今日の産経ニュース(2021年3月21日分)

新千葉知事、小池氏と連携されたら…政府警戒、首都圏の構図変化か - 産経ニュース
 予想の範囲内ですが「ネオリベ系」の前千葉市長が当選したようで「げんなり」ですね。
 それにしても産経の記事が「小池氏と連携されたら…政府警戒、首都圏の構図変化」と言うのには呆れます。問題はそんなことでは無く「新知事が、知事の地位にふさわしいかどうか」でしょうに。まあ、それはともかく「構図変化」などないでしょう。
 まず第一に新知事は別に反自民ではない。第二に「千葉市長」として築き上げてきた人脈などから「当選の可能性は高い」と当初から見られていた。第三に小池も「希望の党」の失敗で、今更「国政進出」なんか考えてないでしょう。第四に「新型コロナ限定」ですら、新知事が「小池シンパ」かどうか。
 そもそも、「神奈川県知事(べったりどころか小池に批判的)」「埼玉県知事」が必ずしも「小池べったりではない」状況で、千葉県知事だけが小池にへいこらしても大して政治的影響も無いでしょう。


共産地区幹部、公明支持者装い「府市一元化反対」ファクス - 産経ニュース
 こういう馬鹿なことは本当に辞めて欲しいですね。もちろん共産党の組織的犯行ではないでしょうし、この御仁にも「除名まで行くかどうか」はともかく「党の名誉傷つけた反社会的行為」として何らかの懲戒処分が下るでしょうが。「公明支持者」なんか装わなくても、「都構想住民投票の結果」から、「公明支持者」に多数「一元化構想批判者」がいることは明らかなわけで、そうした公明支持者に「共産党地区幹部」として普通に呼びかければいいわけです。


ワクチン計画「遅い」65% 接待の首相説明不十分73% 内閣支持42% 共同通信調査 - 産経ニュース
 俺のような菅批判派にとっては「まだまだ高い」「早く支持率30%前半台に突入して欲しい」ですが、「ワクチン接種開始後」も
1)ワクチン接種が遅すぎる、当面は基礎疾患患者と高齢者、医療従事者に接種なのでそれに該当しない人間は接種できない
2)変異種にワクチンがどれほど聞くか分からない
3)東京で200~300人で止まっていてそれより下がらないのに宣言解除して良かったのか
4)総務省疑惑などの問題はワクチン接種でちゃらにできない
ということで「38.8%から42.1%に微増した(と言うのが嘆かわしいですが)」で「大幅に上がったりはしない」わけです。
 下げ止まってるとは言え、「第四派の襲来の恐れ」「総務省疑惑のさらなる新事実発覚」などではどれほど下がるか分からない状況では、菅も順風満帆とは言えない状況です。


【論点直言 札幌地裁判決】「同性婚」認めないと違憲…議論呼ぶ“驚天動地”の判断 山尾志桜里/八木秀次/池谷和子 - 産経ニュース
 ググれば分かることですが、「何が絶句するか」って「産経なら予想の範囲内」ですが
・池谷氏と八木
 二人とも「同性婚を合法化すると家庭崩壊ガー」「そもそも、憲法24条は同性婚を禁止している」を叫ぶ右翼分子。池谷氏(長崎大学准教授)については俺は、今回が初耳ですが、まあ「日本教育再生機構理事長」八木(麗澤大学教授)のような右翼活動家なのでしょう。
・山尾
 同性婚合法化を主張はしている物の、1)憲法24条の「両性」は「異性限定」の疑いがある、2)「法律での合法化」では「法律が廃止されたら同性婚がまた法定外の存在になる」などと主張。同性婚合法化には24条改正した方が良いと言い出す御仁
です(有料記事なので途中までしか読めませんが、ググれば、この三人の過去の主張は分かります)。
 全く「産経はなんでそう言う人間にしかコメント求めねえの?」「池谷氏、八木と同性婚合法化否定論者(そして『憲法24条は同性婚禁止』論者)を2人*1も呼ぶ必要ねえだろ。一人は同性婚合法化論者(もちろん山尾と違って改憲不要の立場)を呼べよ。形式的な公平性すら保てねえのかよ?。お前ら逆に朝日や毎日が、この問題で同性婚合法化論者を3人も呼んだらどう思うよ?。偏向報道呼ばわりじゃねえのか?」「改憲しなくても同性婚合法化はOK、つう人間に何で意見を聞かないの?、その方が憲法学界通説だろ?」つう話です。

