常岡浩介と黒井文太郎に突っ込む(2021年3月17日分)(副題:常岡の馬鹿さにいつもながら呆れる他)

◆黒井ツイートに突っ込む

黒井文太郎
 TLに「好きな分野を仕事にしたライターは辛い」という話が飛び交ってる

 正確には「好きな分野を仕事にしても、世間に評価されず、食えないのではつらい(苦労の甲斐がない)」と言う話ですね。「評価されて食える」のなら、苦労しても何らつらくは無いでしょう。
 以前、鈴々舎馬風『会長への道』(2006年、小学館文庫)を読んでいたら、柳家小さん入門前の馬風も全く同じ事を「師匠小さんや兄弟子」や周囲の人間(親兄弟、知人友人)に言われたと書いていましたね(ちなみに馬風の実家は床屋が家業で、彼も親の後を継ぐことを期待されていたとのこと)。
 「床屋で食うのは多くの人間がやってるが、落語家で食える人間は数少ない。夢破れて落語家の道を諦める人間も多い。床屋の傍ら、趣味で落語をやるのなら、ともかく落語を仕事にして食えなかったら精神的につらいがその覚悟があるのか」と言われたと。


◆常岡ツイートに突っ込む

常岡浩介がリツイート
記者クラブメディアは、なぜ「文春砲」に勝てないか~才能の墓場と化した記者クラブの光景 - 小田光康|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

 文春が近年「甘利UR疑惑」「河井夫妻選挙違反疑惑」「黒川賭け麻雀問題」「総務省接待疑惑」など「政治疑惑」関係のスクープを連発しているとはいえ「朝日新聞の森友疑惑追及」「東京新聞の望月記者」などを考えれば「新聞、テレビ、ラジオなどを一律に記者クラブ云々とおとしめ、文春を持ち上げる」のは明らかに不適切でしょう。
 とはいえ俺的に「もっと呆れる」のはもはや「ジャーナリストとしての活動」を明らかに何一つやってない常岡がこんなリツイートを恥知らずにもすることです。

常岡浩介がリツイート
◆deepthroat
中国、国有企業にミャンマーからの人員退避を指示=新聞 | ロイター
 香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国政府はミャンマーに進出している国有企業に対し、必要最低限を残して人員を退避させるよう指示した。
※さらなる武力鎮圧の予兆か。

 おいおいですね。

ミャンマーで中国系縫製工場に放火 犯人不明、他の工場も襲撃 - 産経ニュース
 ミャンマーの最大都市ヤンゴンで14日、中国系企業の縫製工場が何者かに襲撃され、放火とみられる火災が発生した。

なんて事件が起こればそれが「民主派弾圧を画策する軍の自作自演」であれ「中国をミャンマー軍支持と見なす反体制勢力の一部の暴走」であれ、何であれ「身の安全を守るため最小限度の人員にしなさい」という指示が出るのは当たり前でしょう。最悪の場合「死者が出かねないから」です。
 つうか、今後の情勢によっては「欧米や日本の政府」からもそうした指示は出てもおかしくないでしょう。
 何でそれが「さらなる武力鎮圧の予兆」になるのか。そもそも「さらなる武力鎮圧の予兆」とはどういう意味なのか。「ミャンマー軍と近い中国が、『近々軍部の本格的武力行使があるから避難しろ』と軍から秘密裏に情報提供された」という印象操作か?

常岡浩介がリツイート
◆桜木武史*1
 あまり難しいことは語りませんが、カシミールで撃たれて、死ぬ間際に「焼肉食べたかったなあ」と泣いたエピソードはお話しさせていただけたらなあと思います。よろしくお願いいたします。

 「桜木の講演会の宣伝」をしたければすれば良いですが、「無様だなあ」感は否定できません。なぜなら常岡は俺のような一般人じゃないからです。桜木の同業者(ライター)であり常岡自身が自らの「執筆した雑誌記事、出版した書籍、出演したテレビやラジオの番組、開催した講演会などの実績」の宣伝をツイッターなどですべきところそれを何もしない。「お前、最近の実績は何もねえのかよ」ですね。いや実際、ないのでしょうが。

常岡浩介がリツイート
◆deepthroat
 クリミア侵攻で味をしめたプーチンが次に狙う標的は(ボーガス注:スターリンが過去に併合した)バルト三国

 吹き出しました。「元々はロシア領で、ロシア人住民が多数存在し、ロシア軍も駐留していたクリミア」と「そうではないバルト三国」と全然違うでしょう。
 「ロシアの北方領土支配(あるいはクリミア侵攻)→北海道侵攻」並のデマであり、「ロシアに対してもバルト三国に対しても」失礼です。
 本気ならバカだし虚言ならクズです。まあ今や常岡をまともな人間と思ってる奴はほとんどいないでしょうが。以前は共著を出した高世仁にも見事に見すてられていますし(まあ、その高世も会社を潰してからは、明らかにろくに活動していませんが)。

*1:著書『【増補版】シリア 戦場からの声』(2018年、アルファベータブックス)、『シリアの戦争で、友だちが死んだ』(2021年、ポプラ社