「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年5/21分:荒木和博の巻)

【追記】
けっきょく「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)で拙記事を紹介頂きました。いつもどうもありがとうございます。
【追記終わり】

横田めぐみさんの拉致が分かるまで(R3.5.21): 荒木和博BLOG
 7分40秒程度の動画です。高世仁も以前、自ブログの記事で

人生を変えた「ザ・スクープ」 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2009.10.09
 私にとっては思い出の多い番組だ。
 97年2月4日、私はソウルでインタビューした北朝鮮の元工作員から、横田めぐみさんらしい女性が平壌のスパイ学校の教官だったとの証言を得た。これは急遽2月8日(土)の『ザ・スクープ』で放送されたが、初めての目撃証言であり、拉致問題がクローズアップされるきっかけの一つになった。
 こうして私は、朝鮮語もできないのに北朝鮮問題にのめりこんでいった。
 私は『ザ・スクープ』という番組で、人生を大きく変えられたのだった。

サンプロの思い出1 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2009.12.21
 10月の日記に、ザ・スクープ」で、横田めぐみさんらしい人を目撃したという証言を報じたことが私の人生を変えたと書いた。
 人生を変えた「ザ・スクープ」 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 安明進にソウルでインタビューしたのが、97年の2月4日。そこで出たのが、「めぐみさん目撃証言」なのだ。

横田夫妻の白髪に思う - 高世仁の「諸悪莫作」日記2010.11.14
 私が二人にはじめて会ったのは13年前の1997年2月、「めぐみさんらしい日本人女性を北朝鮮で見た」との亡命者(安明進)の証言を伝えるため、自宅にうかがったのだった。

拉致報道15年―拉致と人権 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2012.02.08
 きょう、2月8日は私にとって特別な日である。
 ちょうど15年前のきょう、テレビ朝日の「ザ・スクープ」という番組で、横田めぐみさんらしい日本女性を北朝鮮で目撃したという証言を放送
したのだ。
 これは、最初のめぐみさん目撃情報だった。

横田滋さんの逝去によせて-覚悟の実名公表 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2020.06.05
 拉致問題の転機は、1997年の2月3日の月曜日だった。衆議院予算委員会西村真悟議員が橋本龍太郎*1首相(ボーガス注:役職はいずれも当時)に質問をし、『産経新聞』と朝日新聞の週刊誌『アエラ』が、横田めぐみさんの写真入りで拉致疑惑を大きく報じたのだった。これが北朝鮮による拉致被害者が、実名で全国に報じられた最初である。
(中略)
 この目撃証言は2月8日(土)、テレビ朝日の報道番組『ザ・スクープ』で報じられ、社会に大きな衝撃を与えた。各方面からのリアクションもすさまじく、取材した私たちを、韓国の諜報機関に踊らされたバカどもと罵倒する人々もいた。
 3日昼過ぎ、NディレクターとMカメラマンと3人で成田空港に行った。出発まで時間があったので、新聞を買おうと、空港の売店をのぞいた。すると―
 「サンケイ朝刊一面で、横田めぐみさんの20年前の失踪が、実は北朝鮮への拉致ではないかとの記事が出る。きょう発売のアエラも特集。あす安明進にぶつけようと意気込む」(私の2月3日の日記より)
 何というめぐりあわせだろう*2
 空港の待ち時間で、めぐみさんの写真入りの記事が載った「産経」と「アエラ」が目に入り、その二つを購入して私たちはソウルに向かうことになったのである。

横田滋さんの逝去によせて2-「めぐみさん目撃証言」のスクープ - 高世仁の「諸悪莫作」日記2020.06.06
 韓国に亡命した元北朝鮮工作員安明進(アン・ミョンジン)氏に私が横田めぐみさんの情報を尋ねたのが1997年2月4日(火)。
 そして2月8日(土)のテレビ朝日ザ・スクープ」での安明進証言を放送。

横田滋さんの逝去によせて4-初めての署名活動 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2020.06.09
 安明進氏の証言をテレビ朝日ザ・スクープ」が緊急特集で放送したのが1997年2月8日

横田滋さんの逝去によせて8-「美談」にされた拉致 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2020.06.15
 1997年2月4日、元北朝鮮工作員安明進氏から「めぐみさん目撃証言」を引き出した私は、残りの時間で、ほかに日本人拉致の事例を知っているかと質問している。

