中国、コロナ起源解明の米情報機関報告書に「濡れ衣着せるだけ」 - 産経ニュース
現時点ではどんな報告が出るか不明ですが、中国としては「あやふやな証拠で中国批判をするのではないか?」という「米国への不信感」から発表前に牽制したという話でしょう。
【追記】
結局、米国「政府」の報告は「研究所流出説に根拠はない」という「ある意味当たり前」の報告に落ち着くようです。「おそらく武漢が起源で自然発生の可能性が高い。研究所流出説は根拠薄弱(ただし、起源にはよくわからない点が多く今後も調査が必要)」つうのが現時点での通説でしょう。
石垣市による尖閣諸島への上陸申請「原則認めない」 加藤長官 - 産経ニュース
台湾にコロナワクチンを送るなどし、「反中国に突き進むかに見えた」菅政権ですが、さすがに「完全に日中関係を悪化させる気はない」ようです。
日台つなぐ「李登輝伝」を熱演 講談師・一龍斎貞花 - 産経ニュース
こういう講談をやると言うことは要するに「札付きのウヨ」なのでしょう。げんなりしますね。
なお「完全な話の脱線」で恐縮ですが、『現代風講談』ということで以前、NHKラジオで
アニメ『宇宙戦艦ヤマト』の森雪 - Wikipedia役としてブレイクした人物(当時の芸名は麻上洋子)が、今は一龍斎春水 - Wikipediaとして講談師に転身(ただし声優を完全に辞めたわけではない)。持ちネタの一つは『現代風講談』の『金子みすゞ - Wikipedia伝』
というのを偶然、視聴したのを「今思い出しました」。この機会にメモしておきます。
一龍斎春水 - Wikipediaによれば他にも
という持ちネタがあるとのこと。
エルメスやヴィトン株急落 中国富裕層、もう買わない?: 日本経済新聞
世界的な高級ブランドを擁する企業の株価が先週、軒並み急落した。中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が貧富の格差縮小を目指す「共同富裕」を強調したためだ。中国当局が富裕層への締め付けを強め、高級品の消費が落ち込む。そんな懸念が広がった。日本にとっても対岸の火事ではない。
仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンは13%安、エルメスが8%安。高級自動車ではドイツのポルシェが10%安、イタリアのフェラーリは6%安だった。
「質の高い発展のなかで『共同富裕』を促進する必要がある」。
経済政策を担う共産党組織、中央財経委員会の会議で習国家主席はこう述べた。共同富裕とは国民全体の富裕であり、一部の人のみが富むことではないという。中国国内の一部に偏る富の再分配を進める方向だ。
共同富裕を重視すれば、富裕層の富は減る。そうでなくとも社会的な平等や貧富の格差是正が叫ばれるようになれば、富裕マネーは萎縮する。かつて習指導部が倹約令と反腐敗運動に力を入れ、高級品の消費が急減したことは記憶に新しい。
この動きは日本のブランドも無視できない。例えば、トヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」。2020年の全世界の販売実績は19年比6%減の約71万台だった。国・地域別では、北米や欧州、日本などが前年割れとなるなかで、中国は11%増の22万5千台だった。
中国の経済力のすごさを改めて実感します。
◆楊海英のツイート
吹き出しました。
小幡五朗・茨城県議(自民党)は血盟団事件で三井財閥総帥・団琢磨を殺害したテロリスト(菱沼五郎 - Wikipedia参照)
等といった話(小幡こと菱沼の犯行は自らの自由意志)とは違い、当時の中国は「同調圧力」によって「紅衛兵」をやらざるを得ない世界だったのだし、当然ながら「今の習近平氏」を否定的に評価する場合でも、彼が紅衛兵路線の訳もない。
大体、習仲勲 - Wikipediaを見れば解りますが、「劉少奇国家主席」「鄧小平副首相」同様に「失敗した大躍進の修正を行おうとした現実派の一員」だったがゆえに、そうした修正を「共産主義からの逸脱」と見なした毛沢東に嫌われ、文革では、劉少奇らとともに反革命分子として打倒されたのが習近平氏の父親「習仲勲」*1です。当然、習近平氏も当時は「反革命分子の子ども」と敵視され、下手なことをすれば、それこそ最悪、命がなかったわけです。例えば鄧小平の子どもである「鄧樸方(中国障害者連盟名誉主席)」は文革当時の迫害で重い身体障害を負っています(鄧樸方 - Wikipedia参照)。