今日の産経ニュースほか(2021年7月15、16日分)

菅内閣支持29.3%、発足後最低 初の3割割れ―時事世論調査:時事ドットコム
 29%なので誤差の範囲内(実際は30%かもしれない)とはいえ、ついに20%台に突入しました。さすがに「ワクチン不足」には自民支持層すら呆れてると言うことでしょう。この調子で支持率がどんどん下がり、菅が辞任することを期待したい。「ポスト菅が誰になるか」と言う問題はあります。さすがに「安倍再々登板」はないにせよポスト菅が「まともな保証は残念ながらない」のですが、まずは菅を辞めさせることです。しかしこれでも政党支持率では「自民>立民」「最も多いのが『支持政党なし』」であることにはげんなりしますが。


【経済インサイド】NHKの受信料徴収のために設計 日本郵便の宛名なし郵便が波紋 - 産経ニュース
 最近放送されたTBSラジオ森本毅郎スタンバイ』のコーナー『話題のアンテナ 日本全国8時です』でコメンテーター(俺の記憶だと酒井綱一郎 - Wikipedia氏)が

◆今だって郵便を使った悪徳商法、詐欺はあるんです。宛名が解らなくても住所さえ書けば届くなんてこんな制度を始めたら確実に詐欺に悪用されるでしょう。詐欺悪用の防止措置が本当にできるんですか?
NHKの受信料請求以外にこの制度にどれだけの需要があるんですか?。大体こんなことをしたって受信料を払わない人は絶対に払いませんよ。
◆そこまでして、郵便局は大口顧客NHKを確保したいんですか?

と呆れていましたが俺も同感ですね。


五輪開会式の楽曲制作 小山田さんいじめ謝罪 - 産経ニュース
 まさになぜこんなくだらん話をして、他人を不快にして迷惑をかけて、自分の首を絞めるのか(苦笑)(福岡親善大使の暴言) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)ですね。「高校時代に障害者の同級生をいじめていた」なんて話が「武勇伝になる」と思える神経は理解できません。それにしても五輪組織委員会も「いわゆる身体検査」はしなかったんですかね?。「森組織委員会会長(元首相)の女性差別暴言での辞任」「オリンピッグ発言での辞任」などを考えれば「もう二度と不祥事はごめんだ」と思うのが普通でしょうにねえ。就任直後、こんな不祥事が暴露されるなんて「身体検査をきちんとやっていれば」解るはずの話ですが。
 「過去に障害者いじめを武勇伝として、放言したクズ」が「パラリンピックを含む五輪の楽曲担当」なんかふさわしいわけがない。とっとと更迭すべきでしょう。


「生活が苦しい。日本で仕事したい」行方不明のウガンダ選手がメモ - 産経ニュース
 彼がコロナ感染者かどうかはともかく、失踪理由はコロナと関係なかったわけですが「何だかなあ(困惑)」ですね。


「大福密約」確認できず 福田メモ初公開 - 産経ニュース

 福田赳夫元首相(昭和51~53年に首相)の実像に迫った「評伝福田赳夫:戦後日本の繁栄と安定を求めて」(五百旗頭真*1監修、岩波書店

 岩波と言えば、福田赳夫『回顧九十年』(1995年、岩波書店)と言う本を出してるので福田家と関係が深いのでしょう。
 それはともかく「自民党総裁の地位を後で譲るから、総裁選では立候補せず、大平は俺を支援しろ(福田:ただし福田は密約を反故にしたため、総裁選で福田と大平が激突、福田が敗北する)」なんて、表に出せない「密約」ですからねえ。書類に残さなくても(あるいは残しても、『ある時期』に『証拠隠滅』として破棄されても、あるいは未だに存在するが関係者が表に出さず隠し続けても)不思議はないし、俺はやはり「密約はあった」とみますね。ありもしないものを果たして大平*2や『大平の盟友』田中*3が「あった」と吹聴するかどうか。
 そしてそうした吹聴が「世間に事実として受け取られるかどうか」。
 そして密約もないのに

大福密約 - Wikipedia
 三木は12月17日に退陣を表明した。12月23日に福田は無投票で自民党総裁に就任し、大平を幹事長に据え

なんてこと(無投票で総裁就任)はあり得ない話でしょう。

・平成7年に死去した福田氏が生前に記したノート100冊以上の「福田メモ」が初めて全面的に開示された。
・福田氏の長男の康夫元首相が所有しており、初めて検証された。