【参考:山尾と池谷氏】
 「あまり知られてない」と思われる山尾と池谷氏については、ググって見つけた彼らの主張を紹介しておきます。
 同性婚合法化否定右翼として、その意見が「よく知られてる」と思われる八木については紹介はしません。

「同性婚」をどう考えるか ―「子どもの健全育成」「家族保護」の視点から― | 一般社団法人平和政策研究所池谷和子*2長崎大学准教授)
 同性婚とは異なる制度とは言え、現在各地の自治体で進められている同性パートナーシップ制度が広がっている状況についても、子どもたちの健全育成、家庭の保護が脅かされるのではないかと大変憂慮している。
 同性婚についていえば、日本では憲法24条において「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し」と規定している。これを素直に読めば、憲法は男性と女性、その両性の合意のみに基づいて婚姻が成立するとしており、憲法上、同性婚は認められていないと解釈するのが自然であろう。
 これまで、婚姻とは男女の間でなされるものとされてきた。なぜなら、夫婦が社会から承認された制度の中でのみ性的行為をし、責任を持って子どもを生み育てることで、子どもは誰が自分の本当の両親かを知ることができ、血の繋がった両親に育ててもらうことができるからである。それゆえ、基本的には一夫一婦制や貞操義務が夫婦としての当然の前提とされ、そのことが子ども達の健全な発育を助け、そこに婚姻制度の意義があると考えられてきた。婚姻制度は、社会の秩序を確保する最適な方法ともなっていると言える。
 男女による婚姻制度の意義については、もうひとつ、男女と性別が違う以上、父親と母親の子どもへの接し方の違い、厳父慈母といった、接し方の違いが子どもの精神的成長に良いという、これまでの学問的蓄積がある。父2人、母2人という同性同士の関係のもとでは、子どもの成長にとって問題になる可能性が高いということである。
◆家族の崩壊を引き起こす可能性
 同性婚賛成派は、自由や自己決定の主張を全面に出しており、一見すればこちらの方が近代法個人主義の理念に合致しているようにも見える。しかしながら、婚姻の定義を「婚姻の主役はカップル自身であって、カップル自身の幸福のためだけになされる私的な行為」であると規定すれば、家族の崩壊を引き起こす可能性が強くなる。
 なぜなら、本人同士が合意していれば、一夫多妻制*3でも良いし、貞操義務も必要ない*4ということになるであろう。
 このように子どもの観点からみれば、法が同性婚と異性婚を同等にすべきではないと思われる。
 同性カップルでは、本来子どもをつくることはできない。確かに現代は生殖補助医療で子どもを産むことは可能となっている。養子縁組で親子関係をつくることもあり得る。しかし、同性婚では、少なくとも子どもの情緒的な発育にとって必須とされている母親と父親という存在はなくなってしまう。父親の役割と母親の役割は違うものであって、カップルの一方が母親または父親の役割までカバーできるかは微妙なところである。
◆異性婚カップルにも影響
 では、異性間の家庭でも子どもがいない家庭も多いわけであるから、同性婚カップルが子どもと関係しなければ何も問題はないのか。そうは言えないだろう。
 第一に、同性同士でも結婚できるとなれば、異性婚では当然と考えられてきた一夫一婦制や貞操義務の規範が揺らいでしまうという指摘がある。婚姻の本質を自らの幸福のためになされる私的で親密で情緒的な関係と捉えると、一夫一婦制や貞操義務が社会から排除され、それは子どもがいる異性婚のカップルにも影響を及ぼすことになるのではないか。
 第二に、血縁の両親に育てられるように意図された社会と子どものための婚姻制度の意義が揺らぎ、婚姻制度は当事者の選択によりいつでも解消できる不安定な制度になりかねない。両親の離婚は、多くの場合、子どもにとって心理的なストレスとなる。そのしわ寄せを受けるのは子ども達である。

