「珍右翼が巣くう会」メンバー・黒坂真に突っ込む(2021年3月5日分)

黒坂真リツイート
 笠井あきら*1議員。東京大空襲を二度と繰り返させないためには、自衛隊弾道ミサイル巡航ミサイルを大量保有し、習近平金正恩に日本攻撃への徹底的な反撃力の存在を誇示すべきです。
◆笠井あきら
 まもなく76回目の3・10東京大空襲。「ここでも甚大な犠牲」とあちこちで。亡父の従弟も逃げ惑った一人。二度と繰り返させない決意の証として日本の政治が問われます。
 民間空襲被害者救済法の今国会成立めざす院内集会で、議連副会長の私も挨拶。すでに全野党賛成*2、ぜひ法案成立させる国会にしたい

 そもそも東京大空襲は「日本が真珠湾攻撃しなければ無かった話」であり、日本が不当に米国の侵略を受けたわけではない。
 笠井氏ももちろん「日本から戦争を始めてはならない」という主張をしているのにリツイートが「これ」と黒坂は気が違っていますね。そもそも笠井氏が主張する「民間空襲(注:東京大空襲に限らない)被害者救済法(議員立法)の今国会成立を目指す」について「応援します」でも「その法案には賛同できない」でもなく、黒坂が何らコメントしない辺りにも呆れますが。ちなみにこの議連は、河村建夫*3官房長官が会長の超党派議連です。

黒坂真がわたなべ結*4リツイート
 わたなべ結さん。外人じゃない、皆、一人の人間なんだ、という視点では、夫と共に北朝鮮に渡った日本人妻たちをどうお考えですか。
◆わたなべ結がSave Immigrants Osakaをリツイート
 後れ馳せながら見ました。今からでも見れる人は見てほしい。
 「ガイジンじゃない。みんな、一人の人間なんだ」。
 芝居を見た感想で出されたこの言葉に集約されていると思う。
 まだまだ狭い視野にとらわれている自分の意識を自覚しながら、一方で、「共に生きる」を考えたいと思っている。
◆Save Immigrants Osaka
 本日放送!観ましょう!
日系ブラジル人の「笑い」と「涙」の30年をイッセー尾形が一人芝居!脚本は宮藤官九郎! ワタシたちは ガイジンじゃない! |NHK_PR|NHKオンライン
 外国人労働者が急増中のニッポン。いまから30年前、その先駆けとしていち早く日本にやってきたのは日系ブラジル人たちでした。1990年に法律が改正され日系外国人が労働者として日本で働くことができるようになり、ブラジルから日本へデカセギブームとも呼ばれる現象が起きました。夢を抱いて日本にやってきたブラジル人の青年たちが、30年間日本で見た光景はどのようなものだったのでしょうか。
 イッセー尾形さんが、日系ブラジル人が多く住む団地の一角で前代未聞の“公開一人芝居”。脚本は、宮藤官九郎さん。日系ブラジル人から見た“日本人あるある”や、彼らを「ガイジン」「労働力」として見てきた日本社会の側面を、笑いあり、涙ありに描きます。
 日本における一人芝居の第一人者、イッセー尾形さん。日系ブラジル人の方々が多く暮らす九番団地(名古屋市港区)一角での「公開一人芝居」への思いを収録直後に伺いました。
◆インタビュアー
 出演のきっかけ、テーマについてのご印象は?
◆尾形
 おもしろそうだと思いました。うなずけるテーマで、難しいチャレンジですが冒険してみたいと思いました。
◆インタビュアー
 公演後、舞台に花束を届けたお客様がいらっしゃいました。
◆尾形
 「天国にいるお父さんが喜んでるわ」と泣いていらしたんです。言葉を聞いて「日系の方なんだな」って。
 思いはある。それを伝える言語が、少しつたない。気持ちと言葉の「差」です。苦い経験をどれだけされたんだろうと思います。悔しかったこと、つらかったこと、日本語にすると足りないでしょうね。自分の言葉で言いたい。でも言えない。自分そのものを伝えるときに、言葉を変えなきゃいけないのは大変なことです。日系ブラジル人だけでなく移民や亡命された方たちもそうした体験をするんでしょう。あの表情、抱き締めたくなりました。
【プロデューサー 板垣淑子】
 日系ブラジル人の方々が来日してから30年がたっています。愛知県は日系ブラジル人がとても多い街です。30年の節目に、名古屋局として30年の歴史を見つめ直し、今もこんな現実があると訴えようということになりました。
 2019年冬、ディレクターに「日系ブラジル人の30年をドラマにしたい」と話したら「芝居はどうか? 芝居とドキュメンタリーの融合は初の試みだ」と逆提案を受け、企画開発が始まりました。
 宮藤官九郎さんとリモートで現場取材を重ね、ユーモアが詰まったリアリティーのある脚本になりました。
◆「ワタシたちは ガイジンじゃない!」
【放送予定】
2月11日(木・祝)*5[総合]後10:20~11:33(73分)
※この番組は、BS1スペシャル「ワタシたちはガイジンじゃない!日系ブラジル人 笑いと涙の30年」(2020年12月29日放送)をもとに再構成したものです

