珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年5/15日分)

チベットへの憧れが結実した『パンと牢獄』が山本美香賞 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」の第8回受賞者と対象作品が決まった。
 今年は2人が選ばれた。
 小川真利枝さん(39)の『パンと牢獄 チベット政治犯ドゥンドゥップと妻の亡命ノートと』(集英社クリエイティブ)、そして小松由佳さん(37)の『人間の土地へ』(集英社インターナショナル)。
 ともにご縁のある人で、またいずれも本の出版前から「タダモノではない」と見ていた2人なので、とても喜ばしい。
 小松由佳さんは4年前に彼女のヨルダンへの子連れ取材行をNNNドキュメント(日テレ)で番組にした。
 著書『人間の土地へ』については去年のブログで紹介した。
日本とシリア 共生の挑戦 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 真利枝さんは、ドィンドゥップの子どもを養いながらの亡命生活に密着。6年という長期の取材を映画『ラモツォの亡命ノート』(2017)にまとめた。
 クラウドファンディングで、17年11月18日から「ポレポレ東中野」での上映が実現し、私はそこで彼女と知り合った。

 ジンネットを潰してからはジャーナリストとしての活動は全くナッシングのオワコン野郎・高世が「俺が以前から注目してた人間が受賞した」とどや顔で自画自讃とは「お前はアホか」「身の程を知れ」「へそでも噛んで死ね」と言う話です。受賞者の二人も「別に高世に世話にもなってないのに(呆)」と呆れ顔でしょう。

 今回の受賞作『パンと牢獄』は、一家再会とドゥンドゥップの独占インタビューも含めたノンフィクションで、ある出版社のノンフィクション賞の最終選考(最後の5作品)までいった作品を書籍化したもの。

 「ある出版社」と高世がぼかす理由は何でしょうか。「受賞作を評価してないのか」、はたまた「又聞きなので出版社名を忘れてしまった」のか。

 高校受験に向けて夏期講習まっただ中だった夏休み、テレビで映画『セブンイヤーズ・イン・チベット』(1997)を観ていた。主人公のオーストリア人登山家が自分の功績を自慢げに話したのを聞いたチベット人女性が冷たくこう返す。
「西洋では、あらゆる意味で頂上を極める人が英雄。私たちの理想は自我を捨てること。目立つことが重要ではないの。」
 受験戦争で、他人と競い合う日々を送っていた真利枝さんは、この言葉に衝撃をうけたという。
「このとき、一瞬にして『チベット』に心をつかまれてしまった。いつか、チベットへ行こう。私にとって『チベット』という地名が、憧れの言葉になった」(本書P21)
 これが真利枝さんのダラムサラ通いへとつながるわけである。若い頃の憧れをずっと保ち続けるなんて、もうここからタダモノではない・・

 まあ受験競争で精神がすさんでれば「衝撃を受ける」のかもしれませんが俺なんか「オウムから1億もらった人間(ダライ)が最高指導者のくせに良く言うぜ!」「きれいごと乙」「くたばれよ、ダライ一味!」と鼻で嗤うだけですね。
 正直、一部の人間の「チベット礼賛」には「お前(小川)はアホか(横山ホットブラザーズ風に)」「なら小川はチベット(あるいはダライの住むダラムサラ)に移住しろよ、日本に住んでない方が良い」「高世もチベットも移住しろよ」としか思いません。
 まあ、ダライラマ一味や「一味のシンパ(高世や小川)」が何をほざこうが「中国共産党チベット統治」の下、チベットが「近代的に発展している」という事実の下では「ダライ一味て本当に無能だな」「ダライシンパも本当にバカだな」「ダライ一味なんて滅亡間近だろ!」と鼻で笑うだけの話ですが。

きょうのGLIM SPANKY はふたたび「大人になったら」。
♪ネコっかぶり 大人は知らない
 この輝く世界が だんだん見えなくなっていくけど
 いつか昔に強く思った憧れは決して消えない
 消えやしない

