珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年7/10日分)(副題:今日も高世に悪口する)

シリア難民の番組ディレクターに「放送人グランプリ」大賞 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

「全人類の努力と英知で難局を乗り越えていけることを東京から発信したい」、「安心安全な大会を成功させ、歴史に残る大会を実現したい」と用意したカンペを読み上げるいつもの光景に、もう憤りしかなかった。

 「即時一括全員帰国」「制裁解除反対」という「決まり切った言葉」しか言わない(しかもその結果、拉致解決の展望は全くない)救う会や家族会のいつもの「醜悪な風景」の方がよほど俺には「もう憤りしかない」ですがね。そんな事態について批判意識がゼロらしい「救う会、家族会の太鼓持ち幇間」の高世にも「もう憤りしかない」し、心底呆れます。
 菅が「面子や利権、しがらみ(なのでしょうね)」から五輪開催に固執するのは解る(支持するではない)。家族会が「即時一括全員帰国」「制裁解除反対」なんてもんに固執する理由は理解不能ですね。俺には菅よりも家族会、救う会、そして「幇間太鼓持ちの高世」の方がよほど「腹立たしい、不快な存在」です。

 今からでも五輪中止!

 「救う会幇間」高世には「今からでも対北朝鮮制裁解除!(そしてバーター取引)」「今からでも平壌に常駐事務所設置!」「今からでも蓮池透家族会除名撤回!」「今からでも高世は過去の愚行の謝罪を!(そういうことであるなら、小泉元首相、田中均氏、蓮池透氏らに陳謝する用意くらいはあるんだろうな - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)」という言葉を贈呈したい。
 ジンネットが倒産したら、平然と拉致問題から逃亡した人間のくずがよくもまあ偉そうに菅批判なんかできるもんです。
 「都議選での『有観客開催』自民、公明の不振(自民は議席は増えたものの8議席増止まり、公明は議席維持したものの大苦戦)」「一方で、延期または中止を主張する立民、共産の議席増」「無観客開催を主張した都民ファ議席を減らしたものの当初予想『議席半減』よりは健闘」「東京都で感染者高止まり」などで「政権崩壊」を恐れたからとはいえ、「有観客開催」を「無観客開催」にしただけ、未だに、拉致問題解決において「制裁路線の失敗を認めようとはしない高世や救う会、家族会」よりも「菅の方が何倍も人間としてましだ」と俺は思っています。

 こんなとき、多少でも気分が晴れるのが大谷翔平選手の活躍だが、これって「平和ぼけ」かな?
 世界に誇りうる日本人と言っていいだろう。
 政府のダメさ加減にへきえきさせられるいま、日本っていいな、と思えることをもっとさがしたい。

 「世界に誇れないだめな日本人」高世の寝言が実に馬鹿馬鹿しい。そんなんただの現実逃避でしょうよ。なんで「有観客開催よりは無観客開催になって少しは良かった」と思わないのか。
 なぜ「都議選後は無観客開催に事態は大きく動いた。実現は困難でもこれからも中止論を訴えていこう」とならないのか。
 つうか、「大谷で気が晴れる」とかバカなことを高世は抜かすのならいっそ、横田早紀江に「大谷の活躍を見れば気が晴れますよ」といったらどうか。おそらく早紀江はマジギレするでしょうし、それが怖くて高世もそんなこと言わないでしょうが。
 というかこの高世の発言は「五輪について事態を少しでも良くしよう」と動いてる人間にとっては「高世はふざけんな!」つう話でしょうよ。高世にはどんだけ常識がないのか。高世がそんなバカだからジンネットも倒産したんじゃないのか。
 ちなみに「自称ジャーナリスト」高世も「世界に誇りうる日本人」つうなら「たかが野球がうまいだけの青年・大谷」なんかじゃなく「人権活動家としてフランス政府に評価された福島瑞穂氏」の名前でも挙げたらどうなのか。
 それとも福島氏を敵視する救う会が未だに怖くてそんなこと言えないのか(フランスへの苦言がきわめて腰が引けているのがなんとも(苦笑)、あと北朝鮮がらみで非難する作戦も以前ほどの効果はないと思う - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)。

 きょう午後は、ある用事で、佐高信さん*1にお会いした。
 初対面だったのだが、とても気さくな方で、同じ山形県出身ということもあり、サクランボの品種の話(佐藤錦より紅秀峰の方がうまいとか)やら同郷の藤沢周平石原莞爾*2大川周明の話で楽しくおしゃべりしてきた。勉強家で人脈の広さには驚く。
 別れ際、佐高さんの『石原莞爾その虚飾*3』(講談社文庫*4)を勧められたので、読んでみよう。

 「佐高氏へのこびへつらいが成功するかどうか」はともかく、佐高氏にこびへつらうことで、彼のつてで仕事でももらおうというさもしい算段でしょう。俺だったら救う会太鼓持ち幇間の高世なぞ「軽蔑」「殺意」「憎悪」「憤怒」といった負の感情しかないですが、佐高氏はそうでもないのか。
 佐高氏て確か「社民党支持を公言してた」と思うんですけどねえ。それでも「救う会幇間」高世に「負の感情」を感じないのか(ちなみに過去の朝鮮労働党との友好関係を理由に、社民党や党委員長だった土井たか子を拉致の共犯であるかのように誹謗しまくったのが救う会)。まあ、佐高氏も「高世なんぞとつるむ」ようでは俺としては「その程度のバカ」と軽蔑するだけですね。
 ちなみに「山形の同郷」云々ですがウィキペディアによれば

◆高世:南陽市
◆佐高氏、大川:酒田市
◆藤沢、石原:鶴岡市

だそうです。

 先日の『朝日新聞』の「ひと」欄にテレビディレクターの金本(かなもと)麻理子さんが紹介されていた。
 テレビ界の劣化をさんざん批判してきたが、こういう志の高い人がいることに希望をつなぎたい。

 「救う会、家族会の太鼓持ち幇間として劣化した人間のくず」高世が良くも自分を棚上げして「テレビ界の劣化をさんざん批判」などとふざけたことが言えたもんです。つうかそんなことより「拉致被害者家族会の劣化」をいい加減批判したらどうなのか。まさか高世だって「蓮池透除名」を正しい行動だとはさすがに思ってないでしょうに。
 大体、ジンネット倒産以降は「事実上、ジャーナリスト廃業の分際」で何様のつもりか。「神様、仏様、高世様」か。

*1:最近の著書として『電力と国家』(2011年、集英社新書)、『不敵のジャーナリスト 筑紫哲也の流儀と思想』(2014年、集英社新書) 、『自民党創価学会』(2016年、集英社新書)、『人間が幸福になれない日本の会社』(2016年、平凡社新書)、『佐高信の昭和史』(2018年、角川ソフィア文庫)、『反・憲法改正論』(2019年、角川新書)、『池田大作宮本顕治:「創共協定」誕生の舞台裏』(2020年、平凡社新書)、『なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか』(共著、2020年、講談社+α新書)、『時代を撃つノンフィクション100』(2021年、岩波新書)、『官僚と国家:菅義偉「暗黒政権」の正体』(共著、2021年、平凡社新書)など

*2:関東軍作戦主任参謀として満州事変に関与。関東軍作戦課長、参謀本部作戦課長、戦争指導課長、参謀本部第一部長、関東軍参謀副長、舞鶴要塞司令官など歴任(石原莞爾 - Wikipedia参照)

*3:まあ著書名からして石原批判本なんでしょう。そして今ふと『高世仁、その虚飾』という言葉が思い浮かびました。そう言ったら高世はマジギレでしょうが。

*4:2003年刊行