「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年5/9分:荒木和博の巻)

◆荒木のツイート

荒木和博がリツイート
◆レブラくん(RBRA)予備役ブルーリボンの会
 現役*1の頃から「拉致被害者救出は自衛隊の役割」と発言していた元自衛官の飯塚泰樹さん。そんな飯塚さんが2019年、拉致被害者家族の増元照明さん*2を招いた駐屯地での講話*3を計画したところ、上級部隊から「過去に増元さんが政府見解と異なる発言*4をした」と却下されたとの事。

 「拉致被害者救出は自衛隊の役割(いわゆる自衛隊特殊部隊による拉致被害者救出論)」て「拉致被害者の居場所が分からない以上不可能」なので馬鹿馬鹿しくて話になりませんが、それはさておき。
 まあ正確には

・増元が講話で無茶苦茶な政府、自民党批判をし、後々、防衛省本省幹部や、駐屯地幹部が防衛省政務三役(防衛相、副大臣大臣政務官)や自民党防衛族議員などに呼び出されて「あんな講話をするとはお前ら何、考えてるんだ!」と叱責されたあげく、最悪の場合、本省幹部や駐屯地幹部が『早期退職(まあ、再就職先は用意されるでしょうが)』や左遷されるのを恐れた

ということでしょうね。
 今や防衛省にとっての増元の扱いなど「増元が家族会事務局長を辞めて無役になった」「増元が次世代の党から選挙に出馬した」ことでそんな扱いになったわけです。
 実際、防衛省や駐屯地の幹部が危惧するように増元なんぞ「余程の極右議員」でも無い限り、自民党議員ですら「非常識な極右」として敬遠してるでしょう。
 こんなことを言う荒木や飯塚は「却下した自衛隊」を恨むと共に「自民党や安倍政権の政治的圧力があったのでは無いか」と疑い、自民党や安倍も恨んでるのでしょうが、そんなことで恨んでも何がどうなるわけでもない。


必要は法律を越える(R3.5.10): 荒木和博BLOG

令和3年5月10日月曜日のショートメッセージ(Vol.403)。昨日発信した特定失踪者問題調査会の「調査会NEWS」3434号の内容と重なりますのでそちらも御一読いただければ幸いです。

 6分20秒程度の動画です。説明文で分かるように内容は必要は法律を越える【調査会NEWS3434】(R3.5.9): 荒木和博BLOGと全く同じです。
 「表現の微妙な細かい違い」はともかく、「話の大筋」は必要は法律を越える【調査会NEWS3434】(R3.5.9): 荒木和博BLOGと何一つ変わらないので、必要は法律を越える【調査会NEWS3434】(R3.5.9): 荒木和博BLOGを読めば、動画を見る必要は何一つ無い。つうか「文章で書いた物」をわざわざ「動画にする」荒木の気が知れません。「文章なら斜め読みで数分で済む話(そんなに長い文章ではない)」をどこの世界に「6分20秒の動画」で見たがる奴がいるのか。
 よほど「動画で俺の名演説を聴かせたい」という自己顕示欲が酷いのか。「お前の演説なんか誰も聞きたくねえよ、バカ。お前、名演説じゃないし、森山周一郎若山弦蔵みたいな魅惑のボイスでもねえだろ。思い上がってんじゃねえよ!」ですね。


