高世仁に突っ込む(2021年3/8日分)

◆高世のツイート

高世仁リツイート
清水潔*1
 「勝負の2週間」が、いつの間にやら「見極めの2週間」に。人類はコロナには打ち勝てない事をようやく理解し、棒立ち作戦に変更した模様。
2週間「状況見極め必要な期間」 菅首相、1都3県の宣言延長(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE)
 政府は5日、新型コロナウイルス対策として東京・千葉・神奈川・埼玉の首都圏4都県に出している緊急事態宣言について、7日までとされていた期間を2週間延長し、21日までとすることを決めた。菅義偉(よしひで)首相は記者会見し、「2週間は感染拡大を抑え込むと同時に、状況をさらに慎重に見極めるために必要な期間」と述べた。

 清水氏については別にコメントしません。許しがたいのは高世のクソ野郎です。毎年毎年救う会、家族会が「今年こそ、拉致解決の『勝負の1年』」と言いながら「毎年毎年、予想通り」何も成果を出せないのを傍観し続けてきた「救う会太鼓持ち野郎」が「どこが『勝負の2週間』か?」と政府批判とは何様のつもりか。
 高世は救う会に「毎年毎年『勝負の1年』て『棒立ち作戦』も同然じゃないですか?。いい加減救う会、家族会の方針では『勝てない事を理解』したらどうですか?」と諫言したらどうなのか。それどころか、一時は拉致を売りにして金儲けしてきた奴が「会社が倒産」するや拉致からの撤退を開始するのだから高世も呆れたクズです。

高世仁リツイート
三浦英之*2
 「安全を優先して判断していく必要がある」と毎日新聞の社説は言う。もし本当にそう思っているなら、五輪は中止すべきだし、「五輪は中止を」としっかり書くべき。論説が色々なところに気を配りすぎて窮屈になってる。マスメディアの厳しい側面
社説:五輪海外客見送りへ 今後も安全優先の判断を | 毎日新聞
 現状を考えれば、海外客見送りの判断は妥当だ。
 今後の感染状況次第では、無観客開催の決断を迫られることも考えられる。
 観客問題も含めた今後の対応について、橋本会長は「科学的知見も踏まえ、丁寧に決めていく」と話す。これからも社会の安全を優先して判断していく必要がある。

 三浦氏については別にコメントしません。許しがたいのは高世のクソ野郎です。「小泉訪朝(2002年)の後、18年に及ぶ拉致敗戦」を容認し「拉致解決には外交交渉しかない」「日朝交渉を阻害する経済制裁は辞めるべし」といえない「救う会太鼓持ち野郎」が何様のつもりか。そもそも「それが良いとは言いませんが」日本マスコミは「日本新聞協会会長」「民放連会長」が「五輪組織委員会役員を務める」などの様々なしがらみがある。
 高世と救う会、家族会との間には「その種のしがらみは建前では無いはず」ですからね。毎日新聞社説は「中止の可能性を全否定しない」だけ、まだ高世よりもずっとマシです。


総務省贈収賄疑惑にフタをする菅内閣 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 ミャンマー情勢に、元外交官の田中均氏(アジア大洋州局長時代、北朝鮮との水面下交渉を重ねて2002年9月の小泉訪朝へとつなげた)はツイッターでこう発言している。
「在ミャンマーの丸山大使は、20年近く前、私が当時軟禁されていたスーチーさんと軍事政権の仲立ちをしようとしたとき、未だ若き外交官として、両者との会談を 実現してくれた。彼ほどミャンマーに根をはり信頼されている外交官はどこの国にもいない。」

 高世にはいつもながら呆れますね。
 「田中氏を敵視する」救う会、家族会に忖度して田中氏の北朝鮮問題での言説(例えば平壌への駐在事務所設置論)は完全無視する男が「ミャンマー問題」という「別の問題」とはいえ、よくもまあ躊躇なく、「田中氏の主張」を紹介できるもんです。 
 しかも「日本はミャンマー軍とスーチーのパイプ役を務めるべき(軍政批判だが、単純な「軍政打倒論」ではない)」という田中意見を紹介しながら、北朝鮮問題ではこうしたパイプ役を否定して「打倒北朝鮮」が高世ですからね。俺のような小心者にはおよそ真似できない「高世の厚顔無恥さ、クズさ」です。真似したくもありませんが。
 さて、「既に俺の過去記事でコメントしている」かもしれませんが、この機会に「高世の田中均氏に関する過去記事」についてコメントしてみます。

