「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年3/22分:荒木和博の巻)

◆荒木のツイート

荒木和博がリツイート
◆レブラくん(RBRA)予備役ブルーリボンの会
 映画「めぐみへの誓い」鑑賞後。
 トイレで順番待ちの女性2人の会話。
 『(映画を観て)泣いてるだけじゃダメなんだけどね…』
 「ブルーリボン着けるとか、しようか」
 映画をきっかけに各々出来ることから行動すれば一歩解決へ前進すると思う。

 吹き出しました。「泣いてるだけじゃダメ*1」はまあ、いいとして、その次が「ブルーリボン装着」て(苦笑)。
 「そんなリボン付けて何の意味があるんだ?」て話です。基本的に拉致の解決は「外交交渉」以外に手はなく、我々一般人に出来ることは何もありません。
 拉致問題とは「視覚障害者に助けを求められたら援助しよう」「電車内で痴漢を見つけたら大声で指摘しよう」「被災地などへの募金をしよう」的な「個人の善行」で何とか出来る話ではない。


北朝鮮から送られた蛇酒の話(3月22日): 荒木和博BLOG

 令和3年3月22日月曜日のショートメッセージ(Vol.354)。北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」の朝鮮語放送では「富士山は知っている*2」というトーク番組のコーナーを設けています。その最新版に出てもらったNO FENCE(北朝鮮政治犯収容所をなくすための日本の民間団体)の宋允復事務局長の話をご紹介しました。彼が朝鮮学校(小学校)にいたとき*3の話です。こんな話*4が沢山あるんだそうで、彼にはどこか*5でぜひ文字にしてくれと頼んでいます。

 5分40秒程度の動画です。動画タイトルと説明文だけで見る気が失せますね。実際見る価値は全くないですが。
 「北朝鮮から送られた蛇酒(マムシ酒やハブ酒)の話」が荒木ら「特定失踪者問題調査会など巣くう会界隈」の建前である「拉致被害者の救出」と何の関係があるのか。何の関係もない。
 で何が「面白い話」なのかというと荒木曰く
1)宋允復が小学生の頃の話*6で、朝鮮小学校に蛇酒が送られてきた(何で小学校にそんなもんが送られて、酒など飲めない小学生の前で披露されるのか、よく分かりませんが)
2)女子生徒が「(蛇が)気持ち悪い」と言ったら先生が「蛇酒は北朝鮮にとって重要な外貨獲得源だ。そんな蛇酒を造るために、蛇獲りをするときに誤って蛇に噛まれて毒で死ぬ人間もいる。その中には君らのような小学生もいるそうです。だからそんな気持ち悪いなどと言うべきでない」と叱られた
3)宋允復は当時「小学生がそんな危ないことをさせられるなんて北朝鮮の社会は問題ではないか」と思った(荒木曰く「その時が北朝鮮体制に疑念を感じた最初の時と宋は言っていた」)
て「どの辺りが面白い」んでしょうか?
 「一般の大人ならともかく、小学生まで毒蛇とりに動員して、死人まで出してるのだとしたら教育上問題ありすぎだろ、酷いな、北朝鮮」あるいは「小学生の宋に疑念を感じさせる北朝鮮体制だせえ」と罵倒できて「アンチ北朝鮮ウヨ」として面白いつうことか。
 しかし、これ、まともな人間だったら「小学生がかわいそう」「さすがに昔の話であって今はそんな酷くないと思いたい」と同情したり、「小学生に毒蛇とりなんてそんな危険なことをやらせる北朝鮮が許せない。なんと痛ましい話か」などと憤激したりしても「面白い」とは言わないでしょうよ。確実に人間性が疑われますよねえ。まあ、こんな話しなくても「特定失踪者デマ」だけでも充分荒木は「常軌を逸しています」が。
 まあ荒木に対して、善意に理解すれば「面白い」とは「興味深い」「印象深い」と言う意味かもしれませんが。
 どっちにしろ「繰り返しますが」そんな話と「拉致被害者の救出」と何の関係があるのか。何の関係もない。

*1:巣くう会の映画で泣けるってのも「何だかなあ」ですが。

*2:何が「富士山は知っている」かと思いきやこの荒木動画に寄れば「我々日本人は横田めぐみさんなど北朝鮮が死亡発表した拉致被害者が生きてると知っている」と言う意味だそうです。「日本人=富士山(日本を代表する山)」だと。まあ、実に「意味が分かりづらいタイトル」ですね(苦笑)。まあ、「俺たち日本人はめぐみさんが生きてると知っている!」とイキって何の意味があるのか?、とも言いたいところです。

*3:朝鮮学校OBが何も荒木のようなデマ右翼と野合しなくても良いでしょうにねえ。北朝鮮(あるいは朝鮮総連朝鮮学校)批判派になるにしても、もう少しまともな人間と共闘したらどうなのか。ちなみに「宋允復」でググったら『韓国人ジャーナリストがここまで書いた「日本」が世界で畏れられる理由』(2015年、KADOKAWA)、『世界が認めざるを得ない 最強の国「日本」』(2017年、KADOKAWA)というトンデモ本がヒットしたのでそう言う御仁なんでしょう。まあ荒木とつるむようなバカですからね。

*4:「こんな話」が「どんな話」かさっぱり分かりませんが荒木らウヨにとって「北朝鮮に悪口出来る話」でしょうか。

*5:「どこか」という「あなた任せ」の態度に吹き出しました。そこは荒木的には「私が発表場所(例えば最近まで荒木が三文小説を連鎖していた月刊正論、荒木の著書を刊行した草思社など)を見つけますから是非書いて下さい」ではないのか。荒木がそう言えない時点で、「文字にしてくれ」がリップサービスでしか無いことがモロバレで失笑物です。

*6:Amazonの著者紹介に寄れば宋は「1967年生まれ」だそうなので「1974~1980年」の話でしょうか?