ということで評伝執筆において「密約否定派」福田康夫氏の協力を得ているが故にこの本の著者たちはしがらみから「密約否定」しているだけではないのか。
 ちなみにこの種の密約*4としては他に「岸*5首相と大野伴睦*6河野一郎*7との間の密約(岸から大野、大野から河野に自民党総裁ポスト(首相の座)を引き継ぐという密約だが、池田*8禅譲した岸によって反故にされた)」がありますね。
 本当か知りませんが、大野や河野との約束を破ったことについて、岸は後日「床の間(首相ポストの比喩)に肥だめ(大野や河野のこと)がおけるか」と悪口したそうですから、随分と酷いもんです。
 「岸の密約」「大福密約」については例えば、五十嵐仁*9『戦後政治の実像:舞台裏で何が決められたのか』(2003年、小学館)の『第2章 総理の椅子をめぐる「密約」』を紹介しておきます。

【参考:大福密約】

大福密約 - Wikipedia
 主に大平派の主張に基づく、密約の内容と密約締結前後の経緯は、以下のようなものである。
 1976年、首相・自民党総裁三木武夫*10であったが、8月19日には党内反主流派(田中派・大平派・福田派など*11)が中心となって挙党体制確立協議会(挙党協)が結成され、三木おろしが画策されていた。当時、ポスト三木として有力視されたのが福田赳夫*12大平正芳であった。
 このような中、福田と大平は品川のホテルパシフィック東京で2回にわたって密会した。10月27日、この席で以下の文書が作成され、末尾には合意の証として福田・大平並びに立会者である園田直*13(福田派)・鈴木善幸*14(大平派)のそれぞれの署名と花押(園田のみ印鑑)があったとされる。

 一、ポスト三木の新総裁及び首班指名候補には大平正芳氏は福田赳夫氏を推挙する。
 一、総理総裁は不離一体のものとするが、福田赳夫氏は、党務を主として大平正芳氏に委ねるものとする(大平を幹事長にするという意味)。
 一、昭和五十二年一月の定期党大会において党則を改め総裁の任期三年とあるのを二年に改めるものとする。
 右について、福田、大平の両氏は相互信頼のもとに合意した。
 昭和五十一年十一月

 総裁任期が3年から2年に短縮されたことは、福田は総裁を1期2年のみ務めて2年後に大平へ政権を禅譲することを了承したものである(さすがに露骨に大平への禅譲の文言を書けないので)。
 三木は解散権を行使できぬまま衆議院の任期満了を迎え、12月5日に行われた第34回衆議院議員総選挙自民党は半数を割り込む敗北を喫することとなり、責任を問われた三木は12月17日に退陣を表明した。大角両派と福田派の間で既に協力関係が結ばれていたことから、12月23日に福田は無投票で自民党総裁に就任し、大平を幹事長に据え、翌日の12月24日に福田内閣を発足させた(園田を内閣官房長官に起用)。
 密約から2年後の1978年に福田は大平への政権禅譲を拒否して総裁選出馬を表明したため、大福提携が崩壊した。福田と大平は1978年自民党総裁選を争うこととなるが、現職の福田は大角両派に支持層を切り崩され、予備選挙で敗北した福田は(本選挙でも勝てそうにないので)本選挙を辞退して退陣し、大平が総理総裁となった。
 なお、福田改造内閣で外相となった「大福密約の立会人」園田は第1次大平内閣でも続投となり、翌1979年のいわゆる自民党四十日抗争で福田が首班指名選挙に立候補したときには、福田派からただ一人大平に投票した(その結果、福田派から除名)。
◆密約書の実在について
 会談に立ち会った「大平の側近」鈴木善幸は生前「それを文章にして、署名捺印したものがどこかに今でも秘蔵されているはず」と語り、大平の娘婿である森田一*15も「書面を見た」とするなど、大平派の議員は密約書の実在を主張した。
 一方、福田赳夫の長男である福田康夫*16は、「そういうものはなかった。ある人(園田直のこと)が『ある』と発言したことで一気に、本当のごとく広がっただけだ。父(赳夫)もはっきりと『ない』と言っていた」と、『福田、大平らが署名した密約書』どころか、密約そのものを否定している。

【参考:岸の密約】

岸信介 - Wikipedia参照
 辞意表明後の7月14日、後継首班に池田勇人が指名された直後、岸は暴漢に刺されて重傷を負った。犯人は大野伴睦の院外団にいた荒牧退助で、大野との約束を岸が反故にした事への報復とみられる。