明日は横田めぐみさん56歳の誕生日 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2020.10.04
 拉致問題が多くの人に知られるようになったのは、1997年2月3日(月)だった。『産経新聞』朝刊とこの日発売の『アエラ』(実際は2日に店頭に並んでいた)が横田めぐみさんの拉致された可能性を報じ、同じ日、衆院予算委員会で西村慎悟代議士(ボーガス注:当時)がめぐみさんが北朝鮮に拉致されたのではないかと政府に質している。つづいて、週末の2月8日(土)の『ザ・スクープ』で、私たちの取材による元工作員による「めぐみさん目撃」証言が放送され、北朝鮮による拉致が重要な社会問題として注目を集めることになる。

周庭さんは判決を聞いて涙を流した - 高世仁の「諸悪莫作」日記2020.12.2
 きのうの『アナザーストーリーズ』(NHKBSプレミアム)「めぐみさん拉致事件」はいかがでしたか。
 事件を取材したジャーナリストのパートでは、めぐみさんらしい日本人を北朝鮮で見たとの証言を初めて報じた1997年2月の番組も紹介され、私にも当時のことが甦ってきた。

で「何度目だ、その自慢話」と言いたくなるくらい「何度も何度も(映画『砂の器』での丹波哲郎演じる今西刑事のセリフ風に)」、「高世の過去の自慢話、栄光話」として書いていましたが、1997年2月頃に「安明進証言」が産経新聞テレビ朝日ザ・スクープ(高世が下請けとして関与)」、朝日新聞の雑誌「アエラ」などで「911同時多発テロ」ならぬ「同時多発報道(?)」されたわけです。それをこの動画で「俺たち救う会の尽力もあって同時多発報道になった」などと高世同様に自慢話する荒木ですが、そんな「20年以上昔の自慢話」と拉致の解決と何の関係があるのか。何の関係もない。
 ちなみに「ザ・スクープ」は今は放送されていませんし、ザ・スクープの下請けとして「安明進の取材」をした「高世」が設立した会社「ジンネット」も倒産しました。安も「覚醒剤逮捕」以降は完全に表舞台から姿を消しました。まさに「諸行無常」ですね。
 それにしても荒木がこの動画で、1997年2月の「安証言」当時、荒木と一緒に活動した面子として「大阪経済大学の黒沢さん*3(ママ)」と言うのには吹き出しました。
 もちろん拙記事で何度か批判している「大阪経済大学教授の黒坂真(荒木と同レベルのトンデモ右翼)」のことでしょうが、堂々と人名を間違えるとは。
 黒澤明 - Wikipedia黒沢清 - Wikipedia黒沢年雄 - Wikipediaなどを「黒坂」、黒坂真美 - Wikipedia黒坂莉那 - Wikipediaなどを「黒沢」と間違えるようなもんです。
 今は、荒木は黒坂とは恐らく付き合いが無いし、「当時はともかく」、今の荒木にとって「どうでも良い存在=黒坂」なのでしょう。
 まあ、荒木(荒木和博:あらきかずひろ)だって「荒井勝博(あらい・かつひろ)さん」「甘木和仁(あまき・かずひと)さん」などと間違えられれば怒り出すでしょうにねえ(苦笑)
 ちなみにアエラの記事の書き手は、荒木に寄れば

◆著書『崩壊 朝日新聞*4』(2015年、ワック文庫)で、河野談話否定論をぶちかまし、植村元記者を誹謗している
◆著書『偽りの報道*5:冤罪「モリ・カケ」事件と朝日新聞』(2018年、ワック文庫)で「モリカケ報道は朝日のフェイクニュース*6」と強弁している

「腐れカス右翼」の長谷川煕(はせがわ・ひろし:当時、朝日新聞記者)だそうです。荒木や高世仁、長谷川のような腐れカスしか家族会に寄ってこないのだから「拉致敗戦」は「最初から宿命だった」気すらしてきます。
【追記その1】
 後で気づきましたが高世の記事でも

横田滋さんの逝去によせて-覚悟の実名公表 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2020.6.5
 「アエラ」1997年2月10日号(2月3日発売、店頭には2日から並んでいた)長谷川煕記者の記事

横田滋さんの逝去によせて2-「めぐみさん目撃証言」のスクープ - 高世仁の「諸悪莫作」日記2020.6.6
 (ボーガス注:1997年1月)25日、『アエラ』(朝日新聞社)の長谷川煕(ひろし)記者が横田夫妻を取材。

として長谷川が筆者だと言うことが指摘されています。
【追記その2】
 後で気づきましたが

13歳で拉致されたもう一人の日本人 - 高世仁の「諸悪莫作」日記2016.11.15
 寺越友枝さんの息子さん武志さんの「清丸事件」は、私たちが初めて全国放送で「拉致」と断定した因縁の事件だ。
 1997年4月、荒木和博さん(現・特定失踪者問題調査会代表)が同時に取材を進めており、情報交換しあって、荒木さんは5月初め発売の『正論』6月号に記事を載せ、私たちは5月10日、テレビ朝日ザ・スクープ」で放送した。

