今日の中国ニュース(2021年3月15日分)(副題:I濱Y子と楊海英のクズさ、馬鹿さに心底呆れる)(注:クリスティ「ABC殺人事件」の一部ネタバレがあります)

◆I濱Y子*1ツイッター

◆I濱Y子
 今日神保町の中国書籍専門の書店で本を見ていたら、お客のおじさんがレジの店員さんに向かって「ミャンマー反政府軍*2が正義で軍部が悪ってことはないんだよ。反政府軍もひどいんだよ。いってみりゃあ両方ともレベルが低い」と裏返った声で話していた(店員さんは肯定も否定もせず)。すごい見識。

 「神保町の本屋」でいいところ、わざわざ「中国書籍」云々と書く辺り

◆ああ、アンチ中国のI浜のことだから『中国シンパだからミャンマー軍に甘い』とかネガキャンしてえのか、いつもながらアホと違うか、この女。さすが「アホ」のMukkeの師匠だけのことはあるわ。アンチ中国のI濱でも『中国書籍の本屋』に行ったことで分かるようにそもそも『中国書籍専門の本屋の客=中国シンパ』じゃねえけどね。
◆そんなんで『中国シンパガー』といって良いなら『リコール署名捏造の高須クリニック(自称チベット支援者)』持ちだして、『チベットシンパはレベルが低い!』て言っても問題ないよな。I濱はマジギレするだろうけど。
◆『店員は何も言わなかった』って、批判すればそのおじさんが切れるだろうし、肯定すればI濱が切れるだろうし、結局、何か言えばトラブルになるだろ。トラブルを引き起こさないといけない理由がないし、店員もそんなに暇じゃねえんだよ!。そもそもいちいち客の政治的見識に同意や反対の意思を表明する店員なんて俺は見たこと無いぜ。

て話です。


◆I濱Y子女史のブログ記事『チベット暦正月のチベット界隈ニュース』
 リンクを張ると「ストーカー行為」などと言いだし、はてな社に「強制プライベートモード」を要求する御仁なのでリンクは張りません。

 ここにきて風向きは少し変わり始めてもいる。これまで世界は中国市場を失いたくないがために、中国政府のさまざまな問題点に目をつぶってきた。しかし、香港の民主派をつぶし、ウイグル人を収容所にいれ、年年軍事費を増強し太平洋に軍事進出*3した中国に対し、EU、イギリス、アメリカは態度を変え、中国の問題点をはっきり指摘するようになってきた。その副産物で中国は日本に秋波を送り始めている*4が、これに飛びつきそうな二階幹事長は国内で右からも左からも袋だたきにあっている。

 「二階幹事長が中国問題で袋だたき」ねえ。むしろ今袋だたきになってるのは、政治家ではそんなことより1)「女性蔑視暴言」で「森が袋だたき」、2)「息子の総務省接待」で「菅が袋だたき」でしょう。
 あるいは二階氏が批判を受けてるのはそんなことよりも例えば「観光族議員としてGOTOトラベルをごり押ししたこと」ではないのか。
 つうか「二階ガー」てアホ発言も大概にして欲しい。「菅首相や茂木外相は中国批判派だ」とでも強弁する気でしょうか?。「左」というのはたぶん「日本共産党*5」でしょうが共産党が「日本政府の対中国外交」に関して批判してるのは「当たり前のことですが」二階氏(自民ナンバー2で、首相や外相への政治的な影響力は勿論あるとはいえ、外交の直接の担当ではない)よりもむしろ「外交の直接の担当者である菅首相や茂木外相」なのですが。菅や茂木を批判しないI濱も全く変な人間です。
 「目白の闇将軍と呼ばれた田中角栄の様な存在=二階氏」とでも強弁する気でしょうか?。まあ、仮に百歩譲ってそうだとしても「だから菅や茂木は批判しない」というのは理屈として変ですが。


◆楊海英*6のツイート

楊海英
 中国を誇大広告的に捉えるのは、自らを漢字文化圏に入れたがる*7一部の日本人*8の独特な解釈か妄想。

 とりあえず「中国を誇大広告的に捉える(中国を誇大評価する)」というのは具体的にどういう意味なのか、「アヘン戦争日清戦争で欧米や日本の侵略を受けるまでは、中国はアジアの大国であった」「前近代において中国文化(儒教道教など)は周辺諸国(日本、朝鮮、東南アジアなど)に大きな影響を与えた」「今の中国は世界に冠たる経済大国で、安保理常任理事国でもあるので強い政治力を持ってる」などというのは「誇大評価」なのかどうか、もっとわかりやすく書いてから出直してこいという話です。

