「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年2/20分:荒木和博の巻)

「想定外」の話(2月20日のショートメッセージ): 荒木和博BLOG

 令和3年2月20日土曜日のショートメッセージ(Vol.324)。昨日のライブ、最後でスマホのバッテリーが上がってしまい失礼しました。すべて想定内でやろうとしたら何もできません。世の中いつでも想定外のことは起きるものだということで民社党当時のことなど想定外のお話しを。

 6分40秒程度の動画です。「拉致に関係ない話をするんじゃねえよ、バカ」ですね。
 まあ、それはともかく。「スマホのバッテリーが上がってしまい」なんてのは「想定外」ではないですね。「バッテリーをきちんと充電しておかなかった荒木」がアホなだけです。まさか「100パーに充電していたのに想定外の出来事で0になった」というわけでもないでしょう。
 「想定内の話を荒木が想定してなかった」というお粗末な話でしかありません。「スマホでのライブにどれだけ時間がかかるか(時間をかけるか)」「その時間でスマホのバッテリーが持つか」をきちんと計算しておかない荒木が馬鹿なだけの話です。
 まあ、荒木の動画と関係ない話をすれば、第一に「想定外」というのは多くの場合「切れ者なら想定内」ということがほとんどですね。
 凡人、愚人だから「想定外」になるわけです。
 「想定内が多いか少ないか」が「凡人か切れ者か」の違いと言って良いでしょう。あらゆる状況を可能な限り想定して「想定外を少なくすること」が「能力向上」につながるという話です。
 第二に「想定外の事実がある」から「想定しなくていい」という話ではありません。
 「事前の想定」で「想定外を減らすこと」は大事なことです。
 第三にそれでも「想定外は出る」ことが多い。そこで柔軟に対応できる能力も重要な話です。まあ「想定外での対応力」つうのはなかなか難しい話ですが。 
 第四に「第一、第二とも関係しますが」全く想定できない話というのは通常は手の付けようがありません。「荒木の放言」のように「やれば何とかなる」で何とかなることはまずない。もちろんそれでも「今回のコロナ」のように「想定外でも対応しないといけない場合」は対応せざるを得ませんが。
 話が脱線しますが典型的な「想定外」といえば「天災(阪神大震災東日本大震災、今回のコロナなど)」「犯罪(36名が死亡した京都アニメ放火殺人事件など)やテロ(ケネディ大統領暗殺、地下鉄サリン事件911同時多発テロなど)」でしょうね。
 まあ、それはともかく。荒木にとって「小泉訪朝による拉致被害者帰国」は明らかに「想定外」だったでしょう。その「想定外」に対して「特定失踪者」と言うデマ(それも小泉訪朝以降の失踪者まで特定失踪者認定)を放言し「千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで(半永久的に)」拉致被害者を捏造し、拉致解決を妨害しようとしたのが荒木です。
 特定失踪者・山本美保さんの「山形県の海岸での遺体発見」も荒木にとって「想定外」だったでしょう(とはいえ、「小泉訪朝による拉致被害者帰国」とは違い「失踪者の遺体が発見されること」など、充分予測可能であって、そうした可能性を無視して無茶苦茶な特定失踪者認定をする荒木は明らかに「あほで馬鹿でくず」です)。その想定外に対して「遺体は美保さんではない。美保さんと発表した山梨県警は嘘の発表をした」と陰謀論を放言したのが荒木です(これについては例えば、荒木の著書『山本美保さん失踪事件の謎を追う:拉致問題の闇』(2012年、草思社)参照)。
 蓮池透氏の救う会、家族会批判も荒木にとって「想定外」だったでしょう。その「想定外」に対して「蓮池氏家族会除名劇」を仕掛けたのが荒木です。
 いずれの「想定外」対応も「まともな人間」には「荒木ら救う会」への疑念、不信を助長し、拉致の風化を助長したと言えるでしょう。いつまでも荒木ら救う会と付き合い続ける家族会には心底呆れます。


新潟日報大沢さんの足取りたどる動画配信、佐渡、早期救出へ特定失踪者調査会』2021.2.20
「想定外」の話(2月20日のショートメッセージ): 荒木和博BLOGの「昨日のライブ」とやらを取り上げたのが、この新潟日報記事ですが

 北朝鮮に拉致された可能性を排除できない特定失踪者の大沢孝司さん=失踪当時(27)、新潟市西蒲区出身=が佐渡市で失踪し24日で47年になるのを前に、民間団体「特定失踪者問題調査会」が19日、佐渡市を訪ね、動画投稿サイト「ユーチューブ」で早期救出への思いをライブ配信した。
 県職員だった孝司さんは1974年、佐渡市で行方不明になった。動画配信では、調査会の荒木和博代表(64)がカメラに向かって、孝司さんの失踪時の状況を説明。孝司さんの兄昭一さん(85)も参加し、勤務先の県佐渡農地事務所や寮に近い新穂地区の中心部約1キロを歩いた。
 途中、孝司さんが通っていた理容店では、店主(85)から当時の様子を聞き取った。店主は「孝司さんと釣りの話で盛り上がっていたことを思い出す。昭一さんと早く再会してほしい」と願った。
 約30分間の動画配信を終え、昭一さんは「弟は拉致された以外の何物でもない」と訴えた。

というのだから「大澤さんの失踪についての有益な情報」は明らかに何一つありません。北朝鮮拉致と見なせる情報どころか「拉致されたと見なす情報」すらない。店主の感想「孝司さんと釣りの話で盛り上がっていたことを思い出す。昭一さんと早く再会してほしい」なんて「大澤さんの失踪が自発的失踪か、拉致か」などを知る上では何の役にも立ちません。
 新潟日報も必死に荒木を持ち上げようとしてもこんな記事しか書けないのだから滑稽です。