 ググったところ、どうもこの池谷氏の論文が掲載された「平和政策研究所」てのは「世界平和統一家庭連合(旧称:統一協会世界基督教統一神霊協会)。以下、統一教会と呼ぶ)のダミー団体」のようですね(もちろん統一協会同性婚合法化を否定する立場です)。統一協会とズブズブとは、池谷氏はどう見てもまともな御仁では無いでしょう。しかし「未だに統一協会と付き合いがあるのかよ、産経!」ですね。

山尾志桜里
 下村さん、ナイス!!
 同性婚賛成派だって24条改憲の要否や是非には色々意見あるし。同性婚反対派もそこ逃げないでー。議論はしましょうよ、議論は!
下村氏「同性婚改憲」に言及 両性の合意→両者の合意 24条変更案、自民内から批判:朝日新聞デジタル
 自民党下村博文選挙対策委員長*5憲法改正の対象となり得る議論のテーマとして同性婚を挙げた。9条への自衛隊明記など同党の「改憲4項目」以外のテーマを提示し、野党側を改憲論議に呼び込む狙いがあったと見られるが、同性婚に否定的な議員も多い同党内から批判が出ている。

 「何がナイスだ、手前!。憲法24条は同性婚を否定している、改憲しないと同性婚合法化が出来ないなんて間違った意見が普及したら、同性愛者が迷惑だろうが。手前、改憲派の前原(国民民主党代表代行)の子分として、改憲ムードをつくろうとそこまで汚い手を使うか!」と山尾(国民民主党所属)にマジで怒ってる俺です。
 実際、山尾のツイートには

マホ♂発達障害
・(ボーガス注:山尾や下村は)体良く改憲に利用してるだけじゃん #同性婚 を。

ポリッピ ー
同性婚実現は改憲するまでもなく可能なんですが

という批判リツイートが付いています。で「札幌地裁の違憲判決」後の山尾の言い訳ツイート。

山尾志桜里
 憲法変えずに同性婚を認める法改正は可能だし、早い方がよいので進めましょう。ただそれだけだと、時の政権次第で認めないこともできてしまうので、憲法で保障した方がよいと考えます。(ボーガス注:山尾は)改憲のために(ボーガス注:同性婚を)利用してるとか、根拠なき邪推*6は分断を生む*7だけです

 ということで「憲法を変えないと疑義がある」という主張は「批判ツイート」や「札幌地裁の違憲判決」によってさすがに引っ込めた物のそれでも「(法改正だと、再改正の恐れがあるので)24条を改憲した方が良い」という結論が変わらないのには絶句ですね。「邪推じゃ無くて明らかにお前、利用してるんじゃねえか(改憲派・前原の子分として、お前の本丸は九条改憲だろ?)」「護憲派は勿論、同性愛者*8にも『ふざけんな!』と恨まれると思うぞ」ですね。
 全く「保育園落ちた、日本死ね」に乗っかって「生活問題密着の庶民派」「働く母親の味方」アピールしていたときとは随分変わったもんです。
 で、この山尾ツイートにも

・松本留五郎
 え?。裁判所*9が「現状が違憲だ」と言ってるんだから、現状を変えればいいだけでしょう。なんで憲法かえるんよ?

hiro.ezk
 改憲の大前提は「議論」です。
 (ボーガス注:総務省疑惑などで政府、与党が無茶苦茶な答弁を行う)今の国会を見て、議論している、議論できていると思える人がいたら自分の頭をかなり心配しないといけないでしょう。
 そもそもの大前提が成り立っていない今の国会。
 改憲など、お花畑か平和ボケした人の発想でしかありません。

