「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年6/19分:荒木和博の巻)

◆荒木のツイート

https://twitter.com/ARAKI_Kazuhiro/status/1406292261604761601
 令和3年6月20日日曜日のショートメッセージ(Vol.443)。映画と鉄道のまったく独断と偏見に基づく話です。

 5分45秒程度の動画です。荒木は土日には「肩の凝らない話題を」と言いだして拉致と全く関係ない「荒木の鉄道趣味」の話をしますが、今回もそれです。

◆鉄道を舞台にした映画では、私は高倉健ファンなので、高倉主演の「駅」(1981年)、「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年)が個人的には一番好きだ。
◆「駅」では過去に「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)、「遙かなる山の呼び声」(1980年)で高倉と共演した倍賞千恵子が名演。
◆「鉄道員(ぽっぽや)」には当時の人気若手女優で早稲田に入学し、話題になった物の、結局、当初危惧された通り、芸能活動の多忙を理由に中退した人(荒木:すみません。ど忘れして名前が出てきません)が出てきて彼女も名演だった。
◆イタリア映画『鉄道員』(1956年)も好きだ

て、そんなことより拉致についてまともな話をしたらどうなのか。
 なお、『高倉健と鉄道映画』と言えば、もちろん、高倉主演『新幹線大爆破』(1975年)がありますがそれについての言及はありません。荒木は『好きじゃない』のでしょう。
 「駅」(1981年)、「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年)が好きということは「別れと出会いの場としての駅」という描写が好きだと言うことか。
 さて、「鉄道員(ぽっぽや)」を見た人はすぐに分かったでしょうし、見てない人でも「早稲田中退」でわかるでしょうが、荒木の言う「若手女優」とは、広末涼子のことです。広末は1980年生まれなので映画が公開された1999年当時は19歳(ちなみに早稲田入学が1998年、中退が2003年)。1999年には広末は映画『秘密』(東野圭吾原作)に主演もしておりまさに「アイドルとして人気絶頂」でした(広末涼子 - Wikipedia参照)。
 小泉訪朝の2002年には22歳。そんな広末ももう40歳(1980年7月生まれなので現時点では)のベテラン女優です。
 なお、広末(1980年7月生まれ)と同じ1980年生まれの人間としては

1980年の日本 - Wikipedia参照
田中麗奈(1980年5月生まれ:41歳)(田中麗奈 - Wikipedia参照)
 1998年に放送されたサントリーのジュース「なっちゃん」のCMの初代キャラクターや、主演した映画『がんばっていきまっしょい』(1998年)で広末同様、1990年代後半には人気アイドルとして活躍
小池栄子(1980年11月生まれ:40歳)(小池栄子 - Wikipedia参照)
 イエローキャブ社長の野田義治にスカウトされ、女優を目指して、1997年に芸能界入り。しかし、当初は女優としての活動よりもグラビアアイドルとしての仕事が舞い込む。「スカウト時に水着はやらない条件(自分のスタイルに自信が無かった)で芸能界入りしたのに」と思いつつ渋々グラビアを始めたという(この頃について後年「事務所に騙された」とコメントしている)。もともと女優志望だったこともあり、野田社長解任後のイエローキャブ分裂(2004年)を機にグラビアからは事実上引退し、女優活動に比重を移している。

なんかがいます。
 小泉訪朝(2002年)の頃は「若手アイドルだった広末や田中」「若手グラビアアイドルだった小池」が今やベテラン女優です。小池栄子については最近の若者は「グラビアアイドルだった」と言っても、実感はないでしょう。
 まあ、「グラビアアイドルとは言えない」にしても、「今やベテラン女優となった宮崎美子」などもデビュー当時はグラビア活動をしており、昔から「グラビア→女優」というルートは不思議ではありませんが。
 それはともかく、拉致敗戦を改めて実感します。


ご家族の意向(R3.6.19): 荒木和博BLOG
 6分20秒程度の動画です。以下、「見る価値のない(もちろん拉致解決には何一つ役立たない)」荒木の「与太動画」とは関係なく「ご家族の意向」など、「当事者の意向」についての俺の考えを適当に書きます。ということで以下、荒木動画の説明は何一つしません。
 拉致被害者家族でも「荒木ら巣くう会言いなりの家族会」と「荒木ら巣くう会に批判的な蓮池透氏」でわかるように多くの場合、どんな問題でも「複数の当事者が居る場合」、その当事者の意見が「一枚岩」なんてことはまずありません(もちろん一枚岩の場合でも「その主張が客観的に見て正しい」とは限らないので「当事者の意見だから無条件で支持すべき」では必ずしもありませんがそれはひとまずおきます)。
 例えば、犯罪被害者遺族だって「やたら厳罰論」の人間(例えば、名古屋闇サイト殺人事件被害者の母親)もいれば、「罪を憎んで人を憎まず」的な方(例えば、松本サリン被害者の河野義行氏)もいるわけです(例は何でも良いですが)。
 あるいは運動団体でも

◆部落解放問題
 解放同盟(社会党寄り)、全解連(現在の人権連:共産党寄り)、同和会(自民・旧民社党寄り)
核兵器廃絶
 原水禁社会党寄り)、原水協共産党寄り)、核禁会議(自民、旧民社寄り)
◆在日朝鮮・韓国人団体
 朝鮮総連北朝鮮寄り)、民団(反北朝鮮右派)

などといった違いがある。
 つまり結局の所「当事者の意見を重視」といったところで「そもそも当事者の意見が一枚岩じゃないんだから」限界がある。もちろんだからといって「当事者の意見」を踏みにじって良いと言うことではありませんが、結局「自分の信じる道を行く」しかないでしょうね。だって「多くの場合」当事者の意見が一枚岩じゃないわけですから。
 いずれにせよ、もちろん「蓮池透氏家族会除名」を画策した荒木ら巣くう会が「家族の意向」に従ってなどいないこと(そもそも従う気など無いこと)は言うまでもありません。
 荒木ら巣くう会にとって都合のいい意見(例:横田早紀江増元照明北朝鮮非難)だけ利用して、都合の悪い「蓮池氏の意向(『経済支援を利用したバーター取引主張』や『特定失踪者の信憑性のなさへの批判』)」は平気で踏みにじるわけですから。

参考
名古屋闇サイト事件における被害者の母親の主張を批判する(1) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
名古屋闇サイト事件における被害者の母親の主張を批判する(2) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)