入管はウィシュマさんを詐病扱いしていた! - 高世仁の「諸悪莫作」日記
記事タイトルの件について言えばウイシュマさんは死亡していますからねえ。高世などが疑うように「詐病扱いで医療ネグレクト」なら国家賠償責任や、場合によっては犯罪(業務上過失致死や傷害致死など)すら成立するでしょう。
国務省の人身売買に関する年次報告書は、指宿弁護士の取り組みを「日本の技能実習制度における強制労働の被害者を支援し、虐待を防止してきた」と評価した。
「外国人研修制度が人身売買?」と思う方もいるでしょうが、そういう批判が実際にあるし、米国国務省も同様に批判的だという話です。
もちろん、これは「世界各地の人身売買報告書」であって「日本の外国人研修制度限定の報告書」ではありません。
「日本ではあり得ない話」で「びっくり仰天」ですが「国務省、人身売買、報告書」でググると
米、児童兵動員の関与国にトルコ追加 関係さらに悪化も(ロイター) - Yahoo!ニュース
米国は1日、過去1年間に児童兵の動員に関与したとされる国のリストにトルコを初めて追加した。(ボーガス注:いわゆる『アルメニア人虐殺問題』などで)すでに悪化している米国と北大西洋条約機構(NATO)同盟国トルコの関係がさらに複雑化するとみられる。
なんて記事もヒットします。「児童兵(子ども兵)」も人身売買の一種ではあるわけです。
ちなみに、「この国務省報告書がどれほど信用できるか(というのも中国、北朝鮮、ロシア、キューバ、イラン、シリア、ベネズエラなど米国が敵視する国が軒並み最下位(甲乙丙丁の丁)なので)」という問題は当然ありますが
米国務省の人身売買に関する報告書、台湾は12年連続で最高ランク「Tier1」に
台湾が取り組む人身売買(人身取引)防止の成果が12年連続で世界から評価された。米国務省はこのほど世界の人身売買に関する2021年版の報告書を発表、中華民国(台湾)は180カ国あまりの中で、4段階評価の最高ランク(Tier1=最優秀)と評定された。
米国、北朝鮮を「19年連続」最悪の人身売買国家に指定(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース
米国務省が北朝鮮を19年連続で、「最悪の人身売買国家」に指定した。
国務省は1日(現地時間)、人身売買報告書を通じて、北朝鮮を最下位ランクの第3ランク国家に分類したと発表した。
一方、韓国は米国や英国などとともに、第1ランクと評価された。
の一方、
米国務省人身取引報告書 日本格下げ アジアがらみの搾取目立つ | 毎日新聞
「日本をティア2(二番手集団)に格下げする」。
米国務省は6月25日に公表した世界各国の人身取引に関する2020年の年次報告書でそう述べた。労働や売春の強要摘発や被害者保護などで適切に対応していると評価されるトップ集団「ティア1」に昇格してから、わずか2年での「降格」だ。
人身売買報告で日本格下げ 米国、技能実習生など問題視:朝日新聞デジタル
日本については、外国人技能実習制度や児童買春の問題を取り上げ、「取り組みの真剣さや継続性が前年までと比べると不十分だ」として、前年までの4段階のうち最も良い評価から、上から2番目の評価に格下げした。
ですからねえ。「ティア1(甲乙丙丁の甲)の台湾、韓国>ティア2(甲乙丙丁の乙)日本」ということで「もはや日本はアジアの先進国とは必ずしも評価されてない」わけです。
ちなみに「ティア」つうのは順位を表すときに使う英語のようですね。「ティア1」が一番上で数字が「2,3、4」など大きくなるほど下位になります。
「ティア1」でググったら
ワールドラグビーランキング - Wikipedia
世界ランキング(ワールドラグビーランキング)とは別に、単に強さだけで区分されるのではなく、伝統や格式を考慮して、ティア1からティア3の3つの階級に分けられている。
上位ティアは下位ティアに対し、以下の優遇措置が挙げられる。
◆毎年行われるテストマッチ(国際試合)では、同一ティア内での戦いが基本とされている。そのため強豪国と定期的に戦いたいのであればティア1に入る必要がある。
◆ワールドラグビーの選挙等において持ち票に格差が設けられている。ティア1のナショナルチームが所属する協会はそれぞれの大陸連盟より多くの票数を所有している一方、ティア2の一部およびティア3のナショナルチームが所属する協会は直接選挙権を所有していない。
その他ワールドラグビーの収益配分や国際大会の開催地などでティアが上位のナショナルチームが所属する協会が優遇される。
下位ティアから上位ティアへ上がるためにはランキング以外に貢献や取組、実績などが考慮されたうえでワールドラグビーの承認が必要となる。これまでティア2からティア1へ昇格したユニオンチームとしてラグビーアルゼンチン代表の例がある。
(以下略)
ラグビー日本代表始動 リーチ主将 事実上ティア1の「覚悟を持って」 - サンスポ2021.5.27
