「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年4/18分:荒木和博の巻)

西武特急レッドアローの話
 6分20秒程度の動画です。荒木は土日は「肩の凝らない話題を」として拉致が全く関係ない「荒木の鉄道趣味」の話をやりますが、今回もそれです(ただし今回はツイッターでの紹介であってサイトでの紹介ではありません。「そんな趣味のことなんかツイッターだけで宣伝しろ」つう批判でもあったのか?)。ぶっちゃけ見る価値は全くありません。
 まあ

西武「レッドアロークラシック」 池袋線・西武秩父線などで臨時運行 グッズ販売も | 乗りものニュース
 2021年4月29日(木・祝)で定期運行を終了する西武鉄道の10000系電車「レッドアロークラシック」が、5月に池袋線西武秩父線狭山線新宿線で臨時特急電車として運行を行います。
 5月1日(土)と2日(日)は狭山線西所沢発西武球場前行きとして各日3本を運転。
 乗車特典として「レッドアロークラシック ラストラン記念カード」を配布するほか、西武球場前駅(埼玉県所沢市)構内では「レッドアロークラシック」撮影ができる専用スペースを用意します。
 両日とも西武球場前駅改札外では新商品の「レッドアロークラシック ラストランポストカード(1セット5枚入り)」や西武鉄道グッズの販売を行います。
 5月15日(土)と16日(日)は池袋~西武秩父間で各日1往復運転。
 西武秩父駅(埼玉県秩父市)改札外では「レッドアロークラシック ラストラン パスケース」を各日400個発売。
 5月29日(土)は西武新宿~本川越間で1往復運転します。本川越駅(埼玉県川越市)改札外では同じく「レッドアロークラシック ラストラン パスケース」を400個発売します。
 「レッドアロークラシック」は4月29日(木・祝)の新宿線での定期運行を終了後、特急車両としての役目を終え引退する予定でしたが、多くの人の要望により臨時特急電車の運行を企画したとのことです。

関係の話がされてるわけですが。
 ちなみにレッドアローについてはググると、原武史『レッドアローとスターハウス:もうひとつの戦後思想史(増補新版)』(2019年、新潮選書)なんて本がヒットします(小生は未読ですが)。 
 原氏は「鉄道マニア」を自認しており、他にも

◆『「民都」大阪対「帝都」東京:思想としての関西私鉄』(1998年、講談社選書メチエ→2020年、講談社学術文庫)
◆『鉄道ひとつばなし』(2003年、講談社現代新書)
◆『鉄道ひとつばなし2』(2007年、講談社現代新書)
◆『震災と鉄道』(2011年、朝日新書)
◆『鉄道ひとつばなし3』(2011年、講談社現代新書)
◆『「鉄学」概論:車窓から眺める日本近現代史』(2011年、新潮文庫)
◆『沿線風景』(2013年、講談社文庫)
◆『思索の源泉としての鉄道』(2014年、講談社現代新書)

などの著書があります(小生は全て未読ですが)。ちなみに原氏のもう一つのライフワークが「皇室」でこちらは

◆『大正天皇』(2000年、朝日選書→2015年、朝日文庫)
◆『昭和天皇』(2008年、岩波新書)
◆『完本 皇居前広場』(2014年、文春学藝ライブラリー)
◆『「昭和天皇実録」を読む』(2015年、岩波新書)
◆『〈女帝〉の日本史』(2017年、NHK出版新書)
◆『皇后考』(2017年、講談社学術文庫)
◆『平成の終焉:退位と天皇・皇后』(2019年、岩波新書)
◆『天皇は宗教とどう向き合ってきたか』(2019年、潮新書)

などの著書があります(小生は全て未読ですが)。

【参考:レッドアロー】

「レッドアロー」→「ラビュー」に 西武特急が改名:朝日新聞デジタル2018.10.29
 西武鉄道は29日、来年3月に西武池袋、秩父線にデビューする新型特急車両「001系」の愛称を「Laview(ラビュー)」とすると発表した。ほぼ半世紀にわたって親しまれてきた「レッドアロー」の名は引き継がない。
 同社の特急は、1969年の西武秩父線開業と同時にデビューした「5000系」が初代。車体に施された赤いラインにちなみ、「レッドアロー」の愛称で呼ばれた。93年に登場した2代目「10000系」も赤いラインを引き継ぎ、「ニューレッドアロー」の名で秩父・川越観光や通勤に活躍している。
 現在、西武池袋、秩父線を走る7編成の特急車両は、19年度末までにすべてがラビューに置き換わる。西武新宿線では、5編成が引き続き「ニューレッドアロー」の名で運行を続けるという。

 ただし上で紹介したように「レッドアロー」もついに運行を停止するわけです。

レッドアローとスターハウス 原武史著: 日本経済新聞
 書名にあるレッドアロー号は西武鉄道の特急電車であり、西武ないし西武的なものの象徴である。ではスターハウスとは何か。
 西武の生みの親でかつ総帥であった堤康次郎は、東急、小田急、京王、京急等、他の電鉄会社と対照的に、沿線の宅地開発に積極的でなかった。結果として、西武沿線はいくつもの大規模公団住宅の誕生の地となった。スターハウスはその建物の形を表した呼称であり、それはまた団地の時代を告げる記念碑的建物であったと著者は述べる。

【参考終わり】


レブラ君とあやしい仲間たち(中本彰・特定失踪者問題調査会幹事): 荒木和博BLOG

 予備役ブルーリボンの会「レブラ君とあやしい仲間たち」大阪バージョンの3回目、ゲストは日本司法書士会連合会理事で特定失踪者問題調査会幹事の中本彰さん。なぜ司法書士拉致問題に取り組むようになったのか、ぜひご覧下さい。

 9分50秒程度の動画です。説明文だけで見る気が失せます。実際、見る価値はありません。
 「司法書士だから」特定失踪者問題調査会に関わってるわけではない。
 「荒木と同レベルのウヨ」だから、関わってるだけで、そのウヨ活動家が単に「司法書士資格」を持ってるにすぎません。
 例えば、ウヨの稲田朋美*1が弁護士資格を持ってる、あるいはウヨの西村真悟が過去に弁護士資格を持っていた(ただし弁護士法違反事件での有罪判決確定により、いわゆる欠格条項に該当し資格喪失、詳しくは西村眞悟弁護士法違反事件 - Wikipedia参照)のと大して変わらない。
 まあ、

◆弁護士資格を持つ福島瑞穂*2が「法律を活用することだけでは限界がある」として「法律を作る側」の政界に進出
行政書士資格を持つ田島隆氏が、社会への法律知識広報のために、行政書士を主人公とする漫画『カバチタレ!』、司法書士を主人公とする漫画『奮闘!びったれ』、労働基準監督官を主人公とする漫画『ダンダリン一〇一』の原作者として活動

したりするのとは全然意味が違う。まあ、荒木の同類ウヨである中本は「法律家としての社会貢献」と強弁するわけですが。

*1:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相など歴任

*2:社民党幹事長、副党首、鳩山内閣少子化等担当相などを経て党首。著書『結婚と家族』(1992年、岩波新書)、『裁判の女性学』(1997年、有斐閣選書)、『福島瑞穂的弁護士生活ノート』(1998年、自由国民社)、『あれも家族これも家族:個を大事にする社会へ』(2001年、岩波書店)、『迷走政権との闘い』(2011年、アスキー新書)など