自民・山谷元拉致相、LGBT発言を釈明「社会運動化で副作用も」 - 産経ニュース
自民党の山谷えり子元拉致問題担当相は20日、LGBTなど性的少数者を巡り「ばかげたことがいろいろ起きている」とした自身の発言について「どういう社会現象が起きるか学ぶべきだ。社会運動化、政治運動化されると副作用もあるのではないか」と釈明した。
拉致と関係ない話、それも「山谷のLGBT差別暴言」で「拉致担当相」という肩書きを付けることは「拉致問題のイメージダウン」になりかねない。あるいは「拉致を持ち出して山谷批判を黙らせようとしている」と疑われかねないでしょうがそう言う認識は産経にはないようです。そもそも「差別暴言とも思ってない」のでしょう。
それにしても
社会運動化、政治運動化されると副作用もある
て「自己紹介乙」ですね。
拉致問題を「九条改憲論」などウヨ運動に悪用し続けてきた「ウヨの一人・山谷」がよくもこんなことが言えたもんです。
そして拉致問題ではそれこそ「田中均外務省退官」「蓮池透家族会除名」など「ばかげたことがいろいろ起きている」が故に「小泉訪朝から18年経っても拉致敗戦」のわけです。
曽我ひとみさん 地元佐渡市で講演「拉致被害者の早い帰国を」 | 拉致 | NHKニュース
17日は子どもたちに拉致問題を知ってもらおうと、佐渡市の前浜小・中学校に通う子どもたちを前に講演しました。
講演に参加した子どもの1人は「拉致された人たちがみんな帰ってきて、日本と北朝鮮が仲よくなればうれしい」と話していました。
子どもに悪意はないでしょうし、当然、俺も「いたずらに非難する気」など全くありません。問題は子どもでは無く「大人の方にある」。
ただし「仲良くすること=国交正常化」であるならば、俺の考えでは「拉致された人たちがみんな帰ってきて、日本と北朝鮮が仲よく」というのは認識として不適切です。
むしろ「国交正常化し、北朝鮮との間に一定の『信頼関係』『友好関係』を作ること」でしか拉致は解決しないでしょう。なお、「拉致被害者の病死」の可能性を考えれば「生存する拉致被害者みんな」ならともかく「拉致被害者みんな」の帰国は可能性が低いと思います。
「1日も早く帰国できるよう、署名活動に協力してください」と呼びかけました。
いい加減「署名活動ガー」の与太も辞めて欲しい。
署名活動したところで「日朝交渉が進展しない限り」拉致は解決しない。署名が下火になってるのも要するにそういうことです。
「めぐみへの誓い」上映 拉致被害者・家族の応援に 「解決を」署名活動 救う会・佐賀 /佐賀 | 毎日新聞
大原巌「北朝鮮に拉致された日本人を救出する佐賀県民の会」(救う会・佐賀)会長(83)は「近年拉致被害者への関心が低下している。映画を見ることが関係者への応援につながる」と来場を呼びかけている。
ということでもはや救う会ですら「拉致の風化」を認めているわけですがこんな映画に客はほとんど来ないでしょうし、当然、拉致の風化は止まらないでしょう。
「小泉訪朝での拉致被害者帰国」のような目立った成果がない限り、「風化は止まらない」。しかしそうした「目立った成果」の見込みが無いわけです。
シンガポール合意を維持 バイデン政権の北朝鮮政策―米高官:時事ドットコム
「トランプのしたことだから関係ない、破棄する」とはならなかったことをひとまずは喜びたい。
鬼滅の刃、韓国で観客200万人突破 単行本も連続1位:朝日新聞デジタル
「鬼滅の刃」 映画も漫画も人気衰えず=韓国 | 聯合ニュース
つまりは産経らウヨの言う「韓国の反日」とは「日本のウヨ政治家」の「ウヨ的言動(河野談話否定論など)への政治的批判でしかない」と言う話です。
日本だって別に「米軍基地批判派」は「ハリウッド映画」など「米国文化」を敵視しているわけではないのだから「ある意味当然の話」です。
もちろん山野車輪の「例の嫌韓国漫画」のような代物なら話も別ですが、「鬼滅の刃」はそう言う代物ではない。
北朝鮮で情報産業省新設: 日本経済新聞
北朝鮮が「情報産業省」新設 正恩氏のIT分野強化意向を反映か | 毎日新聞
ノーコメントで紹介だけしておきます。名前だけ聞くと日本の旧郵政省(現・総務省)ぽいですがどういう性格の省庁でどんな成果が上がる(あるいは逆に『上がらない』)のかは今後明らかになっていくでしょう。