 GLIM SPANKYの歌詞『いつか昔に強く思った憧れは決して消えない』で「昔の初心を忘れない俺」アピールする高世ですが『救う会の提灯持ち、幇間が良く言うぜ、くたばれよ、カス野郎』ですね。
 それとも『まさかとは思いますが』、「救う会の提灯持ち、幇間」のような「カネのために権力に媚びる薄汚い生き方」が「日本電波ニュース入社」時代からの「高世の初心」で、高世は昔からクズだったんでしょうか?。でもそれ、『いつか昔に強く思った憧れ(GLIM SPANKY)』なんて立派なもんではなく「薄汚いゴミ以下の人生」ですよね。
 どっちにしろ「高世のような人間のくず」がGLIM SPANKYを利用(?)して「昔の初心を忘れない俺」アピールしても醜悪なだけです。GLIM SPANKYファン(俺はファンではありませんが)からすれば「お前みたいなクズがファン面するな、高世!」ですね。


難民申請者の「国に帰されたら殺される!」は本当だった - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 タイトルで分かるように今回も珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年5/6日分)(注:松本清張『砂の器』のネタばらしがあります) - bogus-simotukareのブログで取り上げた全体主義の人間観は右と左で正反対 - 高世仁の「諸悪莫作」日記の続きではありません。
 俺は

珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年5/4日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログ

 いろいろ脇道に入りながら、これから書き続けてみたい。

だそうですから「高世には良くあること」ですが「脇道に入りまくって」、つまり「短期集中連載」ではなく、「不定期連載」で「高世本人はともかく読み手には、高世が何が言いたいのか、訳が分からなくなる可能性大」です。

と書きましたが早速「そうなりました」。

 長期収容に耐えかねて、トルコに戻ったクルド人が逮捕されたという衝撃的な事実を知った。難民申請者が「帰れば殺される!」という叫びはほんとうなのだ。

 重要なことは「トルコは複数政党制国家」ということですね。
 つまりは少数民族問題(トルコの場合はクルド問題)は「民主主義なら穏健に解決される」と言う類の問題では無いわけです。他にも英国(北アイルランドスコットランド)、スペイン(バスクカタルーニャ)などいろいろありますが。
 なぜなら「民主主義における多数派」が「少数民族を差別する立場」なら民主主義は何一つ少数民族問題を平和的に解決する方向には向かわないからです。もちろん「だから独裁の方が良い」という話ではないですが、民主主義はむしろ解決を阻害することすらあり得る(まあこれは民族的少数派に限らず、政治的少数派であれ、宗教的少数派であれ、性的少数派(LGBT)であれ、何であれ話は同じですが)。俺が、中国の少数民族問題で複雑な思いになるのは「一党独裁ガー」云々という批判はおそらく「少数民族問題」においては全く「有効で無いから」です。中国が民主化しても「少なくとも少数民族問題に話を限れば」たぶん状況は大して変わらないでしょう。


あるチリ人の母国に帰れない理由 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 タイトルで分かるように今回も珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年5/6日分)(注:松本清張『砂の器』のネタばらしがあります) - bogus-simotukareのブログで取り上げた全体主義の人間観は右と左で正反対 - 高世仁の「諸悪莫作」日記の続きではありません。

 家の前で近所の人とばったり会って挨拶したついでに、山うどをおすそ分けした。
 するとその人、実は、以前手術したがんが転移して・・と身の上話をしだした。かなり厳しいことになっている状況を、それほど親しくない私に語り続ける。

 高世の記事が事実なら背筋が寒いですね。親しくもない高世にそんなことを言い出すとは、周囲の「精神的な」あるいは「経済的な」支援が無く「精神状態が異常であること」が危惧されます。

 民主化のあと、真相究明のための「真実和解国民委員会」が発足すると、ペニャさんの父親は自発的に、自分が摘発に協力した300人以上の行方不明者の件を委員会に告白した。すると彼は軍から解任され、退職金などの恩恵も与えられなかった。
 身の危険を感じて、一家はアパートから引っ越しした。一緒に暮らすのは危険だと判断し、別々に生き、連絡も取らないようにした。
 1992年、32歳になる年、ペニャさんはサンティアゴ市の国際料理コンテストで金メダルをとった。これで彼の勤め先が「追跡者」に発覚した。
 ある夜、ペニャさんが仕事場のレストランを出ると、多数の男たちに囲まれた。車で人里離れたところに連行され、死んでもおかしくないほどの暴行を受けた。彼に脅しと罵りの言葉を浴びせながら殴り、鎖や棒で痛めつけた。衣服をはがし、倒れると石を投げつけながら殴る蹴るを続け、最後には小便をかけた。
(つづく)

 民政移管後も未だにチリにおいて軍部の力が強く「裏切り者」として軍に報復された(そして未だにその恐怖がある)と言うことでしょうか?