野原燐(id:noharra)に突っ込む(2021年10月7日分)(副題:野原の馬鹿さにいつもながら呆れる)

◆野原のツイート

野原燐
 明治維新昭和維新の正反対なのが、橋下維新だ。

 何が正反対なのかさっぱり解りません。例えば「明治維新」での「薩摩の御用盗」は「幕府への挑発により倒幕の口実を作ること*1」が目的で「橋下維新並みにやり口が下劣」と思います。昭和維新を代表する事件である「テロ犯罪(暗殺事件)」515事件にせよ、226事件にせよ「正々堂々とした行為」とはとても言えないでしょう。その意味で明治維新昭和維新も「正反対どころかまさに橋下維新とうり二つ」ではないのか。
 野原に「薩摩の御用盗」「515事件、226事件」をどう思うのか聞きたいところですがそれはさておき。こんなことをいう野原は「明治維新昭和維新」を支持する立場なのか。
 まあ、明治維新評価(明治維新による近代化など)はいいでしょう。俺も御用盗など、「武力倒幕を仕掛けるための薩長のやり口の下劣さ」はともかく「大久保利通らによる近代化政策(殖産興業)」はそれなりに評価します。
 しかし「昭和維新」、つまり「515事件(犬養首相暗殺)や226事件(斎藤内大臣、高橋蔵相、渡辺陸軍教育総監暗殺)の青年将校」の何が評価できるのか。「昭和維新」を評価するらしい野原が「常軌を逸した極右」であることは明白でしょう。さすが「つくる会理事・三浦小太郎の同類右翼」だけのことはあります。

野原燐がリツイート
HRW Tokyo | ヒューマン・ライツ・ウォッチ東京
 本日いよいよ東京地裁にて #北朝鮮 政府を訴える史上初の裁判が開かれます。
岸田文雄新首相は5人の勇気ある原告の声に耳を傾け、北朝鮮に残る「帰国事業」被害者らが日本に戻れるよう、金正恩総書記に強く要求するべきです。

 野原とHRWの主張が全く理解できませんね。
 何で「帰国事業でだまされた」として5億の賠償を求める訴訟を起こすと「北朝鮮に残る帰国者」が日本に帰れるのか。「北朝鮮政府はいわゆる帰国者を日本に帰国させよ」という裁判*2ではないのに。
 そんな訴訟をせずとも「日朝間の自由往来」が実現すれば、「帰国者」は日本に帰国できるわけです。
 そしてその「自由往来」のためには「日朝の外交交渉」が必要でしょう(個人的には日朝国交正常化までやって欲しいですが贅沢は言いません。ちなみに「アンチ北朝鮮id:noharraHRWはおそらく「国交正常化には反対」なのでしょう)。日朝の外交交渉においては「帰国事業」被害者なんて表現はすべきでないでしょうね。
 「被害者とは何だ!」と北朝鮮が反発して交渉に支障を来す恐れがあるからです。というか、野原もHRWも「アンチ北朝鮮の反共ウヨ」
として帰国者を北朝鮮叩きのだしに使ってるだけでしょう。ゲス、外道としか言い様がない。心底軽蔑しますね。 

野原燐
 ネトウヨの時代はなんとなく終わったね。

 「はあ?」ですね。ネトウヨそのものとしかいいようがない「極右」高市が「与党の政調会長」なのに何でそういう理解になるのか?。
 野原の馬鹿さにはいつもながら呆れます。

野原燐
「総裁選で高市氏を支持した議員で、党五役はゼロ*3。内閣の重要閣僚である官房長官*4財務相、外相への就任もない。
岸田新首相の真意は「安倍はずし」!? 脱・傀儡政権への秘策は「細田派分断」と「開成高校人脈」(2/4)〈週刊朝日〉 | AERA dot. (アエラドット)
 岸田内閣で高市支持派は冷や飯のようだな。

 週刊朝日記事、id:noharraのアホさには「呆れて二の句が継げません」ね。「岸田を『脱安倍を目指してる』とデマまで飛ばして、応援して衆院選で勝利させたいのか?」と疑いたくなります。
 まず第一に高市早苗氏の推薦人名簿 自民党総裁選: 日本経済新聞で確認できる「高市推薦人」としては

岸田内閣 - Wikipedia
小林鷹之
 経済安保等担当相(初入閣)
山口壮
 環境相(初入閣)

が入閣しています。
 また、高市推薦人ではないとはいえ

◆岸防衛相
 細田派所属。安倍の実弟
◆萩生田経産相
 細田派所属。第四次安倍内閣文科相
◆松野官房長官
 細田派所属。第三次安倍内閣文科相

と言った面子が「高市を支援した安倍に近い人間」であることは今更言うまでもないでしょう。どこが「高市支持派は冷や飯」なのか。

*1:実際、激怒した幕府は江戸薩摩藩邸の焼討事件 - Wikipediaを実行してしまい、薩長は「待ってました」とばかりに倒幕の口実としました。

*2:そうした裁判が法的に可能かどうか、可能として勝訴の可能性があるかどうか、それが「いわゆる帰国者の日本帰国」に資するかどうかはひとまずおきます。

*3:そもそも高市自身が「党五役の一つ」である政調会長なのに「アホか」ですね。

*4:官房長官の松野氏は「高市推薦人ではない」とはいえ「細田派所属で第三次安倍内閣文科相」であり「事実上、高市推薦人も同然の御仁」です。