大野伴睦 - Wikipedia参照
 岸内閣時代、岸首相から、大野派が政権運営に協力することの見返りに後継総裁の念書を手に入れるが、これを反古にされた。一説にはこの事について岸は「床の間に肥溜めをおけるわけがない」と言い放ったという。この岸の暴言を伝え聞いた大野は、終生岸を憎むこととなる。岸が首相正式辞任直前に右翼(大野を支持する院外団にいた人物)に刺され負傷した際には岸への恨みのあまりに「ざまみやがれ、あの法螺吹きが」と発言したという説もある。
 なお、この密約については孫である安倍晋三*17が後に「(密約はあったと)祖父から直接聞いた」とテレビ等で発言しており、その際に岸は「政治家は目的のためになら嘘をついてもかまわない*18」と安倍に語ったという*19
佐藤栄作との関係
 総裁密約に立ち会った岸の実弟佐藤栄作*20に対して「岸の裏切りに加担した」と強い反感を抱くようになり、「俺の目が黒いうちは佐藤は総裁にさせない」とうそぶくほどであった(ただし佐藤に対しては、もともと佐藤が議員当選前の官僚時代に、吉田内閣官房長官についた頃から『態度がでかい官僚』として毛嫌いしていた)。一方の佐藤も大野を評価しておらず、大野が死んだ際には大野の庶民性を称え「『伴ちゃん』と皆から愛された故人にならい、私も『栄ちゃん』と呼ばれたい」とコメントしたが、後に「他に褒めようがなかったからだ」と酷評したという。


酒類取引停止の背景は「商売を知らないからだね」 麻生財務相、一連の対応で陳謝 - 産経ニュース
 おいおいですね。例の発言が「西村の単独行動」のわけもないのに「西村が勝手にやったこと」と強弁するのだからいつもなら麻生のクズさには心底呆れます。そもそも麻生ごときが商売の何を知ってるのか。「元社長」と強弁する気のようですが「親から引き継いだ家業」にすぎませんからね。麻生に経営能力があるわけでも何でもない。もちろん「ヤオコーの経営者・川野一族(今や全国チェーンだが、親から家業を引き継いだ時点で埼玉県限定の中小企業)」のように「麻生がその才能で商売を大規模に拡大した」なんて事実もない。
 もちろん「西村が勝手にやったこと」だとしても「副総理ともあろうものがそんなことでいいのか」と言う話ですが、マスコミも少しは麻生批判したらどうなのか。


バイデン氏「キューバは破綻国家」 米、強硬に傾斜へ - 産経ニュース
 やれやれですね。キューバとの国交を樹立したオバマ路線に復帰することを期待していたのですが。


【産経抄】7月16日 - 産経ニュース

 3カ月に1回通っている病院で、久しぶりに〝再会〟した。トイレに設置されたハンドドライヤーである。昨春、政府の専門家会議が新型コロナウイルスの飛散リスクを問題視して以来、全国の施設で使用が禁止されてきた。
▼ところが今年4月、経団連が容認に踏み切る。外部の専門家が監修した実験で、感染の可能性が低いことがわかったからだ。海外では普通に使われてきた。同様に、科学的根拠が乏しいままに続いている新型コロナ対策が、まだまだありそうだ。
▼そもそも、飲食店で提供される酒類だけが糾弾される科学的根拠は示されているのか。多くの飲食店では、客の検温や換気の徹底、アクリル板の設置など感染防止に力を注いできた。 
▼一方で蔓延(まんえん)防止*21の科学的効果がはっきりしているのは、何と言ってもワクチンである。

 「ハンドドライヤー=風で水滴を吹き飛ばす」奴ですね。手にコロナウイルスがついていた場合「コロナウイルスを空気中に広める危険性がある」ということで多くのトイレでは、使い捨てのペーパータオルに変わっています。
 なお、仮に産経の言うように「ハンドドライヤー使用中止」に「あまり感染予防効果がなかった」としてもそれは「ただの結果論」ではないか。「感染の危険性が否定できないこと」は基本「疑わしきは禁止」すべきでしょう。「疑わしきは禁止せず」で「実はやはり蔓延の原因になった」ではお話になりません。
 飲酒についても「飲酒だけが悪者じゃない(まあ、それは確かにそうですが)」として「飲酒規制を全くしない」というのはまずすぎでしょう。「どの程度の規制が必要か」はともかく規制自体は必要かと思います。


【産経抄】7月15日 - 産経ニュース

 おかっぱ頭の12歳の少女が演奏を終えると、審査員全員が拍手していた。バイオリニストの辻久子さんは昭和13年、クラシック界の登竜門だった音楽コンクールで断トツの1位となった。
▼辻さんをモデルにした(ボーガス注:織田作之助の)小説『道なき道』にこんな場面がある。辻さんのもとに詰めかけた新聞記者やレコード会社の関係者に父親が一席ぶつ。「天才…? 莫迦莫迦(ばかばか)しい。天才じゃありません。努力です。訓練です。私はもう少しでこの子を殺してしまうところでした」。

 なぜ「殺してしまうところだった」かといえば、しごきにしごいて、例えば「体調不良の時ですらバイオリンをやらせた」ということなのでしょうが、「それを美談だと思ってるらしい」父親(辻吉之助 - Wikipedia)にも織田にも「唖然」ですね。
 辻久子氏はそれでも「プロになれたから良かった」かもしれない。プロになれなかったら本当に「父親の自己満足によるただの児童虐待」「いわゆる毒親」ではないのか。


