ちなみにそれはブーメラン的な報ステ炎上が「自業自得」と突き放されてはいない事実は、ポリコレ風潮を押しとどめ押し返す風潮が芽吹きだした兆候？: 白頭の革命精神な日記の書き手です。
なお、以前もこの「白頭の革命精神な日記」筆者の御仁（以下、白頭氏、白頭先生とでも呼びます）は
裁判闘争で勝利した方の片言隻句に因縁つけるごろつきにあきれる - bogus-simotukareのブログ
『私は、地毛証明書は「時代の進歩」を示していると見ています』ねえ（呆） - bogus-simotukareのブログ
「ナチズムより共産主義が世界にとって脅威だ」という変人（追記あり） - bogus-simotukareのブログ
『「非橋下化」こそ維新が全国規模で支持を広げる秘訣』という変人（追記あり） - bogus-simotukareのブログ
『gotoトラベルを辞めても旅行客が減るか分からないからやめなくてもいい』という変人（追記あり） - bogus-simotukareのブログ
『丸川大臣は間違ってない、夫婦別姓（丸川が反対）と旧姓使用（丸川が利用）は違う。批判者は間違ってる』という変人（追記あり） - bogus-simotukareのブログ
で批判しています。「たまにまともなことをいうこともあるが」、「失礼ながら」基本的に白頭氏がまともな人間だとは俺は思っていません。「頭のおかしい変人」「バカ」「人格破綻者」「Mukkeやnoharraの同類」のカテゴリーに入れています。
ジェンダー平等という当たり前のことをわざわざスローガン化する政治家たちへの皮肉が伝わらず、それどころか「ジェンダー平等が達成されているという間違った認識に立っている」と真逆の説教*1を食らうに至った、コミュニケーション不成立の見本のような出来事です。
「はあ？」ですね。今日の産経ニュース（2021年3月24日分）（追記あり） - bogus-simotukareのブログでも批判しましたが、日本において「ジェンダー平等」は当たり前ではないからこそ「立民や共産、社民においてスローガン化される」のであってそれの何が悪いのかさっぱり分かりません。何が「皮肉」なのか。俺みたいな共産支持者からすれば白頭氏やテレ朝への怒りを禁じ得ません。
例えば欧米においては「死刑反対」はもはや「当たり前」ですが、日本においては当たり前ではない。
そこで
「どっかの政治家が『死刑廃止』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」
なんて言ったら正気を疑われるでしょう。テレ朝の今回のCMはそのレベルです。
つうか皮肉を言われるべきなのは「ジェンダー平等反対派（夫婦別姓反対、同性婚反対など）」「死刑賛成派」であって「スローガンを掲げる側」じゃないでしょうに。
報ステといえば、テレビ朝日系列の看板情報番組であり同局のリベラルな論調を決定づけるものです。その点、リベラリスト*2にしてみれば「味方」であるはずなのに、本件がここまで内ゲバ的に大炎上していることからは、２つの推測ができるでしょう。
色々な意味で吹き出しました。
まず第一に、自民の恫喝に屈し「古館キャスターを更迭した後の『腰抜けでヘタレな』報ステ」のどこが「リベラル」なのか。
そもそも「ウヨ芸人ビートたけしがMCのテレビタックル」、「ウヨ評論家高坂正堯が常連コメンテーターだったサンデープロジェクト」、「ウヨ政治家・橋下がMCだった橋下×羽鳥の番組 - Wikipedia」などでもわかるように朝日新聞はともかく、テレ朝の論調のどこが「リベラル」なのか？（これは単なる事実を指摘しただけで、テレ朝の右翼論調を批判してるわけではありません。俺個人はテレ朝の右翼論調には批判的な人間ですが）。「朝日新聞」ならまだしも、テレ朝がリベラルなど事実誤認にもほどがあるでしょう。むしろ世間の認識は「何故朝日新聞の子会社なのに、テレ朝はあんなに右翼論調なのか？」でしょう。
第二に「内ゲバ」と言う辺りこの方の
