今日の産経ニュースほか(2021年10/16、17日分)

衆院選比例投票先、自民43% 立民11%―時事世論調査【21衆院選】:時事ドットコム
 自民の何を支持するのかと「日本人多数派*1のアホさ」にげんなりしますが諦めずに地道に戦うほかないのでしょう。


衆院選比例自民29%、立民9% 共同のトレンド調査 - 産経ニュース
 時事と共同という「調査機関の違いがある(つまり単純比較できない)」とはいえ「43%→29%」という大きな差は何なのか、がになるところです。
 これは単に「共同と違い、時事がしつこく何度も聞いて『解らない、未定』回答を可能な限り、減らしたなどの理由による、見た目の違い」にすぎないのか、それとも「自民支持率が多少なりとも下降傾向にある」のか。29%でも俺的には「まだまだ高い」ですが、もし「下降傾向にある」のであれば喜ばしいことではあります。
 しかし

「与党と野党の勢力が伯仲する」が45・2%で最も多く、「与党が野党を上回る」は36・3%。「与党と野党が逆転する」は13・9%にとどまった。

というのは「早期の政権交代を希望する」と言う俺の立場では残念ですが「現状を是としない(自民党議席が減って欲しい)」と言う人間が過半数越えてるという点は「せめてもの救い」ではあります。


【正論11月号】悪夢の民主党政権を忘れるな 正当に評価されない「仕事師内閣」の実績 産経新聞編集局編集長 佐々木美恵 - 産経ニュース
 民主党政権が終了してからだいぶ経ってるのに「自民党のおかげでこんな成果が!」とアピールできずに「民主党政権は最悪だった」とネガキャンに走るとは「志が低い」としかいいようがない。
 正直「モリカケ、桜、レイプもみ消し疑惑」のような明らかな不正が頻発しなかっただけ、俺には「民主党の方がまだまし」「悪夢の自民党政権(と言うか安倍政権)」ですが。


【産経抄】10月17日 - 産経ニュース

 「ひや(冷酒)」と「おひや(冷たい水)」は似て非なるもの

 酒漫画「酒のほそ道 - Wikipedia」でネタになっていましたが「冷やは冷酒ではない」(このあたりは「冷や、冷酒」でググればいろいろと記事がヒットします)。
 冷やという言葉は「冷蔵庫がない江戸時代」からある言葉で、当然この時代は「キンキンに冷やした冷酒」なんか物理的に無理です。
 夏のぬるい井戸水で冷やしたって冷酒にはなりません。「燗酒でない酒=冷や」であり「冷や」とは今風に言えば「常温のこと」です。
 酒のほそ道 - Wikipediaでは主人公が格好つけて、チェーン居酒屋で「冷や」を注文したら、若いバイト店員が「冷酒」を持ってきて

◆主人公
 冷酒は冷やじゃないよ
◆のみ友達
 お前、格好つけないで、常温と言えばいいだろ。チェーン居酒屋の学生バイトにそんなこと解るわけないだろ
◆主人公
 風情がないだろ。落語の世界で登場人物が「常温」ていうかよ

みたいなやりとりだった記憶があります。

 韓国与党「共に民主党」の現役国会議員の中で2番目の重鎮が、本紙のインタビューに語った。
 「日本政府に代わり、韓国政府が賠償金を代位弁済する」。

 「前後の文脈」で解ると思いますが、代位弁済というのは平たく言えば「立て替え払い」のことですね。
 「親が子の債務」「親会社が子会社の債務を」とか立て替え払いパターンはいろいろある。
 法律用語で難しく言うと「代位弁済」になるわけです。
 「日本が自主的に払わないのなら、韓国政府が賠償金を立て替え払いする」。
 もちろんそうすると、その時点で「債権者は徴用工から韓国政府に変わる」ので、「後日、韓国政府が日本から取り立てる」つう話になる(とはいえ、たぶん、日韓関係に配慮して、取り立てずに、塩漬けでしょうが。とはいえ「債務の消滅時効が成立すると国内から批判がありうる」ので時効成立を回避した上で塩漬けでしょうか)
 まあ、それで「原告側」「被告側」、双方が納得するかどうかは解りません。しかし、「自主的に払わないのなら強制執行するしかない」わけですが、それで果たしてきちんと賠償金が取り立てられるのか、つう問題もあれば、今の自民では「どれほど逆ギレして報復として、何やり出すか解らない」という恐怖もあるわけです。
 俺個人は「積極的には支持しない」ものの代位弁済に反対はしません。

*1:とはいえ、その「アホな日本人」に「両親(常日頃、自民支持を当たり前のように公言)」がいるところが子どもとして辛いところです。明らかな不祥事である「モリカケ、桜問題」すら「(不正などないという)自民を信じる」「仮に事実でも大した問題じゃない」「非自民政権時代にも、細川佐川疑惑、鳩山故人献金疑惑、小沢幹事長の西松疑惑とかあった(どっちもどっち論)」だのの一点張りなので、「何か言ってもケンカになるだけ」なのでもはや説得は諦めています。