「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年9/30日:荒木和博の巻)

◆荒木ツイート

荒木和博がリツイート
◆レブラくん(RBRA)予備役ブルーリボンの会
 北朝鮮拉致問題について自民党総裁(新総理)に期待すること。拉致被害者救出のための具体的行動を示した上で実行してほしい。
「あらゆる手段*1で」「不断の努力」「最重要課題」「忸怩たる思い」「痛恨の極み」
 ここ10年程の歴代政権の台詞。日本で待つ被害者家族も国民も、もう聞き飽きました。

 むしろ何の成果もないのに

◆「即時一括全員帰国」希望
◆それが実現しない限り、国交正常化どころか、制裁解除不可。日本人妻里帰り帰国交渉などもしない

つう「無茶苦茶な主張」を続ける巣くう会、家族会にこそ俺は「巣くう会、家族会のくだらない主張はもう聞き飽きました」ですね。


宮崎県と北朝鮮拉致・工作活動(R3.9.30): 荒木和博BLOG

 令和3年9月30日木曜日のショートメッセージ(Vol.544)。今日16時から宮崎市のマリーナで現地ライブ、18時30分からオンラインの集会を実施します。ということで日本海側でもない宮崎県でなぜこんなに怪しい事件が多いのかという話を。

 6分45秒の動画です。説明文だけでも見る気が失せます。
 まず第一に説明文の「怪しい事件」という表現で想像がつくでしょうが、勿論、ここで荒木が持ち出してる事件は「政府認定拉致」ではありません。
 いつもの『特定失踪者』と言う奴です。
足立区女性教師殺人事件 - Wikipedia(荒木ら巣くう会が特定失踪者認定していた女性が国内で他殺体で発見された上、犯人は北朝鮮と何一つ関係なかった)という事件一つとっても『特定失踪者』がまともな認定ではないことは明白です。
 まあ、百歩譲って
1)宮崎の特定失踪者が実際に北朝鮮拉致であったり
2)宮崎に政府認定拉致被害者がいて
それを荒木が取り上げてるのだとしても全く無意味ですが。
 今更、失踪から何年も経ってから「失踪場所」で『失踪についての5W1Hを知りたい』なんて言って『素人探偵』荒木が『探偵ごっこ』しても解ることがあるわけがない。そんなんで何かが解るのは『ミステリ小説やドラマ』の中だけの話です。
 例えば『例は何でもいい』ですが

未解決事件 - WikipediaNHKスペシャル 未解決事件 追跡プロジェクト*2殺害は2歳の息子の目前で…血痕も足跡も残されながら、未解決事件になっている理由――2021上半期BEST5 | 未解決事件を追う | 文春オンライン*3
参照
【1968年】
三億円事件 - Wikipedia
1984~1985年】
グリコ・森永事件 - Wikipedia
【1987年】
赤報隊事件 - Wikipedia
【1991年】
悪魔の詩訳者殺人事件 - Wikipedia
【1995年】
警察庁長官狙撃事件 - Wikipedia
八王子スーパー強盗殺人事件 - Wikipedia
【1996年】
池袋駅構内大学生殺人事件 - Wikipedia
柴又女子大生放火殺人事件 - Wikipedia
【1999年】
名古屋市西区主婦殺害事件 - Wikipedia
【2000年】
世田谷一家殺害事件 - Wikipedia

などの『未解決事件』の犯行現場で荒木のような素人が今更『調査』して、これらの事件の犯人がわかるのか。
 例えば、犯行現場を調査して

◆『悪魔の詩』翻訳者殺害犯が『ホメイニの死刑宣告』に影響を受けたイスラム過激派か『イスラム過激派以外か(イスラムと関係ない個人的トラブルか)』
◆国松長官狙撃犯が『オウム真理教関係者』か『オウム以外か(例:暴力団極左過激派など)』

が解るのか。解るわけがない。拉致だって話は同じです。

*1:と言いながら、巣くう会、家族会の反発を恐れて、その「あらゆる手段」に「経済支援とのバーター取引」が入ってない時点で既に「あらゆる手段」ではない。

*2:NHKサイトでは 八王子スーパー強盗殺人事件 - Wikipedia(1995年)、 池袋駅構内大学生殺人事件 - Wikipedia(1996年)、柴又女子大生放火殺人事件 - Wikipedia(1996年)、名古屋市西区主婦殺害事件 - Wikipedia(1999年)、世田谷一家殺害事件 - Wikipedia(2000年)などが取り上げられています。

*3:文春記事では名古屋市西区主婦殺害事件 - Wikipedia(1999年)が取り上げられています。