今日の産経&しんぶん赤旗ニュース(2021年6月30日分)(副題:改めて都議選での共産議席増を祈願する、ほか)

2021都議選 当落線上の大接戦 必ず勝利を/共産VS自公都ファ/五輪・独法化・「稼ぐ東京」 くっきり/志位委員長が訴え/町田 池川候補・八王子 アオヤギ候補押し上げを
 ということで大激戦だそうですが何とか現有議席を維持した上で1議席でも2議席でも増やしてほしい。


未解決4事件の懸賞金延長 3人射殺や女児不明など - 産経ニュース
 残念ながら「よほどの僥倖がない限り」こういう事件はもはやどうにもならないでしょう。


接種加速もワクチン足りない…自治体困惑、計画見直しも(1/2ページ) - 産経ニュース
 菅政権のコロナ対応があまりにもお粗末と言うべきでしょう。


伊吹氏引退「寂しい」 9回対決の共産・穀田氏 - 産経ニュース
 こういうときになかなか悪口雑言もしづらいのでしょうが、

伊吹文明 - Wikipedia
【暴言】
衆議院議長就任後の2013年2月9日、自民党岐阜県連主催で開催された政治塾において、スポーツ指導や教育現場における体罰について、「体罰を全否定していては教育などできない」と発言した。
◆2019年2月、田畑毅(比例東海ブロック、当時、二階派所属)の知人女性への準強制性交・盗撮疑惑が明らかとなり、自民党は2月21日、田畑の離党届を受理した(後に田端は議員辞職し政界引退)。同日に開かれた二階派*1会合で伊吹は「問題にならないようにやらないとだめだ。同じことをやるにしても」と発言した。

失業者はわがままいっている/自民・伊吹元労相がまた暴言
 自民党伊吹文明*2衆院議員(元労相)が、「失業者はわがまま」などと、失業やリストラ・雇用不安に苦しむ国民の心を踏みにじる暴言をしていたことがわかりました。

主張/「事務所費」疑惑/これでは大臣の資格はない
 スキャンダルまみれの安倍内閣に、政治と金をめぐる閣僚の新たな問題が表面化しました。
 伊吹文明文科相松岡利勝農水相の「事務所費」疑惑です。

「日本は同質的な国」「人権メタボ症候群」/文科相の感覚欠如
 伊吹文明文部科学相の「(日本は)大和民族が統治した同質的な国」との発言が波紋を広げています。
 日本には、独自の民族的存在であるアイヌ系住民や、強制連行などによって少なくない在日韓国・朝鮮人が生活しています。伊吹氏の発言は、こうした人たちの存在を見ない暴言です。
 かつて、一九八六年に中曽根康弘首相(当時)が「日本は単一民族国家なので比較的教育はおこなわれやすい」と失言し、世界中から批判を浴びました。伊吹発言は、その反省もないものです。
 伊吹氏はさらに、人権をバターに例え「栄養がある大切な食べ物だが、食べ過ぎれば日本社会は『人権メタボリック症候群』になる」(「朝日」二十六日付)と語ったとも報じられています。
 国民に対して、生活保護老齢加算母子加算の廃止、国保証の取り上げなどで憲法が保障する生存権さえ脅かしておきながら、“人権を食べすぎ”などとやゆする神経にはあぜんとするばかり。北九州市では、生活保護を二度申請するも市役所に拒否され、餓死する事件まで起きています。
 伊吹氏の発言は、人権感覚の欠如した自民党政治を象徴するものです。

「事務所費」1500万円超6人/伊吹文科相は3335万円//家賃無料の議員会館/06年政治資金報告書
 家賃が無料の議員会館資金管理団体の「主たる事務所」を置きながら、年間千五百万円を超す「事務所費」を計上していた国会議員が伊吹文明文部科学相衆院京都1区)ら六人いたことが、十五日付官報で公表された二〇〇六年の政治資金収支報告書でわかりました。

