「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年10/10日:荒木和博の巻)

阪急電車の話(R3.10.10): 荒木和博BLOG

 令和3年10月10日日曜日のショートメッセージ(Vol.464)。阪急のマルーンはすごいと思います。全て個人の感想ですが。

 6分15秒の動画です。「拉致と関係ないことをやるな」と心底呆れます。正直、無内容で見る価値は全くありません。
 何せ、荒木自ら「今日(10/10)は朝鮮労働党創立記念日(1945年10/10)で、北朝鮮で重要な発表がされるなどがありうる」と言いながら「電車の話」で、内容は説明文で予想がつくように「阪急のマルーンはかっこいい」つうだけの「どうでもいい」「くだらない話」ですから。
 ちなみに第十八富士山丸事件 - Wikipediaによれば「第18富士山丸事件」で身柄拘束された船長、機関長が帰国したのは「1990年10/11」ですが、これは「単なる偶然」ではなく、「10/10の党創立記念日」にあわせたらしいことは

「一緒に泥舟を漕ごう」金丸訪朝から30年 対北朝鮮外交の活路はどこに:朝日新聞GLOBE+
 会談の最後に、父が「(1983年から北朝鮮に乗組員2人が抑留されていた)富士山丸はどうなっているのか」と尋ねた。「2人の行為が貴国の法律に違反したことはその通りで謝罪する。ただ、8年も抑留され、2人も反省していると思う。人道的措置として釈放してほしい」と要請した。
 金日成*1は「結構です。釈放しましょう。金丸先生の帰国チャーター便で帰らせるようにします」と言ったが、父はその申し出は断った。父は「寛大な決断に、心からお礼申し上げる。ただ、日朝政府間交渉の開始合意の見返りのような行動は避けるべきだ。2つの問題は次元が違う。バーターにするのは、金日成主席に迷惑になるかもしれない。労働党創建記念日の10月10日に祝賀訪問団を送るから、そのときに帰して欲しい」と語ったという。
 父は宿舎に戻ってくると私に「小沢一郎*2(当時の自民党幹事長)に電話しろ」と命じた。父は小沢氏に「いっちゃん、1カ月後に日帰りで良いから日程を作ってくれ」と頼んだ。それで10月に小沢氏と社会党土井たか子*3らが訪朝して、2人を解放した。
 その夜、金日成がお別れのあいさつに招待所にやってきた。金日成は「これで私と金丸先生は同じ船に乗った。しかし、泥舟になるかもしれない。私と金丸先生とで力を合わせ、泥舟になっても国交正常化という目的地に向かってこいで行きましょう」と笑顔で語っていた。

という金丸信*4の次男『金丸信吾氏』の証言があります。
 なお、10月10日と言えば「朝鮮労働党創立記念日(1945年10/10)」以外では

10月10日 - Wikipedia
◆1911年
 辛亥革命の発端となるいわゆる武昌起義が勃発。このため、台湾では10/10が国民の祝日となっている。
◆1944年
 沖縄のいわゆる『10・10空襲』
◆1964年
 東京五輪開幕。このことにちなみ、10/10が長く「体育の日(現在のスポーツの日)」として祝日にされる(現在はハッピーマンデー制度により、10月の第二月曜がスポーツの日だが、今年は例外的に7/23がスポーツの日)。

などがありますね。

【参考:辛亥革命
辛亥革命110周年記念大会が9日開催 習近平総書記が重要談話--人民網日本語版--人民日報
習近平総書記「台湾地区問題は完全に中国の内政、いかなる干渉も許さない」--人民網日本語版--人民日報
台湾 双十節の式典 蔡総統「圧力に屈すると思わないでほしい」 | 中国・台湾 | NHKニュース

【参考:10・10空襲】
沖縄 那覇の9割が焼失「10・10空襲」から77年 慰霊祭行われる | NHKニュース
<社説>10・10空襲から77年 民間被害者の補償を急げ - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト
「演習だと思ったら空襲が始まった」 10・10空襲イベントを20年開き続ける喫茶店長 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
母の手握りしめ逃げた77年前のあの日 10・10空襲は「恐怖の沖縄戦が始まった日」 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス


レブラ君とあやしい仲間たち その54(拉致シミュレーション): 荒木和博BLOG
 こんなことをやって『拉致被害者の日本帰国』と言う意味で何の意味があるのか。何の意味もない。荒木らの馬鹿さには心底呆れます。

*1:北朝鮮国家主席朝鮮労働党総書記

*2:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党党首、自由党党首、民主党幹事長など歴任

*3:社会党委員長、衆院議長、社民党党首など歴任

*4:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)など歴任