といった批判リツイートが付いています。
【参考終わり】


【書評】『日本国憲法 八つの欠陥』百地章著 - 産経ニュース
 ググったところ8つの欠陥のうち6つは
1)緊急事態条項ガー(阪神大震災東日本大震災、新型コロナなど)
2)憲法九条ガー(専守防衛以外でも武力行使したい)
3)改憲手続きガー(衆参両院の2/3の賛成でないと改憲国民投票の発議が出来ず、国民投票で1/2*10の賛成が無いと改憲できないので改憲派にとってハードルが高い)
4)皇位継承の具体的方法について現行憲法は「皇室典範で別に定める」として、皇室典範に丸投げしている(つまりは、改憲しなくても、皇室典範の改正で女帝制が導入できることをウヨが嫌ってるという話)
 憲法については「改正のハードル(衆参両院の2/3の賛成&国民投票の1/2の賛成)が高いことを嫌うウヨ」が、皇室典範(戦前と違い、一般の法律扱いなので政府提出法案で無く、議員立法で改正することも可能だし、改正は衆参両院の過半数の賛成でOK)については「改正のハードルが低いことを嫌ってる」のだから、ご都合主義の極みです。まあ、ウヨ連中も「女帝容認論が増えてること」で「皇室典範がいつ女帝容認に改正されてもおかしくない」と怯え「憲法にはっきり、『天皇は男性が世襲する』と書いてあれば*11良かったのに!」と思ってるのでしょうが「お前、自分勝手にもほどがあるだろ」て話です。
5)政教分離原則(つまりは国家神道を復活させたいという話)
6)憲法24条(戦前の家制度的な価値観にたってない)
のようですね(残りの二つはよく分かりません)。「それ、別に欠陥と違うヤン、ウヨのあんたらが言いがかり付けてるだけヤン」つう話ばかりです。


【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈814〉文春スクープへの違和感 - 産経ニュース

 武田大臣の記事について言うと、『文春』自体、〈NTTと総務省の間で一体何が行われてきたのか〉と書いている。
 大臣とNTT社長が会食をして何が問題なのか。会食で親交を深め、情報交換をして悪いわけではない。

 言ってることが無茶苦茶ですね。「許認可権限を握る官庁幹部」と「業界関係者」が秘密裏に会食してれば、しかも会食費用が業者全額負担の接待なら「汚職では無いのか」と疑われて当たり前です。おそらくこの問題が「民主党政権下」で発生してればこんなことを花田も産経も言わないでしょうし。

 「開会式」の記事では佐々木氏のLINEまで公開。他人のLINEを無断で公開していいのか。

 「五輪組織委員会や佐々木氏を批判からかばいたいらしい」花田らしいですが、1)「個人情報の秘匿」を理由に「不祥事追及」妨害はおかしい、2)ライン発言の暴露は佐々木氏に送付された側の内部告発、3)暴露されたのは問題発言限定ですからね。
 佐々木氏や五輪組織委員会が花田のような詭弁で居直れなかった時点で「勝負あった」です。
 それにしても花田が「佐々木発言は事実では無く捏造(まあ佐々木氏自身が発言を認めた時点でそんなことは言えませんが)」「佐々木発言が事実でも問題ない」「問題はあるが批判によって、すぐに撤回したからその時点で終わった話。今更蒸し返すな」といえないのが滑稽です。まあ、そういってかばう人間もいるようですが。

 ノーベル賞大村智博士が開発した疥癬のクスリ、イベルメクチンがコロナに有効という説に肩入れしている『新潮』。今週も「『変異ウイルス』でも『第4波』襲来でも『イベルメクチン』で命を守れる」。

