「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年3/21分:荒木和博の巻)

水仁線とか韓国鉄道の話(3月21日): 荒木和博BLOG
 荒木はこうして土日は「土日なので肩の凝らない『私の鉄道趣味の話』を」と言い出して拉致問題と何一つ関係ない鉄道趣味の話を始めるから心底呆れます。
 なお

残念ながら今は影も形もありませんが。

という「水仁線」とは

◆1937年に開業し、1994年12月31日に正式に廃止された
◆廃止直前には韓国唯一のナローゲージ(762mm)路線ということで鉄道ファンの人気を集めた。

という「旧線」です。荒木の関心もおそらくは「韓国唯一のナローゲージ(762mm)」というところにあるのでしょう。
 2012年に「標準軌の新線」が開業されたそうです(水仁線 - Wikipedia参照)。
 小生も鉄道ファンではないのでその辺り全く無知ですが、ググったところ、狭軌ナローゲージ)のメリットは、1)建設費用が少なくて済むこと、2)狭い空間しか取れない場所でも線路が引けること(だからこそ工事用や森林伐採用の鉄道は狭軌が多い)、デメリットは、1)安定性が悪いのでスピードがあまり出せず、乗り心地も悪いこと、2)車体の幅が狭くなり、乗せることの出来る人間が少なくなることですね。
 つまりは「標準軌では建設費用が負担できない」などの特殊事情がない限り「標準軌の方がメリットがある」ということです。
 なお、貧乏だった「明治時代の日本」にとっては「建設費用が少なくて済むこと」が重視され、「国際標準軌1,435mm」よりも狭い「1,067mmゲージ」が採用されることになります(日本が鉄道技術の指導を仰いだ英国においては「1,067mmゲージ」が広く普及していたという事情もある)。 
 国際標準軌と比較すれば「狭軌」ですが、日本では「1,067mmゲージ」が一般的なので「日本標準軌」と呼ばれます。
 いわゆる「軽便鉄道(経営母体の経済力が弱い)」には「1,067mmゲージ」よりも狭い「762mmゲージが多かった(現在も存在する三岐鉄道北勢線)や四日市あすなろう鉄道がこれに当たる)」ようですが、「外国はともかく」日本では、法律において軽便鉄道が「ゲージの幅が狭軌か、それとも標準軌広軌か」で定義されていたわけではないので、日本では「日本標準軌」「国際標準軌」の軽便鉄道もあったとのこと(軽便鉄道 - Wikipedia参照)。
 なお、「広軌」も「日本標準軌と比べて広軌」の場合は「国際標準軌との比較では狭軌の場合がある」ので文章を読むときはその点に注意が必要です。

【参考:狭軌

北勢線事業運営協議会|ナローゲージ
 ナローゲージとは、線路幅(ゲージ) が国際標準軌1,435mmよりも狭い(ナロー) 鉄道です。
 国内の鉄道では、JRが採用している1,067mmゲージよりも狭い線路幅の鉄道を指すことが多いようで、北勢線の線路幅は762mmです。
 現役のナローゲージ鉄道(線路幅762mm)は日本に3事業者のみです。
 昔は国内各地で運行されていましたが、昭和40年代までにそのほとんどが廃止され、現役で残っているのは、「三岐鉄道北勢線*1)」、「四日市あすなろう鉄道(内部線・八王子線*2)」、「黒部峡谷鉄道*3(トロッコ電車)」の3事業者だけです。

【参考終わり】


予備役ブルーリボンの会「レブラ君とあやしい仲間たち」25回目: 荒木和博BLOG

 私が月刊「正論」に連載してきた小説「寒い国から来た工作員(スパイ)」についてお話ししました。4月1日発売予定の5月号には後書き的なものも寄稿します。あわせてお読みいただければ幸いです。

 8分10秒程度の動画です。動画タイトルと説明文だけで見る気が失せますね。実際見る価値は全くないですが。
 荒木が書いた三文小説が「予備役ブルーリボンの会(荒木が代表)など、荒木ら巣くう会界隈」の建前である「拉致被害者の救出」と何の関係があるのか。何の関係もない。そもそも拉致界隈、ウヨ業界限定ですら、こんな小説は「荒木の身内以外」では話題になってないでしょう。西岡力(巣くう会会長)、島田洋一(巣くう会副会長)などが話題にしてるかと言ったら全くしてない。


車を置いた失踪について(3月20日): 荒木和博BLOG

 平成28年(2016)11月25日に実施した調査会特別検証のとき薩摩半島沖の久多島の上空からドローンで撮った映像です。証拠らしきものは見つかりませんでしたが、地理的状況から言えばこの島が(ボーガス注:北朝鮮工作員密入国のための?)中継点に使われたものと思われます。

 8分50秒程度の動画です。動画タイトルと説明文だけで見る気が失せますね。実際見る価値は全くないですが。
 「薩摩半島沖の久多島の上空からドローンで撮った映像」なんてもんが「特定失踪者問題調査会(荒木が代表)など、荒木ら巣くう会界隈」の建前である「拉致被害者の救出」と何の関係があるのか。何の関係もない。
 しかも「中継点」と決めつけるまともな根拠は何もない。いや中継点だろうと、そんなことは拉致被害者の日本帰国と何一つ関係がありませんが。

*1:近畿日本鉄道近鉄)が北勢線を運行していたが、累積赤字により近鉄が廃止の意向を打ち出したため、2003年(平成15年)4月1日から10年間の地元自治体の支援を条件として三岐鉄道が運営を継承した。なお、支援はその後3年毎に更新されている。(三岐鉄道北勢線 - Wikipedia参照)

*2:近畿日本鉄道近鉄)が内部線、八王子線を運行していたが、累積赤字により近鉄が廃止の意向を打ち出したため、2015年(平成27年)4月より、近鉄四日市市が共同出資で設立した四日市あすなろう鉄道が運行(四日市あすなろう鉄道 - Wikipedia参照)

*3:現在は、一般旅客向けのトロッコ列車が運行される観光鉄道であるが、もともとは黒部川電源開発のための資材運搬用鉄道。1971年7月に関西電力から分社化され、関西電力の100%子会社(黒部峡谷鉄道本線 - Wikipedia参照)