今日の中国ニュース(2021年9月24日分)(副題:楊海英のバカさに心底呆れる、ほか)

◆楊のツイート

楊海英
 学生にはウィキを慎重に使うよう指導している。やはり、怪しい内容は中国からの書き直しだった。
やはり!?「親中派」がウィキペディア中国語版に「潜入」――運営団体が7人ブロック(西岡省二) - 個人 - Yahoo!ニュース

 吹き出しました。1)ウィキペディアが「当初目指したようには必ずしもうまくいかず」怪しい内容が多いこと(しかも記載者が誰だか解らない)、2)そのため「楊に限らず」ウィキペディアを論文、レポート等の根拠に使うことには否定的な教員が多いこと(記載者が誰だか解る新聞・雑誌記事、著書などの使用が推奨されること)は事実です。ただし、それは別に「中国ガー」と言う話ではないので楊にはいつもながら「やれやれ」ですね。


「中国大陸に送られるぞ」 解散の民主派団体幹部が明かした「圧力」:朝日新聞デジタル
 「中国の強硬措置」は十分予想できたはずではないか。勿論「俺のような部外者」が「安全地帯から」、無責任に「闘いをけしかける」わけにもいかないのですが、「逮捕起訴の圧力で解散」と言われても「何だかなあ?」「もっと何とかならなかったのか?」「これから何もしないのか?」という失望を禁じ得ませんね。


中国恒大、共産党が距離 習氏と異なる派閥と親密か: 日本経済新聞
 さすがに「そういう党利党略」で物事を処理はしないでしょう。
 結局、『まずは様子見(すぐに公的資金を投入したのではいわゆるモラルハザードが起きかねない)』つう事に過ぎないのではないか。
 日本でも「安宅産業(1977年、伊藤忠が吸収合併)」「そごう(2000年)」「レナウン(2020年)」など「公的資金で救済されなかった倒産企業」はいくらでもあります。
 いずれにせよ「倒産が中国経済に与える影響が大きすぎる」のなら、「ダイエーやりそなへの公的資金導入」のように公的資金が導入されるでしょう。
 そもそも公的資金導入時は「旧経営陣」は総退陣で、場合によっては旧経営陣の刑事、民事責任も追及されるでしょうから、「習主席と距離がある(むしろ胡錦濤前主席、李克強首相などに近い)から公的資金が導入されない」という話にはならないのではないか。


31大学、留学生審査を厳格化 中国念頭に技術流出防止:東京新聞 TOKYO Web
 無茶苦茶なことをやって、中国人留学生に対する人権侵害になったり、優秀な中国人留学生が日本に来なくなったりすることを危惧せざるを得ません。


モンゴル語による教育が禁止されて1年、内モンゴル出身の滋賀県立大教授「息の根を止められる」 - ganas – 途上国・国際協力に特化したNPOメディア

 「言語をもぎとられるのは、息の根を止められるほどの悲劇」。
 こう訴えるのは、中国・内モンゴル自治区出身で、中国とモンゴルの近現代史を研究するボルジギン・ブレンサイン氏(滋賀県立大学教授)だ。

 楊が「内モンゴル出身の内モンゴル近代史研究者(日本の大学教員)」ということでツイートで「仲間扱いしていた」ので気づきました。
 楊海英静岡大学教授も、完全にトンデモの域だと思う - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)という状況に転落した「楊(静岡大学教授)とは違うまともな研究者」なら良いのですが。
 さてモンゴル語による教育が禁止されて1年、内モンゴル出身の滋賀県立大教授「息の根を止められる」 - ganas – 途上国・国際協力に特化したNPOメディアにコメントしてみます。

 ブレンサイン氏は「どうやら内モンゴルは、新疆ウイグルチベットのように米国の『対中カード』にならなかったようだ」と明かす。
内モンゴルには国際的な支えが何もない。中国の顔色をうかがうモンゴルは『後ろ盾にならない後ろ盾』。トルコ系ムスリムウイグル族が住む新疆ウイグルには、汎トルコ主義*1イスラム原理主義の勢力がつながる。チベットにあるのは、ダライ・ラマ14世がインドに樹立した亡命政府。内モンゴルの問題は、欧米諸国から見てインパクトに欠けるのだろう」 (ブレンサイン氏)
 とはいえ、ブレンサイン氏は内モンゴルが欧米諸国からあまり注目されず安堵したという。

 何故安堵したかと言えば「下手に外部勢力に政治利用されるとかえって厄介」とブレンサイン氏が考えてるからでしょう。
 外部勢力の政治利用という意味では「ペマ・ギャルポと日本右翼の野合」など醜悪極まりない代物です。
 外部勢力が

 真に内モンゴル住民のことを考えており、「内モンゴル住民を無視して」中国と勝手に対立を辞めて、手打ちしたり、あるいは逆に内モンゴル住民が「一応中国と和解している」のに勝手に中国批判を激化させたりしない

という前提があるならともかく、勿論そうした前提は必ずしも成り立ちません(この点で特に酷いのが日本ウヨですが)。日本ウヨと野合して恥じない楊に比べてブレンサイン氏は「最後の一線は守ってる」といえるのではないか。

*1:エルドアン大統領のトルコ政府のこと