雑誌『f/22』が「お金とドキュメンタリー」を特集 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
・きょう、ドキュメンタリーの雑誌『f/22』の第3号が届いた。
・f/22は、私も一緒にお仕事をしたことがある満若(みつわか)さんという若いカメラマン・ディレクターが立ち上げ、彼と志あるドキュメンタリストたちが手弁当で作り続けている雑誌だ。
(中略)
・第2特集は「撮る、という関係性について」。
(中略)
映画『童貞。をプロデュース』をめぐる問題について、かつて私の会社「ジン・ネット」社員だった貴家蓉子さん(f/22編集委員)が評している。
「どうでもいい揚げ足取り(?)」ではありますが「満若にルビ振るのに貴家にルビ振らねえのかよ?」ですね。
ちなみに「貴家」で多分「さすが」と読みます。
貴家堂子 - Wikipedia参照
・『サザエさん』(フジ、1969年~)のフグ田タラオ(タラちゃん)、『ハクション大魔王』(日本テレビ、1969~1970年)のアクビ、『天才バカボン』(日本テレビ、1971~1972年)、『元祖天才バカボン』(日本テレビ、1975~1977年)のハジメなど、幼児役・少女役が代表作
・『サザエさん』ではフグ田タラオ役で放送開始の1969年以来、フグ田サザエ役の加藤みどりとともに出演し続けている。2019年には「最も長くテレビアニメシリーズにおいて同じ役を演じ続ける声優」として加藤と共にギネス世界記録に認定された。
というベテラン女性声優で「貴家堂子(さすが・たかこ)」(1941年生まれ)という人がいますね。
ただググったら
愛宕小 「顔見える関係」が評価 | 八王子 | タウンニュース2018.2.8
市立愛宕(あたご)小学校(上柚木)の学校運営協議会が東京都から平成29年度「共助社会づくりを進めるための社会貢献大賞」を受賞した。
1月18日、都庁で表彰式が開かれ、井上竜太校長と協議会会長の貴家(きや)由美子さんが出席した。
ということで「きや」と読む方もいますのでまあ、正直解りません。
なお、「f/22」については
ドキュメンタリーを実録 作品・制作現場の批評誌 来月1周年:東京新聞 TOKYO Web2020.1.17
ドキュメンタリー作品のカメラマンや録音担当、ディレクターら有志がつくる批評誌「f/22(えふ・にじゅうに)」が来月、創刊から一年を迎える。発行元は映像制作会社「ハイクロスシネマトグラフィ」(渋谷区)。
を紹介しておきます。
今回の特集は「お金とドキュメンタリー」で、私のインタビュー「倒産劇の裏に見えた“報道業界の現実”」が載っている。
倒産後だから話せるテレビ局批判*1もある。一般の人にも興味のありそうなところをちょっと紹介してみよう。
テレビ局が「コンプライアンス」漬けになっている話。
「コンプライアンス」云々については、高世は以前も後手後手と無策で続く過去最高 - 高世仁の「諸悪莫作」日記で似たようなことを書いています。
まあ、俺的にはそんなことよりも「いつジンネット倒産を覚悟したのか?」「なぜ倒産したと思うのか?」という「倒産についての高世の考え」を知りたいですが、まあ、ご本人があまり宣伝したくないのでしょう。
しかし「会社を潰して事実上ジャーナリストを廃業した男」なんかにインタビューして何か意味があるのか?
テレビ界をめぐる状況やドキュメンタリーに関心をもつ方にはお勧めです。
と書きながら高世がこの雑誌が「書店で市販されてない(会員制や『会員制ではないがアマゾンなどネットでの販売のみ』など)のか、書店でも市販されてるのか」を書かないのには呆れます。
なお、ググったところ
ハイクロス出版第1弾 ドキュメンタリーの作り手による批評雑誌「f/22」を創刊!(2019.1.22)
2月1日にハイクロスのオンラインショップ、またはハイクロス事務所で販売開始します。(なぜアマゾンでしないのか?アマゾンは手数料が高すぎる!)
https://twitter.com/f22_tsukurite/status/1410464594242404356
◆『f/22』作り手によるドキュメンタリー雑誌 7月6日 第3号 発売開始!
7月1日
f/22 第3号 発売日が7/6(火)に決定!
今号からはやっと、書店さん*2でご購入頂ける様になりました!
ネット販売は鋭意準備中!7/10(土)からご購入頂ける様に進めています。「最寄りの書店、ないわ…」と言う方、すみません!もうしばし、お待ち下さい!
ということで「1号、2号」は「書店では市販してなかった」ようですね。しかし「2019年に1号、2021年に3号」ということは「年1回刊行」なのか?