 ということで高世が1997年5月に報じたという「寺越武志さん」の件では荒木と「連係プレーだったこと」を公然と認めています。
 1997年2月の「横田めぐみさんの件」も同様の「連係プレーだった」と見るのが自然でしょう。こういうのを「語るに落ちる」と言います。しかし「寺越さんの件」では連係プレーを認める高世が「めぐみさんの件」では認めないのも奇妙な話です。
 「めぐみさんの件で始めて荒木氏らの存在を知った(アエラや産経の記事は事前に全く知らなかった)。その後、共闘するようになった」と強弁する気でしょうか。いずれにせよ右翼活動家・荒木と最初からズブズブとは高世もどうしようもないバカです。結局、id:Bill_McCrearyさんも呆れるように高世は「最初から荒木と距離を取る気は無かった」のか、「距離を取ろうとして、取れずにズブズブになった」のかはともかく、ジャーナリストでは無く「ただの政治活動家」に転落したあげく、その政治運動(救う会運動)が風化、衰退したことで会社を倒産させ事実上「ジャーナリスト廃業」のわけです。
 高世も途中でさすがに「これはまずい」と考え

◆DVDBOOK『チェルノブイリの今 フクシマへの教訓』(2011年、旬報社
◆『神社は警告する:古代から伝わる津波のメッセージ』(当時、ジンネットの社員だった熊谷航、吉田和史との共著、2012年、講談社
◆『イスラム国とは何か』(常岡浩介との共著、2015年、旬報社
◆『自由に生きていいんだよ:お金にしばられずに生きる"奇跡の村"へようこそ』(森本喜久男との共著、2017年、旬報社

で方向転換を試みたものの

【転身後の関川某の著書】
◆『戦中派天才老人・山田風太郎』(1998年、ちくま文庫)
◆『本よみの虫干し:日本の近代文学再読』(2001年、岩波新書)
◆『二葉亭四迷の明治四十一年』(2003年、文春文庫)
◆『白樺*7たちの大正』(2005年、文春文庫)
◆『現代短歌そのこころみ』(2008年、集英社文庫)
◆『女流:林芙美子有吉佐和子』(2009年、集英社文庫)
◆『「坂の上の雲*8」と日本人』(2009年、文春文庫)
◆『おじさんはなぜ時代小説が好きか』(2010年、集英社文庫)
◆『「一九〇五年」の彼ら:「現代」の発端を生きた十二人*9の文学者』(2012年、NHK出版新書)
◆『東と西:横光利一旅愁』(2012年、講談社
◆『子規*10、最後の八年』(2015年、講談社文庫)

などを書くようになり、『文芸評論家に転身した関川某』とは違い、失敗したという話です。まあ関川の生き様もid:Bill_McCrearyさんが酷評するように「醜悪で滑稽で無様」だと思いますが。


歯科医師がワクチン注射できるなら自衛隊は拉致被害者救出に使える【調査会NEWS3440】(R3.5.20): 荒木和博BLOG
 今回、医師、看護師不足を理由に特例措置として「歯科医師でワクチン注射(本来は歯科治療以外では注射できない。既に特例措置で一部で実施済み)」だの「薬剤師でワクチン注射(未実施だが今後、特例措置として実施の可能性あり)」だのいう話が出ていますが、それと「自衛隊で救出」と何の関係があるのか。
 是非(つまり医療過誤の危険性ですが)はともかく*11歯科医師や薬剤師による注射自体は可能ではあるでしょう。
 拉致被害者の居場所も分からないのに自衛隊での救出がどう可能なのか。「コロナで特例措置なら、拉致でも特例措置を」なんて本気でも異常ですが、冗談でも笑えない。こんなん、荒木の同類ウヨ以外は「荒木の馬鹿さに呆れるだけ」ですが、もはやこの男にはそんな常識も無いわけです。
 荒木の「自衛隊救出」に近い話をコロナ関係でするならば「海外で治験も使用もされてないワクチン(当然効果があるか分からないし、副作用の恐れもある)」を「日本で治験もしないで、開発者の言い分を鵜呑みにしていきなり接種する」のがそれに当たるでしょう。
 ファイザーやモデルナ、アストラゼネカの治験が今回大幅に省略されてるのは1)海外で治験済みだから(もちろん日本人と欧米人では違いがありうるので余裕があるなら日本でもきちんと治験すべきですが)、2)コロナ蔓延が深刻であり日本で治験をしている余裕がないから、3)『2)と関連しますが』、海外で接種してるのだから国内で早く接種すべきだという国民世論の存在であって、さすがに1)と言う条件もないのに治験を省略して接種を実行したら常識外れです(追記:但し、アストラゼネカについては承認はされたものの、血栓助長の疑いを理由に国の接種では当面は使われないことになりました)。荒木の話も同じで「拉致被害者の居場所が判明している」という最低の条件もクリアできてないのにどう自衛隊で救出するのか。


