“武漢の研究チームにノーベル賞を” 中国外務省報道官|TBS NEWS
「何だかなあ」と言う記事タイトルですね。これは勿論あくまでも「研究所流出説」を垂れ流す連中に対する皮肉(研究所職員にはそのような落ち度があるどころか、むしろコロナ対応に尽力した)という意味、つまり「あえて言えば」感染症研究で医学賞を受賞した
ノーベル生理学・医学賞 - Wikipedia
◆1901年:エミール・アドルフ・フォン・ベーリング
ジフテリアに対する血清療法の開発
◆1905年:ロベルト・コッホ
結核菌の発見
◆2020年:ハーベイ・J・オルター、マイケル・ホートン、チャールズ・ライス
C型肝炎ウイルスの発見
のような活動をしていたといっているのであって、本気で「ノーベル医学賞受賞」を主張しているわけではありませんのでねえ(そうした皮肉の是非はひとまずおきます)。
【菅首相記者会見詳報(9完)】「対中包囲網なんか私ども作りませんから」 - 産経ニュース
◆記者
先のG7サミットでは、対中包囲網について結束が図られたのか。
◆菅首相
マクロン大統領とも私、個別会談をしました。そこについては、その、対中包囲網なんか、私ども作りませんから。
マクロンとの会談云々という文脈から見て「私ども」とは「自公政権」と言う意味ではなく「G7」と言う意味でしょう。
中国、中心課題でない マクロン仏大統領、NATO宣言で - 産経ニュース
マクロン氏は「中国は侵略してこなければ、北大西洋とほとんど関係がない」と言及し、地球温暖化など世界規模の問題では協力する相手だと指摘。
マクロン氏は13日、英国で開催された先進7カ国首脳会議(G7サミット)後の記者会見でも「G7は中国に敵対するクラブではない」と述べ、中国との対立を誇張しないよう訴えた。
ということで「過去に中国にエアバスを大量購入してもらった恩義があるマクロン」は産経ほどの反中国でないことは確かでしょう。
◆黒井のツイート
黒井文太郎
これは肯定、否定のどちらも情報が足りず、現段階では評価保留。今後の情報を注視したい
中国少数民族、臓器摘出の対象か 国連人権専門家らが懸念 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
アンチ中国の黒井ですら「真偽不明」と言うようなネタなので、将来はともかく、現時点では真実扱いはとても出来ません。
自民党は15日、党本部で外交部会などの合同会議を開き、新疆ウイグル、内モンゴル両自治区などにおける中国当局による人権侵害行為の即時停止を求める国会決議案を全会一致で了承した。ただ、公明党との間で結論がまとまらず、16日に会期末を迎える今国会中の採択は見送られる公算が大きくなった。
二階氏は終了後、記者団に「まだ十分に結論に至るまで話していない」と説明。自民幹部は「(国会日程は)今日と明日しかない」と述べ、会期内の採択は困難との見方を示した。
そもそも「もっと早く自民党として了解することも出来た」わけで、これは「15日に党として了解したけど、会期終了が16日だし、公明党との意見がまとまってない。公明党の意見を無視して、決議案の提案、採決をしたら公明党との関係がギクシャクするからそんなことは出来ない」と公明党に責任転嫁することで、自民党支持層の内の「反中国ウヨ」に言い訳が出来ると考えての「15日了承」でしょう(「公明党の反対」云々はともかく、会期について言えば野党は延期を主張してますので、自民が延期を決断すれば良いだけの話なのですが、延期については『国会対応によってコロナ対応に支障が生じる恐れがある、コロナ対応に専念したい』との言い訳で否定する自民です)。
公明党も自民の責任転嫁が「不愉快ではある」が「『公明党が悪者になってやること』で恩に着せ、別の場所でお土産を出させる」つう算段でしょう。
どっちにしろ今や公明党も自民党も「1998年の小渕自自公政権からの腐れ縁」で今更「関係断絶」なんかできる話でもない。
民主党への政権交代で公明党の自民への態度も「是々非々」になるかと思いきや、自民野党時代もずっと「自公蜜月」でしたからね。
【主張】人権決議の見送り 時が止まった国会なのか 中国におもねる姿勢改めよ - 産経ニュース
【政治月旦】中国を非難できない国会の不思議(1/2ページ) - 産経ニュース(政治部次長・酒井充)
「自民、公明が決議に賛成しないことを見越しての無責任なフカシ」の可能性が否定できないとは言え、野党各党(立民、国民民主、共産)は「決議に原則賛成」の立場を表明したのに対し、自公は最後まで「決議に否定的な態度」だったのに「自公ガー」ではなく、「国会ガー」とは全くふざけています。
これが「野党時代の自民、公明が決議に賛成」「与党時代の民主党が否定的」ならためらいなく「与党、政府(民主党)許すまじ」でしょうに。
さすが自民応援団だけのことはあります。