コロナ禍で停止していた日本代表が約1年7カ月ぶりに動き出した。19年W杯日本大会に続き、主将を務めるFLリーチが表情を引き締めた。
「僕たちは(事実上)ティア1のチームという認識をもって行動を取ることを重視している」。
強豪を指す「ティア1」という言葉を繰り返して力を込めた。
ニュージーランドやイングランドなど世界の強豪10カ国・地域*1が「ティア1」と位置付けられ、日本などは2番手グループの「ティア2」に入る。だが、前回19年W杯で初の8強入りを果たし、世界トップレベルの実力を証明した。若手選手も多く加わる再出発にあたり「僕たちは(事実上)ティア1。その覚悟を持って、スタンダードを上げていこう」と呼びかけた。
◆ティア1
ラグビーの強豪として認定される主要10カ国と地域の総称。現在は、イングランドやアイルランドなど欧州6カ国、ニュージーランドや南アフリカなど南半球4カ国が属する。昇格などは、国際統括団体ワールドラグビー(WR)が決定する。日本はワンランク下のティア2。19年W杯日本大会で8強入りした際は、当時世界ランキング6位まで上昇し、海外メディアなどで「ティア1昇格か?」と一部で報道されたが、WRから(ボーガス注:昇格の)正式発表はされていない。
リーチ・マイケル、アイルランドに惜敗で「満足してはいけない」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース2021.7.4
<ラグビーテストマッチ:アイルランド39-31日本>
日本代表(世界ランク10位)がアイルランド(同4位)に屈した。
19年W杯日本大会では初勝利を挙げたが、この日の結果で通算1勝10敗。フランカーのリーチ・マイケル主将(32=東芝)は「自分たちは勝てた試合に負けた。ティア1(南半球4カ国対抗、欧州6カ国対抗に参加している強豪10チーム)にどうやって勝っていくか。満足してはいけない」と力を込めた。
あるいは
帝人が自動車部品の「ティア1」に 買収テコに飛び級で昇格:日経ビジネス電子版2021.6.18
新素材を自動車メーカーにどう売り込んでいくか。その突破口となったのが、帝人が2017年に約840億円で買収した米自動車部品コンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス(CSP)だ。
CSPは、(中略)完成車メーカーと直接取引するいわゆる「ティア1」企業で、米ゼネラル・モーターズ(GM)や米フォード・モーターなど北米を中心に強い顧客基盤を持つ。
帝人は素材を自動車部品会社に納めていた3次下請けの「ティア3」から、「ティア1」へと飛び級で昇格した。
なんて記事がヒットしました。つうか「ティア1」でググると「日本ラグビー初のティア1入りか!」などのラグビー関係記事ばかりがヒットします。
やはり「2019年ラグビーW杯での日本のベスト8入り」は日本ラグビーファンにとっては「誇らしい快挙」なのでしょう。
きのう、ある編集スタジオのスタッフとテレビ業界のよもやま話をしていた。
既に「ジンネットを潰してジャーナリスト廃業状態の高世」とそんなことを話しても意味があるとも思えませんが「高世が話しかけてきた」ので「うるさい、あっちへ行け!、しっしっ」とも言えず適当に応対したのでしょう。
NHK放送文化研究所が昨年10月に実施した「国民生活時間調査」で、1日に少しでもテレビを見る人の割合が8割を切った。8割を下回るのは、昭和35年の調査開始以来はじめてだという。
平日の1日に少しでもテレビを見る人の割合は5年前の85%から79%に減少。60代以上はほぼ変わらないが、16~19歳では71%から47%に激減し、20代でも約半数しか視聴していなかった。一方、1日にインターネットを利用する人の割合は全体で45%、16~19歳では80%だった。
コロナ禍で在宅率が増えたことを考えると、この結果はテレビ業界にとって深刻だ。若い人の間ではテレビを毎日見る習慣自体が消滅したと言っていいのではないか。テレビ制作に携わる人たちは、この現実から出発するしかない。どうなる、テレビ。
とはいえ「ネットで見てるのって動画でしょ?。そして動画のかなりの部分は元はテレビ番組でしょ?」つう話ですが。で、インターネットテレビ - Wikipediaにも書いてありますが
【NHK】
◆NHKオンデマンド(NHKの動画配信サービス)
【日本テレビ】
◆日テレオンデマンド(日テレの動画配信サービス)
◆Hulu - Wikipedia日本支社(動画配信サービス)の子会社化
【フジテレビ】
◆フジテレビオンデマンド(フジの動画配信サービス)
【テレビ朝日】
◆TELASA(テレ朝の動画配信サービス)
◆AbemaTV(動画配信サービス。サイバーエージェントとの合弁会社)
などでテレビ局もネット展開しているわけです。まあ、地上波テレビの力は今後は「昔よりも衰える」のかもしれませんが。