアルームで公開中の「The KAMUI IOMANDE」(全65分)。昭和5年12月、スコットランド人医師、ニール・ゴードン・マンロー(1863~1942年)によって記録された映画だ。
 5月9日まで開催中の「アイヌ文化へのまなざし-N.G.マンローの写真コレクションを中心に-」展の一環として初公開されている。
 イヨマンテとは、ヒグマ猟で仕留めた母グマの子を連れ帰り、1~2年大切に育てた後、子グマの魂を神の国へ送り返す壮大な儀式だ。
 ただし、その頃の北海道では、明治以降の同化政策によって狩猟や入れ墨などアイヌの習俗はことごとく制限され、イヨマンテの催行も激減。撮影は、購入した子グマを用いて行われていたことが判明している。
 「映像に収められている人々の姿は、この時代のアイヌの人たちの日常ではない。マンローの研究のために住民が民族衣装を着て踊り、伝統にのっとった儀式を再現した。そこにも留意してほしい」と内田*4(ボーガス注:国立歴史民俗博物館)教授。

 過大評価は禁物ですがこうした「アイヌ文化評価の動き」は悪いことではないだろうとは思います。


きょうの潮流 2021年2月20日(土)

何が問題なのかわからない。わかろうともしない。批判を浴びると、うわべだけ取り繕う。反省がないから、くり返す。そんな救いがたい政党だということがよく表れています
▼元五輪選手とはいえ、橋本氏*5自民党政治にどっぷり漬かってきた人物。森氏*6を「政治の師」とあおぎ暴言にも責任を迫りませんでした。女性を据えておけばいい。党内の幹部会合に女性議員を(ボーガス注:発言権も与えず)傍聴者として出席させるという浅はかな発想に通じます
▼竹下氏*7は、五輪開催を懸念する自治体の長にもかみつきました。聖火リレーの中止を検討するとした島根県知事に「何を言うんだ。呼んで注意する」と。いったい何様のつもりなのか。旧弊にまみれた人権軽視の人たちに聖火をともす資格はありません。

 全く同感なので紹介しておきます。


自民党に離党届提出の橋本組織委会長「公平公正に大会運営」 - 産経ニュース
 離党したと言ったところで「五輪終了後」の自民党への復党が前提なのだから馬鹿馬鹿しい話です。本来なら「大臣を辞めても議員を辞めても、政治的中立性の観点から疑問があるので辞退する」べきでしょうが、橋本が「スポーツ界の支配者」として出世するためにどうしても会長になりたかったのか、はたまた逆に、菅首相らにごり押しされて報復が怖くて断れなかったのか。


産経新聞記者、他社サイトの写真を無断引用…休職2か月の懲戒処分 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン
産経新聞社、記者を懲戒処分 他社サイトの写真無断転載でおわび | 毎日新聞
写真無断転載で記者を懲戒処分 産経新聞、休職2カ月:中日新聞Web
 裁判お墨付きのデマ記者「阿比留」を処分するどころか、論説委員に出世させた産経がこれとは「大笑い」です。
 行為の悪質さから言ったら「単なる写真泥棒(著作権侵害)」より「明らかなデマ記事で誹謗(名誉毀損)」の方が罪は重いのですが、産経的には「辻元議員など『産経にとっての敵』への悪口はデマでも構わない」で阿比留をかばうわけです。まあ、阿比留のようなクズが幹部なんですから「写真泥棒ぐらい大した問題じゃない」と勘違いする社員が出ても仕方が無いでしょう。


偽りの愛知知事リコール運動推進/河村市長は辞職せよ/名古屋で抗議
 「河村は責任を取って市長を辞めろ」には全く同感です。河村に対するリコールや、民事提訴、刑事告発も検討して良いのでは無いか。なお、この不正リコール運動については以下の記事を紹介しておきます。 
いったいどれだけ馬鹿でクズなのか見当もつかない(愛知県知事リコール不祥事) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
愛国無罪な人たち その2 | inti-solのブログ - 楽天ブログ


放送行政ゆがめられた疑惑が深刻に/首相長男らの接待問題で志位委員長
 パンケーキ懇談会の効果か、テレビ局がろくに報じないのにはいつもながらうんざりしますが、放置して良い疑惑ではない。徹底的に追及されてしかるべきです。

*1:2018年全米オープン女子シングルス優勝、2019年全豪オープン女子シングルス優勝、2020年全米オープン女子シングルス優勝、2021年全豪オープン女子シングルス優勝(大坂なおみ - Wikipedia参照)

*2:ベテランのウィリアムズ(39歳であり引退してもおかしくない)ももはや「寄る年波には勝てない」ということでしょうか。2016年の全仏オープン女子シングルス優勝を最後に四大大会優勝から遠ざかっている彼女です。まあ、2016年全仏オープン女子シングルス優勝、2018年全英オープンウィンブルドン)女子シングルス準優勝、全米オープン女子シングルス準優勝、そして『4大大会(全英、全米、全仏、全豪)女子シングルス優勝回数(23回)は歴代2位(1位は24回のマーガレット・スミス・コート(現役当時、日本では「コート夫人」と呼ばれた))』だっていい加減「驚異的記録」ではありますが(セリーナ・ウィリアムズ - Wikipedia参照)。

*3:著書『ハンガリー改革史』(1990年、日本評論社)、『体制転換の経済学』(1995年、新世社)、『ポスト社会主義の政治経済学:体制転換20年のハンガリー(旧体制の変化と継続)』(2010年、日本評論社)、『体制転換の政治経済社会学:中・東欧30年の社会変動を解明する』(2020年、日本評論社)など

*4:著書『宮古島狩俣の神歌』(2000年、思文閣出版)、『映し出されたアイヌ文化:英国人医師マンローの伝えた映像』(編著、2020年、吉川弘文館

*5:五輪組織委員会会長。アルベールビル冬季五輪スピードスケート女子1500m銅メダル。日本スケート連盟会長、第四次安倍、菅内閣五輪担当相などを歴任

*6:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*7:自民党竹下派ボス。第三次安倍内閣復興相、自民党国対委員長、総務会長(第二次安倍総裁時代)など歴任