「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年8/14分:荒木和博の巻)

昭和40年代頃西武線の話(R3.8.15): 荒木和博BLOG

 令和3年8月15日日曜日のショートメッセージ(Vol.499)。今日は半世紀くらい前の西武線の話を。昭和43年拝島線、44年には秩父線が開通し、結構胸躍る時期でした。

 荒木は土日は「肩のこらない話題を」と言って拉致と何一つ関係ない奴の鉄道趣味の話を始めますが今日もそれです。
 「拝島線」云々とは、荒木が子ども時代に「拝島線の沿線に住んでた」ので思い入れがあると言うだけの話です。鉄道趣味的な意味で「拝島線に価値がある」なんて話では全くありません。
 「ふーん、でも俺、あんたと違って拝島線沿線にすんでないから、何を言ってるのか、さっぱり解らないし、少しも面白くない」で終わる話です。説明文には「44年に秩父線が開通」と書いても秩父線の話は動画では何一つ出てきません。

参考

西武拝島線 - Wikipedia
 東京都小平市小平駅から昭島市拝島駅までを結ぶ、西武鉄道鉄道路線

西武秩父線 - Wikipedia
 埼玉県飯能市吾野(あがの)駅と同県秩父市西武秩父駅とを結ぶ西武鉄道鉄道路線
 武甲山から産出する石灰石を原料とするセメントの輸送と沿線の観光開発を目的に建設。戦前に吾野駅まで達していた池袋線を1969年(昭和44年)に西武秩父駅まで延長し、開業した。
 当路線は「西武」を含めた「西武秩父線」という路線名である。この理由は秩父地方に当路線より先に開業した秩父鉄道秩父本線が「秩父線」と呼ばれていたからである。つまり他社の路線名との重複を防止するためのものであり、西武では他にも西武有楽町線が同様の理由で「西武」を含めている(東京メトロ有楽町線との区別のため)。


漫才並みの北朝鮮の嘘 こちらのツッコミが足りない(R3.8.14): 荒木和博BLOG

 令和3年8月14日土曜日のショートメッセージ(Vol.498)。平成14年(2002)9月17日、小泉訪朝で北朝鮮が拉致を認めた後、日本から行った調査団に北朝鮮が行った情報提供はまあ滅茶苦茶なものでした。それを真面目に聞いていた日本の方が問題ではないのかとすら思います。

 7分48秒の動画です。記事タイトルと説明文だけで見る気がなくなりますね。実際見る価値はありませんが。
 何故見る価値がないか。まず第一に日本政府も「突っ込み」というか「死亡発表された拉致被害者」について「信用できる死亡根拠」を示すように主張しています。日本政府が何ら北朝鮮に批判を加えてないかのような荒木の物言いは事実に反します。
 第二に「突っ込み」云々て荒木は何がしたいのか。「我々、日本人の目的」や「荒木ら救う会が建前上の目的(どう見ても本当の目的は拉致を口実とした日朝国交正常化の妨害ですが)」としていることは「拉致被害者の帰国」ですよねえ。当然ながらそれにつながる「可能性のある突っ込み」ならともかく「可能性のない突っ込み」をしても仕方がない。
 下手に突っ込んでも「相手が激怒して交渉が差し障る」「こちらの手の内をさらして相手に証拠捏造や詭弁の種を与える」ということもありうる。
 まあ、せいぜい「死亡発表した拉致被害者」について「死亡発表に根拠があるのか(あなた方の提出した資料は信用できない)」と突っ込む程度のことしかできないでしょう(既に指摘したようにそうしたことなら実際に日本政府が北朝鮮に突っ込んでいますが)。それで「実は生きてた*1」となって帰国できれば御の字。
 「やはり死んでました」で「死亡の間違いない証拠」が出てきたらそれも「真実が確定した」と言う意味では「御の字」です。
 「死亡していたこと」は勿論不幸ですが「生きているか死んでるか未確定」より「死んでるとはっきり確定した方がまだまし」です。
 それにしても、荒木の場合、動画での発言では「突っ込み」とやらが「別に理路整然と突っ込まなくても、その場で北朝鮮関係者を『なめるな』と罵倒して、殴ってもいいんじゃないか(俺の要約)」とかいうんだから話になりません。ヤクザ映画じゃあるまいし、どこの外交交渉でそんな野蛮な事をやる奴がいるのか。荒木の発言の方がよほど漫才です。
 第三に「漫才」云々つうなら荒木ら救う会の方がよほど漫才です。
1)国内で40人も発見されても、絶対に「特定失踪者認定のでたらめさ」を認めない
2)国内で遺体で発見された特定失踪者『山本美保さん』について遺体が腐乱して肉眼で確認できずDNA鑑定で判断したのを口実に「DNA鑑定は警察の捏造、美保さんは北朝鮮で生きてる」と放言。荒木『山本美保さん失踪事件の謎を追う』(2012年、草思社)なんて本まで書く。
3)幼稚園児(松岡伸矢君、当時4歳)の失踪も「北朝鮮拉致」と主張
4)小泉訪朝後の失踪も「北朝鮮拉致」と主張
5)蓮池透さんを不当にも家族会から除名し、個人攻撃で田中均氏を外務省退職に追い込む
6)2002年の小泉訪朝当時から「北朝鮮体制崩壊は間近」と放言しながら崩壊しないままついに18年経過
7)拉致被害者の居場所もわからないのに自衛隊での救出を主張、「居場所がわからないのにそんなことができるのか?」という批判には「自衛隊にやる気がないのが悪い、やる気があれば解るはずだ」と強弁
ですからねえ。
 荒木ら救う会のバカどもこそ、拉致被害者家族に「ふざけんな」と罵倒されるべきなのですが、逆に家族会は荒木らにへいこらし、荒木を批判した蓮池氏を会から除名するのだから呆れて二の句が継げません。 

*1:多分その可能性はほとんどないでしょうが