大森勝久氏の新しい論文です: 荒木和博BLOG
 ということで大森論文私たちは「日本は国家存亡の瀬戸際にある」と認識しなくてはならない | 新・大森勝久評論集にコメントしてみます。

 「コロナ感受性」が低い*12日本人においては、新型コロナの死者は、毎年の季節性インフルエンザの死者数《年間1万人》よりも少ないのだ!

 いつもの新型コロナ軽視論です。むしろ『中露の日本侵略などあり得ない(つまり、日本人の人命に直接の被害が及ぶことはあり得ない)』と言う意味では大森氏の言う「中露の脅威」など何ら脅威では無く、現実に死亡者や重症者が多数出ているコロナの方が余程脅威です。
 そもそもコロナには「インフルを上回る激しい発熱と倦怠感(発症時)」「味覚、嗅覚障害などの重大な後遺症」という「インフルにはない重大な問題」もある。死亡率だけで云々できる病気ではない。
 しかし、大森氏のいる刑務所は「三密になりやすい空間」なのによくもここまで軽視できるもんです。

 この2大独裁侵略国家*13はインド太平洋地域においては、台湾、日本、韓国、フィリピンなどアセアン諸国を侵略支配せんと着実に前進してきている。

 どういう理解をすれば、中露が「台湾、日本、韓国」「フィリピンなどアセアン諸国」を「侵略支配」しようとしているなどと思えるのか訳が分かりません。

 明治時代にも、国家の安全、存続が危機に瀕する時期があった。明治時代は、「食うか食われるか」という帝国主義時代であった。国家による侵略戦争は合法であった。

 今はそう言う時代ではありませんのでねえ。

 「ソ連崩壊」は西側自由主義陣営を騙すための「国家の偽装倒壊」であり、「戦略的退却」でしかなかったのである。

 「はあ?」ですね。プーチン*14体制は独裁的ですし、プーチンは「元ソ連KGBの要員」ですがそんなことのどこが「国家の偽装倒壊」なのか。
 「大日本帝国が崩壊した日本」においても戦後も

幣原喜重郎首相
 戦前、加藤高明、第一次若槻、濱口、第二次若槻内閣外相
鳩山一郎首相
 戦前、田中内閣書記官長、犬養、斎藤内閣文相
岸信介首相
 戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相。戦後、日本民主党幹事長、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相
重光葵外相(鳩山内閣
 戦前、東条、小磯内閣外相
賀屋興宣法相(池田内閣)
 戦前、第一次近衛、東条内閣蔵相
奥野誠亮衆院議員
 戦前、鹿児島県警察部特高課長として新興俳句弾圧事件の一つであるきりしま事件を指揮。戦後、田中内閣文相、鈴木内閣法相、竹下内閣国土庁長官など歴任

など「戦前人脈が残存」しました。しかしそれは「旧人脈が生き残りを図った」と言う話であって「国家の偽装倒壊」ではない。ロシアも話は同じです。

 明治時代よりも現代の方がはるかに厳しい戦略環境にある

 軍事的脅威という意味では明らかにそんな事実はないですね。「侵略戦争」は悪という認識が定着した現代において戦争のハードルはもちろん高くなっています。

 政府は「拉致問題の解決」と言うが、それが拉致被害者を力で取り戻すということであれば、軍隊の保持と核兵器の配備は、大前提になるはずである。

 世界最強の軍事大国アメリカですらワームビア君救出は外交交渉だったのに全く馬鹿げています。大体、拉致被害者の居場所も分からないのにそんなことはできるわけもない。

 私は文を政府機関、自民党の部会、自衛隊保守系報道機関、主だった議員や識者へかなりの数送ってもらってきたし、インターネットでも流してもらってきた。だが、表立った人々からは完全と言っていいほどの無視、黙殺であった。私は自分の主張は当然過ぎる正当なものだと信じている。取り上げられなかった理由は明白である。政府も言論人、知識人、国民のほとんども国の安全、存続を真剣に考えようとはしていないからだ。