主張/「緊急事態」改憲/国民の不安に便乗許されない
 新型肺炎の感染の広がりにからめて「緊急事態条項」の創設を露骨に持ち出してきたのは、自民党伊吹文明・元衆院議長です。新型肺炎の感染拡大が「緊急事態の一つの例。憲法改正の大きな実験台と考えた方がいいかもしれない」と派閥の会合で発言しました

学術会議任命拒否/自民・伊吹氏 「学問の自由」は水戸黄門の印籠か/小池氏 印籠を突き付けられるのは悪代官
 自民党伊吹文明衆院議長は5日、派閥の会合で、菅義偉首相による任命拒否問題に関連して、国民や野党から「『学問の自由』に反する」との批判に対して「『学問の自由』といえば、水戸黄門の印籠の下にひれ伏さなくてはいけないのか」などと学問の自由を攻撃しました。

つう「不祥事(事務所費疑惑など)や失言・暴言の前科者」伊吹については「それなりに批判もしてほしい」ですね。引退したからと言って伊吹の「過去の悪行」がちゃらになるわけではない。


議員は責任と謙虚さ失うな 伊吹文明元衆院議長 - 産経ニュース
 上で紹介したような「ひどい暴言癖」で「責任感も謙虚さもかけらも感じられない伊吹」がよくも偉そうな口が利けたもんです。伊吹には正直「老舗企業のボンボン」「京大卒」「元大蔵官僚」「派閥ボス」つう尊大さ、態度のでかさしか感じませんね。
 しかも

 近現代史でも、ロマノフ王朝を倒した後に統一戦線政府が成立し、その後、レーニン共産党政権です。中国共産党も国民党との「国共合作」で日本に対抗し、最終的に毛沢東共産党政権です。一度手を組んだ後に乗っ取るわけですね。共産党は連立政権や選挙協力に熱心ですが、他の野党は綱領や歴史を勉強してほしいものです。

て今時、非常識にもほどがあるでしょう。
 つうかむしろ「権力維持のためなら連立政権に熱心」「その結果、相手方を利用するだけ利用して、衰退させる」てむしろ「河野洋平*3代表の新自由クラブ(河野代表が中曽根内閣科学技術庁長官で入閣。しかし、新自由クラブは後に消滅し河野は自民に復党)」「村山社会党新党さきがけ(村山自社さ連立政権:村山社会党委員長の首相就任や新党さきがけ・武村*4代表の蔵相就任など)」「扇千景*5党首の保守党(自公保連立政権を形成するが、結局、自民に吸収されて消滅)」などを「衰退させた」自民党にこそ該当する話でしょうよ(公明党だけは今も衰退せずに残っていますが)。
 「レーニン」はともかく、そもそも「国共合作」についていえば「侵略国・日本と対抗するための一時的休戦」にすぎず、「中国共産党による政権乗っ取り」なんて話ではない。蒋介石の側も「対日戦争が終わったら中国共産党との内戦を再開し、打倒する気満々」だったわけです。大体その理屈なら「岩手県陸前高田市長選」、「大阪ダブル選挙」での自民・共産共闘を伊吹はどう理解するのか。
 伊吹には「自分の所属政党が過去に行った『共産党との共闘』の歴史ぐらい勉強してほしいものです」。


立民議員による共産候補応援に枝野氏苦言 都議選 - 産経ニュース
 共産は共闘相手のはずなのに、最大野党がどんだけ狭量なのか。枝野の地金が反共保守な上に、世論調査では立民が(議席自体は増加の見込みとはいえ)伸び悩んでることでこうなったのでしょうが。
 とはいえあまりにも自己中心的な態度をとると、反感を買って「衆院選で共産支持層の支援が得られなくなる可能性」もあるのであって「損得勘定」から見ても枝野の行為は馬鹿げています。

*1:伊吹派を二階が引き継いだのが、二階派

*2:橋本内閣労働相、森内閣国家公安委員長、第一次安倍内閣文科相福田内閣財務相自民党幹事長(福田総裁時代)、衆院議長など歴任

*3:新自由クラブ代表、中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官自民党総裁、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長など歴任

*4:細川内閣官房長官、村山内閣蔵相など歴任

*5:森、小泉内閣国交相参院議長など歴任