 長くなりましたが「NHKの問題意識に大いに共感した」ので、リンク先をかなり引用しました。
 黒坂の馬鹿さには、いつもながら「はあ?」ですね。イッセー尾形も「日系ブラジル人だけでなく移民や亡命された方たちもそうした体験をするんでしょう。」と語ってることで分かるように「日系ブラジル人の苦しみ」に思いを馳せることは「脱北者やいわゆる日本人妻の苦しみ」に思いを馳せることにつながってる。
 「脱北者や日本人妻についてどう思うか?」と渡部氏に聞くまでもない「わかりきった話」です。渡部氏にしてもイッセー尾形にしても「日系ブラジル人の苦しみには同情するが、脱北者や日本人妻の苦しみには同情しない」なんていうわけもない。
 黒坂だと宮藤官九郎(脚本)やイッセー尾形(俳優)に「脱北者や日本人妻の一人芝居はつくらないのですか?」などとマジで因縁を付けかねないバカだからうんざりしますが。
 むしろ「脱北者ガー、日本人妻ガー」「チベットウイグル問題ガー」の黒坂らウヨの方こそ「日系ブラジル人の苦しみ」をどう思ってるのか、お前、単に脱北者、日本人妻やチベットウイグルを中国、北朝鮮叩きに政治利用してるだけだろ?、脱北者、日本人妻やチベットウイグルに本当は何一つ同情してねえだろ?、と問い詰めたくなります(そもそも日系ブラジル人の話から「日本に住む外国人一般」ならまだしも「脱北者や日本人妻の話」を始めること自体が「はあ?」ですが)。どうも「左翼(日本共産党含む)は脱北者など北朝鮮の負の側面を語られると不快になる」という変な勘違いによる嫌がらせのつもりのようですが、
1)今時、北朝鮮万歳の左翼なんかほとんどいないし、日本共産党に至ってはラングーン事件批判、大韓機爆破批判など長年、厳しい北朝鮮批判をしてきた
2)日系ブラジル人や日本に住む外国人についてまともに論じないで、くだらない嫌がらせ(とはいえ『どうも嫌がらせのつもりらしいな、まともな話をする気がないらしい黒坂がゲス、アホすぎて付き合いきれない、本当に不愉快だ』と言う意味での渡部氏への嫌がらせにはなっても「左翼(今回は渡部氏)は北朝鮮批判を嫌う」などという意味での嫌がらせにはなっていませんが)を仕掛けてる
と言う意味で黒坂が馬鹿すぎて話になりません。

*1:衆院議員。日本共産党国際委員会副責任者(常任幹部会委員兼務)

*2:与党としての賛成はないようですが、議連の会長は河村建夫・元官房長官であり、自民党が全く関係ないわけでもありません。

*3:小泉内閣文科相麻生内閣官房長官自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)など歴任。現在、日韓議連幹事長。

*4:日本共産党衆院選大阪3区予定候補。日本共産党准中央委員

*5:放送日の「2月11日」は澤藤統一郎の憲法日記 » 天皇誕生日とは、天皇制に対する批判の信念を確認すべき日である。のような「建国記念日批判」的な意味合い(外国人には神武なんてフィクションは馬鹿げた話でしかない、とか、建国記念日万歳ウヨは外国人に対してどれほど向き合ってきたのかとか)もあるのかなと少し思いました。まあ、単に「祝日に特番が放送されることが多い」つう話かもしれませんが。