必要は法律を越える【調査会NEWS3434】(R3.5.9): 荒木和博BLOG
 何のことかと言えば「自衛隊特殊部隊で拉致被害者を救出することが必要だから超法規的措置として憲法九条を無視していい」と言ういつもの寝言です。
 そもそも拉致被害者自衛隊で救出できない最大の理由は「憲法九条の制約」ではない。
 憲法九条などない米国だってワームビア君救出は外交交渉でした。居場所が分からないからです。
 もちろん、居場所が分かっていた
イランアメリカ大使館人質事件 - Wikipediaでも「軍事作戦が失敗したため」最終的には外交交渉だったことでわかるように「居場所が分かれば自衛隊で救出できるわけではない」ですが「日本人拉致被害者やワームビア君」の場合は居場所がそもそもわからないのだからどうしようもない。
 『居場所が分からないけど、自衛隊北朝鮮に突っ込めば何とかなる』なんてことはありえない。
 むしろ「必要は法律を越える」「超法規的措置」というならダッカ事件での福田赳夫内閣の措置(赤軍派メンバーの釈放と身代金支払い)こそがそれに当たるし、拉致問題においても「経済支援とのバーター」という同様の措置を執るべきでしょう。
 というか「百歩譲って」自衛隊の投入が「必要だとしても*5」、現実問題としてそんなことを政府がする気が無いのに、こんなことを言ったところで何がどうなるのか。「与えられた条件」で物事を解決するのが常識でしょうよ。


カメラの話(R3.5.9): 荒木和博BLOG

 令和3年5月9日日曜日のショートメッセージ(Vol.402)。バックは都電荒川線ですが、今日はフィルムカメラを持ってきました。 
 OLYMPUS PEN EED*6という半世紀前のカメラです。フィルムなのでデジカメのように撮ってすぐ見ることもできませんし、コストもかかります。その不便さがまた面白い。あくまで個人の感想ですが。

 4分40秒の動画です。動画説明文で分かるように拉致問題とは何一つ関係ありません。「土日」は荒木は「肩の凝らない話題を」と言いだして拉致と関係ない「荒木の鉄道趣味」を話しますが今回もそれです。「拉致と関係ない話をしてんじゃねえよ」ですね。
 家族会も良くこんな男と付き合えるもんです。
 ちなみに荒木はいわゆる「撮り鉄(鉄道写真撮影が趣味)」だそうで、だからカメラがどうこう言うわけです。
 もちろん「撮り鉄フィルムカメラ」では必ずしもありません。昨今はむしろデジカメが多いでしょう。荒木もデジカメも持ってるそうです。そして趣味ではない「仕事(要するに特定し走者問題調査会の活動ですが)」の写真では「すぐに確認できるデジカメやスマホ」を使ってるそうです。
 ちなみに現像まで荒木がやるのか*7と思ったら「フィルムカメラは現像に1週間くらい時間が掛かる*8」というので「現像に出す」ようです。
 なお、話が脱線しますが「オリンパスブランド」は今も残っているものの、「スマホの普及」もあってカメラ事業が「常態的な赤字部門」になってしまったことで、オリンパスはカメラ事業を外部に売却しました(これについては例えば老舗カメラ雑誌の休刊とオリンパスのカメラ事業の撤退から、いかにカメラ(写真)業界がよろしくないかわかるというものだ - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)。
 今のオリンパスはもはや「カメラの会社」ではなく「医療機器の会社」になったようです。
 オリンパスと違い、カメラ事業は続けてるようですが、創業時はともかく「(売り上げ的な意味で)もはやカメラの会社ではない(今後オリンパスのようなカメラ事業撤退もあり得る)」のはキャノンやニコンなども同じでしょう。

*1:今は定年退職したようです。

*2:拉致被害者・増元るみ子の弟

*3:元事務局長とは言え、今は無役の増元(増元は家族会内部で最も極右)をチョイスし、飯塚繁雄(家族会会長、拉致被害者田口八重子の兄)、横田拓也(家族会事務局長、拉致被害者横田めぐみの弟)、飯塚耕一郎(家族会事務局次長、拉致被害者田口八重子の実子。飯塚繁雄の養子)(彼らもいい加減極右ですが増元よりはマシ)や『帰国した5人の拉致被害者』などをチョイスしない辺り、飯塚泰樹が何を画策してるかはモロバレですし、だからこそ却下されたのでしょう。

*4:どんな発言なのか、飯塚泰樹が説明しないので詳細は不明です。

*5:俺は必要だとは勿論全く思いませんが

*6:オリンパス ペン - Wikipediaによれば1967年発売

*7:写真マニアにはそう言う人も居ます。

*8:当然ながら自分でやればそんなことはありません