常岡浩介に突っ込む(2021年10月16日分)

常岡浩介がリツイート
安田純平
 イラク渡航の計画をツイートしていたという人が外務省からのDMで止められて断念したそうだが、ツイートして世界に向けて宣言していたらバレバレで、ネットみてれば分かる話。(ボーガス注:日本外務省の)諜報なんて次元の話ではない。隠密行動して後から書けばよかったのにもったいない。次はうまくやってほしい。

 安田も指摘するように、そんなツイートを全世界に公開してれば、外務省に伝わって「自粛要請」が来るのは分かりきった話です。
 もしそんなことに気づかないようなら「認識が甘すぎ」であり、「自粛要請」で断念する「覚悟のなさ」では、結果的には「渡航中止になって良かった」と言うべきでしょう。
 疑えば「自粛要請を見込んだ上の売名」とすら思えます(売名になるのか疑問ですが)。

常岡浩介
 太陽光と風力が増えたせいで、不安定化した発電量の分をいかがわしい国家*1天然ガスに依存してしまうという欧州の政策の失敗

 「常岡ってバカ?」ですね。原発推進派として「原発を増やせ」とでも強弁する気なのか?。なお、「天然ガスはエネルギー源*2」ですが、加工品原料としても使われます。また「価格や品質の問題」をひとまずおけば「ロシア以外も生産している」。常岡の物言いはそういう問題をすべて無視したかなり問題のある物言いでしょう(天然ガス - Wikipedia参照)。

常岡浩介がリツイート
◆中丸啓*3
 プーチンが「やらない」という事は「やる」という事だと受け取った。
◆黒井文太郎
 まあ悪人が悪人を「この人は危険ではない」と
「中国は台湾に武力行使せず」 プーチン氏が見通し示す - 産経ニュース
「私も出席した最近の国際会合で、習氏は『いかなる問題解決にも武力は行使しない』と話していた。中国の国家哲学は武力行使と結びついていない」「中国は経済大国となり、武力を使わずとも国家目標を達成できる状態*4だ」

 「常岡や黒井らに善意に理解すれば」、プーチンへの皮肉のつもりかもしれませんが単に馬鹿馬鹿しい。
 「中国は台湾が独立宣言しない限り武力行使なんかしない(なぜならそのように常日頃から公言してるから。国際公約を破れば厳しい批判を浴びるだけで利益はない)」なんてのは、プーチン以外もしている「常識的な見方」でしょう。よほどの反中国でもない限り「中国の台湾侵攻がありうる」なんて言わない。
 別記事でも書きましたが「中国の台湾侵攻」など「ロシアの北海道侵攻」「オウム残党によるサリンテロ」並の与太です。
 もちろん「オウム残党がサリンテロなんかやるわけがない」という指摘はオウム残党を美化してるわけではないのと同様に「中国の台湾侵攻はないだろう(プーチン)」というのは「プーチンが中国を美化してる(黒井)」つう話ではない。

常岡浩介がリツイート
◆村井弦*5文藝春秋
 「週刊文春」で一緒に働く記者・編集者を募集しています。
 自分で言うのもあれですが…週刊文春は、若手が編集者、記者として経験を積むにはこれ以上ない環境だと思います。僕は仕事の基礎は二十代の時に週刊文春で叩き込まれました。

 「説明もしない」ので、常岡が何でこんなリツイートをするのか全く意味不明です。村井氏にこびることで週刊文春から「仕事でももらいたい」つう話か(こんなことで仕事がもらえるとも思えませんが)。それにしても常岡は、こういうときに『僕も、仕事の基礎は長崎放送(常岡がフリーになる前に在職)で叩き込まれました』とは言わないのですかねえ?

常岡浩介がリツイート
◆村井弦・文藝春秋
 有料サイトをやってると、結構な頻度で「タダで読ませろよ」「金儲けか*6」などと辛辣なコメントをされます。しかしコタツ記事と違い、週刊文春がやっているような調査報道にはお金がかかります。

 常岡が何が言いたいのか解りませんが「こたつ記事(取材しないで、ネット情報など他人の情報で記事を作ること)すら書かない(書けない?)」常岡がこんなリツイートをしても「噴飯物」でしかない。

*1:ロシアのこと

*2:石油や石炭に比べCO2排出量が少ないため、火力発電の使用が増えているらしい。

*3:元代議士(維新の会→次世代の党)。議員落選後の一時期、杉田水脈の秘書を務めたという極右(中丸啓 - Wikipedia参照)

*4:多くの場合「軍事力行使」よりも「経済力行使」の方が「ハードルが低い」のでプーチンの指摘通り「経済大国・中国」は多くの場合において「経済力行使(台湾の場合なら、経済制裁やそれとは逆の経済支援、進出)」で対抗するでしょう。

*5:週刊文春」電子版コンテンツディレクター

*6:そりゃ金儲けに決まってるでしょう。