パーマン1号と「車寅次郎の甥」はどちらも「すわみつお」、他パーマンで色々

 まあ、パーマンは「須羽満夫*1(須羽ミツ夫)」、「男はつらいよ(寅さん)」は「諏訪満男」で字が違いますが読みは同じです。
 そしてパーマンが「1967年」にTBSでアニメ化、寅さんが「1969年」に映画第1作*2と言うことを考えると「パーマンから名前を持ってきた」という可能性もあるんじゃないかと思います(パーマン - Wikipedia男はつらいよ (映画) - Wikipedia参照)。
 ちなみにパーマン - Wikipediaには色々と面白い記述があるので紹介しておきます。

パーマン - Wikipedia
・1966年から2年間(以下、「旧作」)、1983年から3年間(以下、「新作」)の2度にわたり雑誌連載(旧作:週刊少年サンデー、幼稚園、小学1~6年生など、新作:小学三年生、小学四年生、コロコロコミックなど)され、それぞれテレビアニメ化(旧作はTBSで1967~1968年、新作はテレビ朝日で1983~1985年)もされた。
◆設定等の変更
パーマン5号(旧作に登場したが新作には登場せず)の存在の有無や飛行速度の設定(旧作では時速91km、新作では時速119km)など、旧作と新作の間にはいくつもの設定等の差異が存在する。
・須羽ミツ夫(パーマン1号)にパーマンセットを渡した宇宙人は、旧作では「(スーパー星から来た)スーパーマン」と呼ばれていたが、スーパーマン著作権・商標権に触れる*3ため、新作連載時に「(バード星から来た)バードマン」と改名された。新作においてバードマンとなったのはスーパーマン=超人から引っ掛けて、超人→鳥人=バードマンとなった。
・人権への配慮から設定や表現が変更されたケースもある。パーマンであることが仲間以外に知られた場合は、旧作では秘密を守るため、「脳細胞破壊銃でクルクルパー(廃人)にされる」という設定だったが、新作では「細胞変換銃で動物にされる」という設定に変更された。他にも、旧作第1話でミツ夫が、「スーパー星(バード星)から来たスーパーマン(バードマン)」云々という信じられないことをミツ夫に話したスーパーマン(バードマン)に対して言った「おじさんは精神病院から脱走してきたんだね」というセリフは、後に「映画の宣伝も大変だね」または「おじさんはぼくをからかってるんだね」に変更されている。
 小学館の単行本の1995年以降の版では、それまで収録されていた人食い人種が登場する「怪獣さがし」と、毒矢を用いて人を発狂させる犯罪者が登場する「くるわせ屋」の2本が削除された。
 2009年より刊行された「藤子・F・不二雄大全集」では、旧作における「スーパーマン」の表記や「時速91キロ」などの旧設定が復活し、「怪獣さがし*4」と「くるわせ屋*5」の2本も再び収録されたものの、「脳細胞破壊銃でクルクルパーにされる」設定は復活しなかった。

*1:パーマン - Wikipediaによればスーパーマンをもじった命名

*2:男はつらいよ - Wikipediaによれば、諏訪満男は映画第1作から登場。なお、映画以前のテレビドラマ版(1968~1969年)には登場しません。

*3:ただし、別の藤子作品『中年スーパーマン左江内氏』では「スーパーマン表記」が使用されている。

*4:ただし、人喰い人種は「こわい人たち」と言い換えられている。

*5:ただし「くるわせ屋」は「(頭を)くるわせる」という表現を「おかしくする」と全て変更され、タイトルにもなった「くるわせ屋」という職業は「人の人生をくるわせる」のでそう呼ばれるとの設定になった。