楊海英
 知人が地方から東京へ出張。帰ると、下の機器で検査を命じられる*9。ところが、その機器は中国深セン市にあるゲノム解析企業「華大基因」による、日本人のゲノム解析資料を入手用のもの。日本の学識経験者の遺伝子情報を入手しているそうだ。中国による一連のゲノム情報を入手する為の工作の一環とも。

 吹き出しました。どうも「この話」において、PCR検査をしてるのは「華大基因(中国企業)の日本支社」のようですが、「(PCR検査を口実に?)日本の学識経験者の遺伝子情報を(違法に?)入手しているそうだ」てのは何が根拠なのか。
 そもそも「学識経験者限定のPCR検査」なんかするわけもなく「学識経験者の遺伝子情報を入手するために一般人のPCR検査もする」というなら「ABC殺人事件(犯行動機を隠すために1人殺せばいいのに、無関係な人間を別に1人以上殺す→結果、最低でも2人殺す必要がある)」並に「非現実的なトリック(手間がかかるだけでメリットがあると思えない)」でしょう。
 そもそも何のために「学識経験者の遺伝子情報を入手する」のかもさっぱりわかりませんが。
 どう見ても「故意のデマ」でしょうね。「司馬賞受賞当時は」まさかこの男が「日本ウヨに媚びへつらって」ここまで道徳的に劣化するとは思ってもみませんでした。もはや静岡大もこいつを懲戒処分した方が良いのでは無いか。つうか、その前に楊があまり馬鹿なことを言ってると「華大基因(中国企業)」によって「営業妨害と名誉毀損」で刑事告発、民事提訴の可能性すらあるでしょう。

楊海英
 1966年に中国の高官廖承志*10は語る。「我が国は現在海外に2000万人の華僑がいる。その内の百分の一が立ち上がってくると、敵の背後に20万人のゲリラができる」と。そこから中国は人海戦術で革命を輸出し、各国の内政に干渉した。今、華僑は海外にどれほどいるのか?

 吹き出しました。一体いつ「中国は人海戦術で革命を輸出し、各国の内政に干渉」したんでしょうか?。ぜひ「いつ(WHEN)、どこで(WHERE)、誰が(WHO)」革命輸出をしたのか、具体的な5W1Hを教えて欲しいもんです。その「革命の輸出先」とやらには日本も入るのか?。もしかして「1960年代当時の極左過激派」を「革命輸出」とでも言うのか。
 無知なので、廖承志が本当にそんなことを言ったか知りませんが「1966年(文革の時期です)に廖承志がそう言ってた」としか書けず「ホニャララ事件(例えば日本赤軍のテロ行為)のバックには黒幕として中国がいた。ホニャララ事件は中国の革命輸出だ」など具体的なことを何一つ書けない時点で「デマだと自白してるのも同然」でしょう。
 大体「1966年(日本は当時、佐藤内閣)」なんて「今から55年も昔のこと」と今の中国と直結してるわけもないし。
 ここまで酷いデマを公言する男が「国立静岡大学教授」で「岩波や講談社など大手出版社から著書を出してる」。何かが間違ってる気がします。
 岩波や講談社もこの男の本を絶版にするべきではないのか。楊の親族、同僚や知人、友人などもいい加減、楊に苦言を呈するべきでは無いか。
 ちなみにこの楊のトンデモツイートに付いてるネトウヨリツイートは以下の通り。まあ、「おぞましい限り」ですね。楊もこんなリツイートネトウヨにされて「恥ずかしい」という常識は無いんでしょうか。

◆八紘為宇
 日本はそんな廖承志を窓口に60年代初頭から中国とLT貿易を行なってきた。その頃から中共の侵食は始まっていたのだ。

◆Kenkyukenkyu
 不法滞在者を含めれば100万人は下らないのでは。最低10%はヒトラー習近平の息のかかった共産党員。公明党の協力で基地周辺の土地買いあさり。とんでもないことになっている。