「理解に苦しむ」北朝鮮のミサイル連射 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2014.7.10
北朝鮮が30人の「生存者リスト」を日本側に提示していた!
こんな仰天記事を日経が載せた。
《生存者リストに複数の拉致被害者 北朝鮮、約30人提示》
(中略)
 田中均『外交の力』には、田中氏が、アジア大洋州局長としてほぼ1年、20数回におよぶ水面下交渉の結果、2002年9月の首脳会談につなげた経緯が書かれているが、日本側に拉致被害者の安否情報がもたらされたのは小泉総理が平壌に着いてからだったのである。
 この記事に対して、すぐに外務省、拉致問題対策本部警察庁が、連名で、事実に反すると抗議している。
 誤報とすれば、記事にかなりの具体性があるところから、「情報が歪められた」というのではなく、はじめから捏造された話なのだろう。

 現在、こんなことは全く話題になってないことなどから「30人の生存リスト」ははっきり言って信頼性が怪しいですね。とはいえ

日本側に拉致被害者の安否情報がもたらされたのは小泉総理が平壌に着いてから

なんてこともあるわけがない。正直「生存している拉致被害者が一人も居ない(かもしれない)」なんて状況で訪朝は決断しないでしょう。
 1)日本側が「生存してる拉致被害者がいるなら一人だけでも良いから教えてくれ。一人も生存拉致被害者がいないなんて事ではとても訪朝出来ない」と言って、北朝鮮側が「最低でも一人は教えただろう」こと、2) 単に「田中氏が救う会や家族会の反発を恐れてか、あえて『モロバレの嘘』をついてるだけ」つうのは常識で分かる話です。にもかかわらず「そうした指摘をしない」辺り「高世って昔からホンマにクズやな」ですね。

今回の延長にあたっても、感染を抑えるために新たにこういう方策でのぞみます、という大きなデザインをまったく打ち出していない。

 「経済制裁」を主張するだけで『拉致被害者を帰国させるためにこういう方策でのぞみます、という大きなデザインをまったく打ち出していない救う会、家族会』の太鼓持ちだった男が良くもふざけたことが抜かせたもんです。高世は偉そうなことを抜かすのなら過去の自らの北朝鮮拉致問題言説を真摯に反省し、「小泉元首相や蓮池透氏、田中均氏」に「救う会、家族会の誹謗中傷に事実上加担して済みませんでした」と詫びたらどうなのか。まさにそういうことであるなら、小泉元首相、田中均氏、蓮池透氏らに陳謝する用意くらいはあるんだろうな - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)です。

要するに、国民の「みなさま方」がひきつづき気を緩めずに「自助」で感染を減らしてくださいよ、政府はその「状況を慎重に見極め」ますからと言っているわけだ。
 傍観者内閣。 

 そんなことより

 要するに、北朝鮮政府高官の「みなさま方」が「自助」で救う会や家族会の言うとおりに拉致被害者を「即時一括全員帰国」させてくださいよ、救う会や家族会はその「状況を慎重に見極め」ますからと言っているわけだ。
 傍観者集団。 

という悲惨な状況について高世は何か言ったらどうなのか。まあ、高世自体が「傍観者集団の一員」だったわけですが。

 辞めた人(山田真貴子氏)は「一般の方」なので調査しないというのだ。おいおい。
 森友学園問題では、「一般の方」であり「民間人」の籠池泰典理事長が国会の証人喚問に呼ばれているではないか。
 贈収賄罪という重大な犯罪が行われた可能性があるというのに、その最大の当事者を調べないとは・・・。
 この内閣は能力から言っても、倫理からみても最低レベルだ。

 辞めたのは「内閣広報官」であって退官したわけではありません。官僚を「一般の方(民間人)」と言うのは無理がありすぎる*3し「籠池という一般の方(民間人)」を国会に呼んだことを考えれば屁理屈でしかない。
 大体、今回のようなケースでは無く「小物官僚の個人的な汚職」で「その小物官僚が追及を恐れて退官した場合」でも「民間人ガー」なのか。おそらくそうではないでしょう。
 しかし「会社倒産」「救う会、家族会に媚びへつらって詭弁三昧」の「能力から言っても、倫理からみても、マスコミ人として最低レベル」の男・高世がよくもこんなことが言えたもんです。

*1:著書『桶川ストーカー殺人事件』(2004年、新潮文庫)、『騙されてたまるか:調査報道の裏側』(2015年、新潮新書)、『殺人犯はそこにいる』(2016年、新潮文庫)、『「南京事件」を調査せよ』(2017年、文春文庫)、『鉄路の果てに』(2020年、マガジンハウス)

*2:朝日新聞記者。著書『水が消えた大河で:JR東日本信濃川大量不正取水事件』(2010年、現代書館)、『五色の虹:満州建国大学卒業生たちの戦後』(2017年、集英社文庫)、『南三陸日記』(2019年、集英社文庫)、『牙:アフリカゾウの「密猟組織」を追って』(2019年、小学館)、『白い土地:ルポ福島「帰還困難区域」とその周辺』(2020年、集英社クリエイティブ)、『災害特派員』(2021年、朝日新聞出版)

*3:まあ退官しても調査してしかるべきですが。もちろん「東北新社側」についても「民間人ガー」なんて理屈は通りません。