 そりゃ「中露の侵略の脅威」「日本核武装」「芦田修正論を閣議決定で採用すれば、明文改憲せずとも、現行憲法集団的自衛権行使可能*15」だの馬鹿馬鹿しくてまともに相手できるわけもない。ましてや相手は専門家でも政治家でも何でもない社会的影響力皆無の「獄中の死刑囚」です。まともに相手にする必要性も乏しい。大体、今現在、「日本の最大の危機」は明らかに「コロナの蔓延」です。

 既に述べたことだが、(ボーガス注:吉田茂内閣以降の)歴代内閣は(ボーガス注:いわゆる芦田*16修正論を採用せず)憲法9条2項を反日的に解釈して、「自衛目的のためであれ軍隊の保持を認めていない」としてきた。

 「芦田修正論を採用しなかったから、片山社会党内閣、『非自民の細川、羽田内閣』、民主党内閣などに限らず、日本自由党(自民の前身政党、吉田茂が総裁)、自民党の内閣も含めて、一般に改憲右派として左派に批判される岸信介も、中曽根康弘*17も、安倍晋三も含めて、歴代総理は皆反日」だそうです。つきあいきれません。

 安倍前首相は2006年9月の第1次内閣で、最初の訪問国として中国を選んだ人物である。

 小泉靖国参拝日中関係が悪化したからですが「安倍万歳&反中国のウヨ」が触れたがらない話ではあります。

 尖閣諸島防衛にしても、自衛隊の常駐や実効支配を示すヘリポートや港や灯台の建設もさせなかった。

 さすがの安倍ですら在任中にそんなことはできませんでした。


◆荒木のツイート

荒木和博がリツイート
◆レブラくん(RBRA)予備役ブルーリボンの会
 2014年の日朝協議。拉致被害者の帰国は無かったが…。実はこの時、北朝鮮は田中実さん・金田龍光さんの生存情報を日本に伝えていたという。だが政府はそれを表に出さなかった。家族の無い田中さんらが帰国しても世論は納得しないと考えたのだろうか。非常にショックな話である。

 「世論は納得しない」ではなく「荒木ら救う会が納得しない」ですね。何せ「小泉訪朝での5人帰国」も「たった5人か」と誹謗したのが救う会ですからね。田中氏らが帰国しても「たった2人か」呼ばわりは目に見えています。そしてこれは「田中や金田が帰国しても評価しない」と自白してるのも同然のツイートであり、まさに語るに落ちています。

*1:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、自民党幹事長(宇野総裁時代)、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣副総理・通産相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で行革相

*2:おそらく「受け狙い(あるいは、救う会とのつながりを隠したいだけ)」で、高世がこう書いてるだけで、実際には救う会人脈から産経やアエラの記事発表前に「産経やアエラでも記事にするからテレ朝でも報じて欲しい」つう話が最初からあった(そしてそのことは高世も知っていた)とみるべきでしょう。荒木も、動画において「詳細は言わない」と断った上でこの「同時多発報道」は「単なる偶然」ではなく「我々救う会を含む関係者の各方面への働きかけの成果」であるとして自慢しています。まあ「そんなことはあり得ない話」ですが、高世だって仮に「事前に知らなかったとしても」、アエラや産経の記事と「ザ・スクープの番組」とは「影の仕掛け人は一緒だろう」位のことは気づいたはずです。「何というめぐりあわせ(高世)」とは、「カマトト、ぶりっこも大概にしろ」といいたい。

*3:俺の聞き間違いではないと思います

*4:むしろ長谷川の方が「崩壊」ですね。

*5:むしろ長谷川の方が「偽りの報道」ですね。

*6:「朝日のスクープ」とはいえ、その後、野党が追及し、朝日以外のマスコミも報じた話で良くもこんなデマがほざけたもんです。

*7:白樺派のこと

*8:司馬遼太郎の小説

*9:12人とは森鴎外、津田梅子(津田塾大学創設者)、幸田露伴夏目漱石島崎藤村国木田独歩高村光太郎与謝野晶子永井荷風野上弥生子平塚らいてう石川啄木のこと

*10:正岡子規のこと

*11:俺は素人なので是非については特に論じません。

*12:というのは一部の人間が唱える仮説にすぎませんし、仮にそれを認めたところで「欧米よりは蔓延してない」程度の話でしかない。

*13:中露のこと

*14:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相などを経て大統領

*15:形式論理上は実はその通りですが安倍ですら世論の批判が怖くてそんな「無茶な解釈改憲」はしませんでした。俺の知る限り産経、国基研など右派ですら殆どの連中はこんなことは言いません。

*16:幣原内閣厚生相、日本自由党政調会長(吉田総裁時代)、民主党総裁、片山内閣副総理、外相などを経て首相

*17:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相