珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年8/8日分)(副題:今日も高世に悪口する)

映画「アウシュヴィッツ・レポート」のメッセージ - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 感動してこの映画、2回も観てしまった。

 俺的には「映画に感動するのはあんたの勝手だけどジャーナリストとして何か思うところはないの?。あんたはジャーナリストとして今後何をするの?。あんたにとっての『アウシュヴィッツ・レポート』はないの?(ジンネット倒産後は事実上、廃業状態で、趣味の家庭菜園とサイクリングしかやってないらしいが)」ですね。
 そう高世に聞いたら「高世の過去の北朝鮮拉致報道」を「俺にとっての『アウシュヴィッツ・レポート』」と自画自賛し「小泉訪朝に俺は貢献した」と言い出すんでしょうか?
 むしろ「いい加減、救う会と家族会を批判しろよ。それこそがお前にとっての、これから実行すべき『アウシュヴィッツ・レポート』だろ?、高世」と俺は思いますね。まあ、いつまで経ってもそうした批判ができない卑怯者が高世でしょうが。

スロバキア人のペテル・ベブヤク監督はこう語る。
「近年のスロバキアでは、過激派勢力*1が議会の議席を得る状況になってきています。残念ながら、このような問題はスロバキアに限ったことではありません。ヨーロッパ全土で、以前よりも多くの人々がファシスト思想を持つ政党を支持、もしくは容認し、過激派とその共感者は次第に 勢いを増しています。人権が危機にさらされている今、沈黙を保つことは、過激者を支持しているのと同じです。私たちは、先人たちの過ちを繰り返してはなりません。だからこそ、これまで犯してしまった失敗の物語を描くことが重要です。」
 映画の最後に、マリーヌ・ル・ペンやドナルド・トランプらの排外主義的な演説の音声が流れる。あの過ちを繰り返すな!という監督の直截なメッセージが伝わってくる。

 このあたりは人それぞれの価値観でしょうが、俺はこういう描き方には全く共感しません。なぜなら「極右排外主義」と言う点では共通点があるとは言えルペンやトランプは「ナチス」とは違うからです。ルペンやトランプを批判したいなら、彼らの言動をもとにストレートに批判したらどうか。ルペンやトランプの支持者は「ナチス扱いとは不当なレッテル貼り」「まともな批判ができないからそうしたネガキャンに走るのだ」としか思わないでしょう。こうした描き方は「ルペン、トランプ」批判として有効だとは全く思わない。こんな描き方に共感するのは「そもそもルペンやトランプに批判的な人間の一部」にすぎないでしょう。

 この夏は『復習者たち*2』、『ホロコーストの罪人』、『この世界に残されて』、『沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜*3』とナチズム、ホロコーストに関連する映画上映が続く。ご時世だからか?

 いずれ直すでしょうが、

『復習者たち』て『復讐者たち』の間違いじゃねえの?。『何かを復習する人間たち=復習者たち』つう可能性はあるけど

と思ってググったらやはり間違いでした(苦笑)。


関心のなさが生んだ「読み飛ばし」事件 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 こんなに長い、大事なところを読み飛ばして自分でおかしいと思わないのだろうか。重要な式典でのあいさつとなれば、ふつうは緊張して3回か4回は事前に読みの練習をするんじゃないのか。ノリがついてて1ページめくれなかったのが読み飛ばしの原因らしいが、単に義務として出席し、他人が書いた原稿をその場で読むだけでいいと思っていたのだろう。
 菅義偉という人物が日本の首相として失格であることをあらためて見せつけた「事件」だった。

 まあ今回は「記事タイトルがすべて」ですね。高世が言うようにこの読み飛ばしはasahi.com(朝日新聞社):「ミソラ発言」いま語ろう 元NHKアナ生方恵一さん - 落語 - 舞台のような「あり得る言い間違い、読み間違い」のレベルではなく、「尋常ではない」でしょう。
 正直「コロナ蔓延でテンパっていてまともな精神状態ではないんじゃないか」と疑いたくなる酷さです。もちろんそれでも菅には同情しませんが。そんな精神状態なら首相を辞めるべきだし、コロナ蔓延は「菅のコロナ失政による物」だからです。

 NHKでは式典を生放送し、首相あいさつをテロップ表示していたが、読み飛ばしで合わなくなり、テロップを中断した。放送事故である。
 この人、恥ずかしいことばかりしでかしてくれる。

 おそらく「菅の発言に当日テロップ」ではなく、菅の原稿を事前に政府から入手し、テロップをつけていたところ全く合わなくなり、テロップをつけることを断念したのでしょう。
 しかし「菅の原稿だけノリでめくれない(NHK原稿はめくれた)」など普通に考えてあり得ないので、菅による「自己正当化の強弁」でしょう。
 とはいえ「つまり、事前に読まずに当日読んだから、ノリでくっついてることに気づかなかったと。それ本当だとしても、あまりにもやっつけ仕事過ぎませんか?。ノリ云々はともかく、原稿内容が自分の希望通りにちゃんと書かれてるかどうかも確認しないんですか?」「当日ノリでくっついてることに気づいたらその時点で何か挽回しようとするでしょう。そのまんま読み飛ばすっておかしいでしょう?」ということで全然釈明になっていませんが。

*1:極右と書かないのは何故なんですかね?。

*2:いずれ訂正するでしょうが高世記事の原文のママ

*3:映画公式サイト『沈黙のレジスタンス ~ユダヤ孤児を救った芸術家~』公式サイトによればマルセル・マルソー - Wikipediaが主人公