【阿比留瑠比の極言御免】与党も野党もリベラルばかり - 産経ニュース
 与党自民のどこがリベラルなのか。あるいは「国民民主や維新は自民応援団で野党の名に値しない」というならともかく、そうでないなら、つまり国民民主や維新を野党扱いするならこれまた「野党はリベラルばかり」なんて言えない。いや立民だって「安倍のホワイト国除外」をろくに批判しないこと一つとっても「リベラル」といえるか疑問ですが。「間違いなくリベラル」といえるのは社民と共産ぐらいではないのか。つまり「日本は与党も野党もアンチリベラルばかり」ですね。


【主張】熱海の行方不明者 実名発表の効用を見直せ - 産経ニュース
 実名報道すべき時は実名報道すべきだが、そうでないときは匿名報道すべきというだけの話で「常に実名報道すべきであるかのような強弁」をするのだから産経も呆れたバカです。

*1:神戸大学名誉教授。兵庫県立大学理事長。著書『日米戦争と戦後日本』(2005年、講談社学術文庫)、『占領期:首相たちの新日本』(2007年、講談社学術文庫)など

*2:池田内閣官房長官、外相、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、蔵相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*3:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*4:正確にはこれも「密約があった」とされる話であり決定的な根拠はないですが

*5:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、日本民主党幹事長、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*6:日本自由党幹事長(吉田総裁時代)、衆院議長、吉田内閣北海道開発庁長官、自民党副総裁(岸、池田総裁時代)など歴任

*7:日本自由党幹事長(鳩山総裁時代)、鳩山内閣農林相、岸内閣経済企画庁長官、自民党総務会長(岸総裁時代)、池田内閣農林相、建設相、副総理・五輪担当相、佐藤内閣副総理・五輪担当相など歴任。河野洋平自民党総裁の父。河野太郎菅内閣行革等担当相の祖父。

*8:大蔵次官から政界入り。吉田内閣蔵相、通産相、石橋内閣蔵相、岸内閣蔵相、通産相などを経て首相

*9:法政大学名誉教授。全国革新懇代表世話人。著書『保守政治リストラ戦略』(1995年、新日本出版社)、『徹底検証・政治改革神話』(1997年、労働旬報社)、『政党政治労働組合運動』(1998年、御茶の水書房)、『現代日本政治』(2004年、八朔社)、『この目で見てきた世界のレイバー・アーカイヴス』(2005年、法律文化社)、『労働再規制』(2008年、ちくま新書)、『労働政策』(2008年、日本経済評論社)、『対決 安倍政権:暴走阻止のために』(2015年、学習の友社)、『活路は共闘にあり:社会運動の力と「勝利の方程式」』(2017年、学習の友社)、『打倒安倍政権:9条改憲阻止のために』(2018年、学習の友社)、『日本を変える:「新しい政治」への展望』(2020年、学習の友社)など。個人ブログ五十嵐仁の転成仁語:SSブログ

*10:国民協同党書記長、委員長、片山内閣逓信相、改進党幹事長(重光総裁時代)、鳩山内閣運輸相、自民党幹事長(石橋総裁時代)、政調会長(岸総裁時代)、岸内閣科学技術庁長官(経済企画庁長官兼務)、池田内閣経済企画庁長官、自民党政調会長、幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相

*11:なお、中曽根は当時、自民党幹事長の地位にあり主流派だった。

*12:大蔵省主計局長から政界入り。岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣行政管理庁長官、蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*13:佐藤内閣厚生相、福田内閣官房長官、外相、大平内閣外相、鈴木内閣厚生相、外相など歴任

*14:池田内閣郵政相、官房長官、佐藤内閣厚生相、福田内閣農林相、自民党総務会長(佐藤、田中、大平総裁時代)などを経て首相

*15:森内閣で運輸相

*16:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*17:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官などを経て首相

*18:こういうことを「祖父の武勇伝」として語ると「つまり安倍さんも目的のためには嘘をついてもかまわないという考えなんですね?。政治家がそれでいいんですか?」という疑惑や批判を招くと思わない「らしい」ところが「アホ」というか何というか。一方で「大福密約など私が知る限りなかった」「うちの親父はそんな汚いことしないと思う」と言ってるのが福田康夫氏です。

*19:とはいえさすがに『今存命だった』として岸も「モリカケや桜などでの安倍の嘘八百」を「俺の教えを忠実に守ってる」と褒めたりしないのではないか?。いずれにせよ「祖父・岸や父・安倍晋太郎のせいで安倍ってああいうクズになったんだろうな」とは思います。

*20:運輸次官から政界入り。吉田内閣官房長官、郵政相、建設相、岸内閣蔵相、自民党総務会長(岸総裁時代)、池田内閣通産相科学技術庁長官などを経て首相

*21:正確には蔓延防止ではなく「重篤化防止」だと思います。