 花田や産経が「そう言う説もあると紹介しました(推薦はしていません)」と逃げ腰なのが滑稽ですね。
 「疥癬(水虫)の薬がコロナに効くらしい」という怪しい説(もちろんWHOや日本の厚労省、欧米の『厚労省に当たる政府組織』などのお墨付きなど何もない)を躊躇無く垂れ流す新潮と違い、「効くというのは間違いだったとなって後で問題が起こったらまずい」「賠償訴訟とか起こされたら困る」と思ってはいるようです。なお、「大村氏の推薦」とは書いてないので、週刊新潮など一部のバカが勝手に放言してるのでしょう。大村氏もいい迷惑です。
 「いわゆるご飯論法(『白米という意味でのご飯は食べてない』と言ったが『朝ご飯は食べてない』とは言ってない。誤解する方が悪い)」「消防署の方から来ました(『消防署の方角から来た』と言ったが『消防署の職員だ』とは言ってない。誤解する方が悪い)」並の「大村先生論法(ノーベル賞受賞者・大村先生の開発した薬だとは言ったが、1)『コロナの薬だ』とも、2)『コロナに効く、と大村先生が言った』とも言ってない。誤解する方が悪い)」ですね。
 なお、菅政権もこんな珍説にはさすがに耳を傾けないわけです。後で問題が起こったら大変なことになりますからね。海外でも使用されてるアストラゼネカファイザーのワクチンならまだしも。


【古典個展】大阪大名誉教授・加地伸行 主体性なき「夫婦別姓論」(1/2ページ) - 産経ニュース
 「はあ?」ですね。言ってる意味がさっぱり分かりませんが、「夫婦別姓=(別姓を認める)欧米かぶれで主体性がない」と仮定しましょう。
 で「そんなことが選択的別姓否定の理由になるの?」ですね。
 問題は「別姓を認めることが何か弊害を生むのか?」であって、「産まないのなら認めるべき」というのが常識的考えでしょう。
 問題になってるのは「選択的別姓」であって別姓をしたくない加地のような人間にまで別姓を求めてるわけではない。

*1:どうも産経は「八木は憲法学者、池谷は民法家族法)学者。同性婚合法化否定という結論が同じでも観点が違うから問題は無い」と強弁する気らしいですが。

*2:著書『アメリ児童虐待防止法制度の研究』(2009年、樹芸書房 )

*3:「誰がそんなこと言ってるのよ?」つう話です。「一夫多妻制を認める」なんて誰も言ってないことを言い出すのだから、ウヨ連中はマジで付き合いきれません。そのうち「同性婚容認派は当人の意思が重要というなら、近親婚でも、幼児相手の児童婚でも、獣婚(動物婚)でも良いのか?」とか言い出すんじゃ無いか。

*4:そもそも本人同士が本当に「浮気OK」であれば貞操義務違反の問題は「事実上、生じない」でしょう。貞操義務違反は刑事犯罪では無く、民事賠償責任しか生じませんが、本当に「浮気OK」なら民事訴訟が起きることは論理上あり得ないからです。

*5:役職は朝日の記事発表当時。現在は自民党政調会長

*6:1)ほとんどの同性愛者、同性婚支持者はそんな改憲を希望してない、2)自民がそんな改憲に応じるとは思えない(そして自民が多数議席保有する今、自民がそうした改憲に応じなければ、そんな改憲など事実上出来ない)、3)山尾の所属する国民民主には前原代表代行など改憲派が多数いる、と言う時点で「根拠なき邪推」どころか立派に根拠はあります。

*7:分断を産んでるのは「24条改憲」など言い出して同性婚合法化のムードを低めようとする山尾の方でしょう。

*8:もちろん「護憲派の同性愛者」もいますが。

*9:違憲判決を出した札幌地裁のこと

*10:この1/2については「有権者(つまり棄権や無効票を含む)の1/2」説と「有効投票の1/2」説がある。「有効投票の1/2」説の方がハードルが低いですが、それにしても「高いハードル」ではあるでしょう。

*11:現行憲法は「世襲」としか書いておらず通説は「憲法の『世襲』は男性世襲に限られない(女性世襲も含む)が、現行の皇室典範のように男性に限定しても違憲とまでは言えない」「したがって皇室典範を改正すれば女性天皇も認められる」という立場です。