*1:早稲田大学教授。著書『世界を魅了するチベット』(2010年、三和書籍)、『清朝チベット仏教:菩薩王となった乾隆帝』(2011年、早稲田大学出版部)、『ダライ・ラマと転生』(2016年、扶桑社新書)など

*2:まあ、「反政府勢力」ですね。

*3:フィリピンやベトナムとの間に領土紛争がある「南シナ海」ならまだしも「太平洋に軍事進出?」ですね。俺とは違う世界に女史は生きてるようです。

*4:吹き出しました。別に「副産物」云々では無く「隣国で経済大国」の日本と友好関係構築にいそしむのは当たり前の話です。

*5:「右」というのは何のことかよく分かりません。

*6:静岡大学教授。著書『草原と馬とモンゴル人』(2001年、NHKブックス)、『モンゴル草原の文人たち:手写本が語る民族誌』(2005年、平凡社)、『ユーラシア草原からのメッセージ:遊牧研究の最前線』(共著、2005年、平凡社)、『チンギス・ハーン祭祀』(2005年、風響社)、『墓標なき草原(上)(下):内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2009年、岩波書店→後に2018年、岩波現代文庫)、『続・墓標なき草原:内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(2011年、岩波書店)、『中国とモンゴルのはざまで:ウラーンフーの実らなかった民族自決の夢』(2013年、岩波現代全書)、『植民地としてのモンゴル:中国の官制ナショナリズムと革命思想』(2013年、勉誠出版)、『ジェノサイドと文化大革命内モンゴルの民族問題』(2014年、勉誠出版)、『モンゴルとイスラーム的中国』(2014年、文春学藝ライブラリー)、『チベットに舞う日本刀:モンゴル騎兵の現代史』(2014年、文藝春秋→後に『モンゴル騎兵の現代史:チベットに舞う日本刀』と改題した上で、2020年、中公文庫)、『狂暴国家中国の正体』(2014年、扶桑社新書)、『日本陸軍とモンゴル:興安軍官学校の知られざる戦い』(2015年、中公新書)、『モンゴル人の民族自決と「対日協力」:いまなお続く中国文化大革命』(2016年、集広舎)、『フロンティアと国際社会の中国文化大革命: いまなお中国と世界を呪縛する50年前の歴史』(共著、2016年、集広舎)、『「中国」という神話:習近平「偉大なる中華民族」のウソ』(2018年、文春新書)、『「知識青年」の1968年:中国の辺境と文化大革命』(2018年、岩波書店)、『最後の馬賊:「帝国」の将軍・李守信』(2018年、講談社)、『モンゴル人の中国革命』(2018年、ちくま新書)、『中国人の少数民族根絶計画』(2019年、産経NF文庫)、『モンゴル最後の王女:文化大革命を生き抜いたチンギス・ハーンの末裔』(共著、2019年、草思社文庫)、『独裁の中国現代史:毛沢東から習近平まで』(2019年、文春新書)、『逆転の大中国史』(2019年、文春文庫) 、『中国が世界を動かした「1968」』(共著、2019年、藤原書店)、『世界を不幸にする植民地主義国家・中国』(2020年、徳間書店)、『モンゴルの親族組織と政治祭祀』(2020年、風響社)、『内モンゴル紛争:危機の民族地政学』(2021年、ちくま新書)、『紅衛兵とモンゴル人大虐殺:草原の文化大革命』(2021年、筑摩選書)など

*7:「入れたがるも何も漢字文化圏だろ?。日本は漢字使ってるし」ですよねえ。もちろん「漢字文化圏だから日本と中国の文化にはほとんど違いは無いです(まあ、そもそもそんなことは誰も言っていませんが)」なんてことはないですが。つうか、「中国共産党内モンゴル統治が、内モンゴル出身者として許せない!。中国共産党内モンゴル人を差別し迫害してる!(楊)」ならともかく「日本は漢字文化圏じゃない!」「そう言う認識は中国への盲従だ!」とでも言いたいらしい楊には「反中国をこじらせるとここまで馬鹿になるのか」とむしろ呆れます。

*8:具体的に誰のことか名前を出して欲しい。

*9:そもそも「誰に誰が命じられてるんだ?(知人が勤務企業に?)」て話ですよねえ。

*10:中国共産党宣伝部副部長、党中央統一戦線工作部主任、中日友好協会会長などを歴任。(廖承志 - Wikipedia参照)