脱北者が北朝鮮政府を訴えた「日本初」の訴訟~「帰国事業」の実態と責任を問う裁判の歴史的意義 - 北野隆一|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
id:noharraがツイートでのこの訴訟や「この訴訟を好意的に評価する朝日記者・北野の記事」に「好意的評価」をしていたので気づきましたが、俺の評価は「朝日も北野も野原も本当にアホだな」「こんな訴訟に何の意味があるんだ?」「北朝鮮へのただの嫌がらせか?」ですね。
仮に勝ったとしても賠償金が実際に取れるわけでもない。世間的に全く話題になってない。北朝鮮に対する外交カードとして使えるとも思えない。
大体「こんな裁判」を起こさなくても今時「(法的問題はともかく)帰国事業に政治的、道義的に何の問題もなかった」と思ってる人はいないでしょう。
しかもこの訴訟が「北朝鮮のみ」を被告にしているが故に「日本や国際赤十字(北朝鮮とともに帰国事業の実施主体)には何の問題がなかった」かのような誤解を助長しかねない(まあ、そういう誤解を助長する『アンチ北朝鮮&日本免罪』が訴訟の目的かもしれませんが)。
また、この訴訟をうかつ(?)に支持すると「ならば、徴用工訴訟での日本政府の主権免除主張をあなたは批判するのか?」つう話になる。
「徴用工訴訟で主権免除を主張する日本政府を支持しながら、帰国事業では主権免除を否定して、北朝鮮への法的追及を主張する」つうのはデタラメな主張と言わざるを得ない。勿論「主権免除を否定した韓国最高裁の徴用工判決を支持する立場」なら、この訴訟を支持しても「主権免除に対する態度」と言う意味では矛盾は生じず、何の問題もありませんが、北野の所属する朝日は「主権免除を主張し韓国最高裁を批判している」。北野はその点、どう認識しているのかという話です。徴用工訴訟問題で「朝日の主張は間違っている。韓国最高裁に問題などない」と「所属会社」朝日新聞を批判する覚悟があるのか。とてもそうは思えませんが。
◆盧泰愚(1932~2021年:1988~1993年まで大統領)の死去が判明
◆金泳三(1927~2015年:1993~1998年まで大統領)
◆金大中(1925~2009年:1998~2003年まで大統領)
といった「同時期に活動した政治家が既に死去している」ため、失礼ながら「まだ生きていたのか(死去してると誤解していた)」と言うのが最初の感想でした。
なお、「1925年生まれ(金大中)」「1927年生まれ(金泳三)」「1932年生まれ(盧泰愚)」と「同じ年に生まれた政治家」としては
1925年 - Wikipedia参照
◆野中広務(2018年死去)
村山内閣自治相・国家公安委員長、小渕内閣官房長官、自民党幹事長(森総裁時代)など歴任
◆マハティール(存命)
元マレーシア首相
1927年 - Wikipedia参照
◆三塚博(2004年死去)
中曽根内閣運輸相、竹下内閣通産相、宇野内閣外相、自民党政調会長(海部総裁時代)、幹事長(河野総裁時代)、橋本内閣蔵相など歴任
◆塚本三郎(2020年死去)
元民社党委員長
◆森山真弓(2021年死去)
海部内閣環境庁長官、官房長官(現在まで唯一の女性官房長官)、宮沢内閣文相、小泉内閣法相など歴任
1932年 - Wikipedia参照
◆石原慎太郎(存命)
福田内閣環境庁長官、竹下内閣運輸相、都知事、維新の会共同代表、次世代の党最高顧問など歴任
などがいます。ちなみにただの偶然ですが、今回「盧泰愚と同時期」に死去が発表された「カムイ伝」の白土三平も盧泰愚と同じ「1932年生まれ」です。
拉致問題解決へ支援要請 有本恵子さん父、地元の兵庫知事に - 産経ニュース
首相や外相ならともかく外交権限を持たない知事に陳情とは「アホか」と呆れます。知事のできることはせいぜい「首相や外相への陳情」にすぎないでしょうに。
「拉致問題解決に希望なし」国連特別報告者|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
北朝鮮・国連報告者が会見「食糧不足深刻、制裁見直すべき」|TBS NEWS
テレ朝とTBSで「同じ報告」を取り上げながらタイトルが違うのが興味深い。
「拉致の解決の見込みなし」は「そりゃそうだろ」という話です。
「拉致問題解決に希望なし」国連特別報告者|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
経済の悪化により特に政治犯収容所に収監された国民の飢餓を懸念し、必要に応じて国連安保理の制裁を緩和するよう推奨しました。
これについてはまったく同感ですね。特別報告者は「乳児、妊婦、老人など弱者」への配慮を求めてるのであって、「制裁全面解除」を主張しているわけではない。
地域で支え、幅広い交流を/「東京朝鮮第4幼初中級学校を支援する会」 | 朝鮮新報
守る、私たちも― 「東京朝鮮第4を支援する会」が結成 – イオWeb
ひとまずノーコメントで紹介だけしておきます。