今日の産経ニュースほか(2021年10/21日分)(副題:選挙序盤予想ほか)

安倍元首相、全国遊説開始 激戦区テコ入れ - 産経ニュース
 「安倍の全国遊説」がてこ入れになるとはとても思えません。小生も「小泉jr(客よせパンダ?)の入った候補者ポスター」は見たことがありますが、安倍退陣後に「(安倍総裁時代のポスターのはがし忘れを除いて)安倍の入ったポスター」なんて見たことがない。
 実は「安倍のごり押し」で「応援に来られた方もありがた迷惑」ではないのか。
 そもそも今の安倍は「元首相」とはいえ、無役なのに全く思い上がった男です。


ショパンコンクールで反田恭平さんが2位、日本人50年ぶりの快挙 小林愛実さんは4位:東京新聞 TOKYO Web
 「ショパン国際ピアノコンクール*1」から「日本のブーニンブーム(スタニスラフ・ブーニン - Wikipediaによれば1985年にショパンコンクールで優勝)」を思い出すのはもはや「おっさん」なのでしょう。
 たぶん最近の若者は「よほどのクラシックファンでない限り」、「ブーニンって誰?」でしょう。「昔は俺も若かったのに(げんなり)」と「しみじみ」します。

 優勝はカナダのブルース・リウさん*2(24)。

なのですが記事タイトルも本文も

 日本人の2位入賞は1970年の内田光子さん(現在は英国籍)以来、約50年ぶりの快挙。

という「日本人中心主義」なのが「夜郎自大」というか、実に「日本マスコミ」らしい。とはいえ、「優勝」ではないので騒ぎ方も「ほどほど」ではある。


週刊新潮の実名報道は「少年法違反」 山梨県弁護士会会長が非難 - 産経ニュース
 下劣としか言い様がない。犯罪へのペナルティとは「刑事処罰」「民事賠償」の形ですべきものであり「マスコミのさらし者」等全く論外です。


序盤情勢 自民、単独過半数の勢い 維新倍増か - 産経ニュース
自民減で単独過半数の攻防、立民は議席上積み・維新も躍進の公算大…読売衆院選序盤情勢 : 【衆院選2021】衆議院議員総選挙 10月19日公示31日投開票 : 選挙・世論調査 : 読売新聞オンライン
与党、過半数を視野 衆院選の序盤情勢: 日本経済新聞
JNN衆院選情勢調査 自民党が単独過半数うかがう勢い(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
 序盤予想といっても「短期決戦」で「後10日しかない」ですからね。
 最後の最後まで奮起奮闘とは言え「事実上の与党(しかも『大阪市労組へのデマ中傷』などでわかるように政治体質が常軌を逸している)」である「維新(現有11議席)」が「22議席(倍増)以上に躍進予想」とはげんなりします。
 「無為無策」でコロナを蔓延させながら大阪での維新への支持が落ちないというのが恐ろしい。在阪マスコミがまともに維新批判しない弊害も大きいのでしょう。
 少しでも維新の獲得議席を減らしたい(特に関東圏など、大阪以外での議席獲得は阻止したい)。
 「自民減少(前回が勝ちすぎなので)、立民増加」「しかし残念ながら与党過半数割れによる政権交代の可能性は低い」は予想の範囲内ですので「どこまで自民を減らし、立民を増やせるか」でしょう。岸田退陣を早期に実現するためにもできれば「自民単独過半数」は阻止したい。
 共産は「現有議席(12議席)は何とか確保の見込み。倍増(24議席)のような躍進は無理にしても比例区で上積みがどれだけできるか」とのことですが、最後の最後まで油断は禁物です。
 過去にも「現有議席確保予想」でありながら、微減したこともありますし、世論調査でも「投票態度未定」の回答が結構多いので。
 小選挙区は、共産は沖縄・赤嶺氏は堅いようですが他でもとりたいところではあります。
 社民にも何とか1議席は確保して欲しいところです(勿論希望はもっと確保して欲しいですが、なかなか厳しいでしょう)。
 国民民主は現有8議席維持にとどまり、れいわ、NHK党(特にNHK党)は「比例で議席確保できるかどうかが微妙」とのこと。
 れいわはともかく、もはや、NHK党には今回で消滅して欲しい。


自公293議席、過半数大幅上回り勝利…選挙プランナー三浦博史さんの総選挙予測 : スポーツ報知
 さすがにここまで楽観的な予想は報知ぐらいのもんで、自民応援団・産経すらここまで甘い予想ではない。「ほぼ確実に外れる」でしょう。完全に常軌を逸しています。

*1:課題曲はすべてショパンという点に特徴がある。ロシアのチャイコフスキー国際コンクール、ベルギーのエリザベート王妃国際音楽コンクールと共に「世界三大コンクール」と称されている(ショパン国際ピアノコンクール - Wikipedia参照)。

*2:ブルース・リーぽい名前からして華僑でしょう。