珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年6/12日分)(副題:今日も高世に悪口する)

北朝鮮人権抑圧への抗議を続けよう - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 2日ほど前のNHKニュースで、3Dアニメ映画”True North”が紹介されていた。
 北朝鮮政治犯収容所に入れられた家族の物語だ。この映画制作に協力した、政治犯収容所の看守だった脱北者、安明哲*1(アンミョンチョル)さんは、(中略)ジン・ネットの番組*2に複数回登場してもらい、私自身、日テレの番組のスタジオでも一緒に出演したご縁がある。

 会社を潰した無能の分際でこうやって「昔は俺もすごかった」と自慢を始めるのだから高世には心底呆れます。そして「今、ジャーナリストとして何をやってるか」は何も書けないで「家庭菜園」「サイクリング」だの書いてるのだからやはり高世は「事実上ジャーナリスト廃業」なのでしょう。
 しかし、NHKもこんなアニメを取り上げる暇があったらきちんと菅政権批判でもして欲しいですね。

 この手の政治的・社会的テーマを扱うことがなかった日本のアニメにも刺激になるかもしれない。

 馬鹿馬鹿しい。世間的にろくに話題にもなってないマイナーアニメでそんな影響力があるわけもない。
 なお「扱うことがなかった」は明らかに間違いですね。日本のアニメが社会問題を扱うことは少なかったでしょうが

【公開年順】
対馬丸 —さようなら沖繩— - Wikipedia
 1982年公開。いわゆる対馬丸事件がテーマ。
はだしのゲン - Wikipedia
 アニメ映画としてはパート1が1983年、パート2が1986年公開。広島の原爆投下がテーマ。
うしろの正面だあれ - Wikipedia
 1991年公開。海老名香葉子原作。海老名の家族が被害を受けた東京大空襲がテーマ
どんぐりの家 - Wikipedia
 1997年公開。原作は山本おさむ*3のマンガ。埼玉県立大宮ろう学校、坂戸ろう学校がモデルとなっている
NHKスペシャル アニメドキュメント あの日、僕らは戦場で~少年兵の告白~ | NHKティーチャーズ・ライブラリー
 2015年放送。沖縄戦「護郷隊」がテーマ

などがあるので全く無いわけではありません。

 政治犯収容所については、1年前(去年5月30日)NK WATCHという団体が「北朝鮮の人権に対する国際人権運動の成果」(Effects of International Advocacy toward Human Rights of North Korea)という報告書を出し、その中で興味深い言及があった。
 報告書は結論として、人権状況にわずかではあるが改善がみられるとし、その成果が政治犯収容所にあらわれているという。報告書によれば、拷問などが多少減った収容所もあるとのことだ。少しであっても改善は改善。北朝鮮の人権抑圧への抗議の声を上げ続けよう。

 去年の報告書の話を今頃始めるのには意味不明すぎて「はあ?」ですが、それはさておき。いつもながら高世には「やれやれ(呆)」ですね。

◆(過大評価は出来ないが)北朝鮮も国際世論を気にして多少は人権状況が改善してるようだ

てそれは過去に高世がさんざん放言してきた

北朝鮮には改革意思がない。
北朝鮮は交渉の余地がある、一定の常識が通じる「通常の独裁」とは違う、常識が通用しない「スーパー独裁=全体主義」だ。
◆打倒北朝鮮しか無い

とは明らかに矛盾するのですが、高世の脳みそは一体どうなってるのか(呆)。
 それにしてもここで高世が「拉致問題」について何一つ触れないことが実に興味深い。いずれにせよ「(過大評価は出来ないが)北朝鮮もそれなりに話が通じる」という今回の話の流れなら「拉致被害者救出のために外交交渉を!」でしょうが、そう主張する気はやはり「救う会、家族会の太鼓持ち幇間」の高世にはないらしい。

*1:著書『北朝鮮絶望収容所』(2000年、ワニ文庫)

*2:正確には『ジンネットが制作を下請けしたキー局の番組』でしょう。

*3:著書『どんぐりの家のデッサン:漫画で障害者を描く』(1998年、岩波書店)など