１）「日本のリベラルは、味方ならどんなに間違ったことを言っても批判しない」とでも思ってるらしい「リベラルに対する酷い偏見」、または
２）「政治的な味方なら批判はしないのが当然だ」という「党利党略でしか物が考えられない馬鹿さ」が露呈しています（そもそも『右翼論調のテレ朝』を『リベラルの味方』と考えること自体が事実誤認ですが）。
当然ながら「味方だろうが間違ったことを言えば批判する」のが「あるべき態度*3」であり、「味方なのに内ゲバ」などと言い出すのはそうした常識が無い白頭氏の馬鹿さを露呈しているだけです。批判の是非はともかく*4、「味方だから批判しない」なんて方がおかしい。
昨今のこの手のポリコレ文化大革命*5が、「わざと曲解して言いがかりをつけている」のではなく「本気でやっている*6」という可能性です
やれやれですね。ろくでもない行為だから批判しただけなのに「文革呼ばわり」とは良い度胸です（勿論褒めてない）。
批判派もせいぜい「謝罪とCM放送の中止」をテレ朝に求めた程度で、例えば「報ステの打ち切り*7」を求めたわけでもないのに何が「文革」なのか。
白頭氏には「文革的批判」と「文革的でない批判」の違いを是非とも教えて欲しいもんです。どうせ「俺が間違った批判だと思う物は全て文革」という話にならない「俺様定義」でしょうが。
「あの報ステまでもが！」と本気で思い込んでいる可能性は決して低くないでしょう。
少なくとも俺は
◆長良川河口堰反対派を、社会党の野坂建設相（建設相就任前は堰稼働に反対）が裏切って大ショック
◆共産支持者なのに筆坂がセクハラ事件やらかして大ショック
◆鳩山政権が八ッ場ダム反対派を裏切って大ショック
的な「あの味方の報ステまでもが！」などという「味方に裏切られた感」で報ステ批判などしてないので「お前はアホか？」ですね
（なお「味方と思って支持していた人間」に裏切られれば「批判が厳しくなるのは当然」であり、よほど酷い人格攻撃やデマ中傷でもしない限り、つまり「正当な批判」である限り「批判が厳しすぎる」「内ゲバ」などと言われる筋合いは全くありません）。
報ステなんぞ「古館更迭後」は多くのリベラル派、左派（俺もその一人ですが）は、白頭氏の認識とは異なり「報ステはむしろ敵」「もはや見る価値もない」と認識してるでしょう。
つまりは、今回のCMで報ステに対する怒りが「リベラル派にある」としてもそれは「読売の前川出会い系バー報道」が「そこまで自民党に媚びるのか」「予想の範囲内だが本当に酷いな」と憤慨されたのと同様に「古館更迭だけでは足りずそこまで自民党に媚びるのか」という代物でしかない。ぶっちゃけた話、本気なのか、故意のデマか知りませんが白頭氏の「テレ朝認識」は明らかに事実と大幅に乖離しています。
*1:「真逆の説教」どころか、あのCMは「どうテレ朝に善意に理解しても」、テレ朝擁護のためによほど無茶苦茶なこじつけ理解をしない限り「ジェンダー平等が達成されているという間違った認識に立っている」と認識され批判されても、仕方の無いお粗末な代物だと思いますが。
*2:そもそもあんなCMを批判するのは「常識の範囲内」であって「リベラリスト」なんてご大層な話ではありません。大体、「渋々とは言え、テレ朝が詫びた話」でこんな無茶な擁護をされてもテレ朝もありがた迷惑でしょう。
*3:まあ実際には人間、どうしても身びいきというものがあり、なかなかその理想通りには動けませんが。
*4:白頭氏が「不当な批判」呼ばわりなのに対し俺は「正当な批判」と思っていますが
*5:テレ朝批判以外に何が「ポリコレ文化大革命」なのか、森批判か、佐々木（例のオリン「ピッグ」おじさん）批判か、呉座批判か、それとも別の何かかと聞きたくなります。
*6:むしろ白頭氏の珍論の方が「お前は本気でやってるのか？」「わざと曲解してテレ朝批判派に言いがかりを付けてるのでは無いのか」と聞きたくなる酷さです。
*7:さすがにそこまでやったらやり過ぎでしょう。まあ、そもそも、そんな人間はほとんどいないでしょうが。
