珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年11/6日分)(副題:今日も高世に悪口する)

選挙をめぐるSNS投稿から - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 COP開幕に合わせて、国連開発計画(UNDP)が、国連本部に現れた恐竜が気候変動問題で行動を起こすよう呼びかける動画を公開した。これがおもしろい。
 「(人類が)自ら絶滅するなんて愚かな行為だ」と語りかけ「恐竜の場合は隕石が原因だが、人類の言い訳は何だ?」と問いかける。そして「言い訳はやめて、変化を起こすために立ち上がれ」と訴えている。

 後でも触れますが「言い訳はやめて、変化を起こすために立ち上がれ」が該当する組織の一つは「拉致被害者家族会」でしょう。
 彼らは「2002年の小泉訪朝以降19年に及ぶ拉致敗戦」について「北朝鮮が悪い」などと「言い訳ばかり」しています。そして「バーター取引」「平壌への常駐事務所設置」など「変化を起こすための主張」については未だに何の根拠もなく反対し、「制裁強化、この道しかない」と馬鹿の一つ覚えを繰り返すだけです。

 連合中央はどうしようもないとして、地域の労組から何とかできないものか。

 連合中央が「維新との連係」を言い出してることについて「大阪の自治労がどんだけ維新に誹謗中傷されてるか、わかってるのか。自治労は連合傘下だろ。連合執行部(民間労組出身が多い)にとって官公労は仲間じゃねえのか!」「何で一方で共産を異常なまでに敵視するんだ!」と激怒する高世です。俺も同感ですね。
 それにしても、「高世コメント」をもじれば、拉致問題については

 救う会拉致議連はどうしようもないとして、家族会は何とかできないものか。
 例えば蓮池透氏と和解できないものか。

ですね。何ともできないまま、ここまで来たわけですが。

 次は朝日新聞北野隆一編集委員によるちょっと気になったFBの投稿。
 朝日の情勢分析は立憲・共産に厳しいものだったが、これに対して「朝日を解約する」などとツイートする野党支持者がいたという。北野氏は「SNSを見る限りでは、与党に厳しめの他社の予測を見て怒る与党支持者よりも、野党に厳しめの朝日の報道に怒る野党支持者のほうがめだっていたように見えました*1」とも書いている。
 この投稿に対して、同じ朝日新聞の石川智也記者が次のようにフォローしている。
《暗然たる気になったのは、自分たちの望む結果ではなかったからといって、改竄だの操作だの「朝日は自公を側面支援するのか」御用新聞に成り下がった」「恥をさらせ!」だのといった反応が、野党支持者の一部から溢れたことです。》

 俺も野党支持者として「本当かよ」とは思いましたし、記事内容も「愉快ではない」もの、さすがに腹は立ちませんでした。
 「『習近平死去』などデマ記事常習・産経、前川ネガキャン記事・読売などと違い俺は朝日はそれなりに信用してる」ので「仮に結果的に外すとしても朝日は根拠があって書いてるのだろう」と思っていましたので。そもそも、1)「蓮舫二重国籍ガー(産経:明らかなデマ中傷で蓮舫氏の行為に法的問題は何もない)」「前川元次官の出会い系バー通いガー(読売:どう見ても官邸リークによる、前川『加計告発』への報復。しかし違法、不当な行為は前川氏には認められず、前川誹謗は結果的に不発、現在も前川氏は言論活動を続けている)」など、「明らかな自民応援団」産経や読売は自民苦戦予想だったし、2)朝日記事についてはむしろ「立民支持の立場から楽勝予想を戒めるための記事」と見なすことも可能でしたし。そもそも「自公優位」と朝日が書いたからと言って一部の野党支持層が危惧したような「バンドワゴン効果(優位と報じられた方に票が集まる効果)」が起こるとは限りません。逆に「アンダードッグ効果判官贔屓で不利と報じられた方に票が集まる効果)」もあるし、今回のように「マスコミ各社で予想がかなり違う場合」はなおさら報道の効果がどうなるかは解りません(なお、野党支持者の願望込みとはいえ、朝日の記事は「外れるだろう」と俺は思っていたので、今回の選挙結果が実に残念です)。
 まあ、それはともかく北野氏らに「悪意はない」とは思いますが、こういう「野党支持者へのネガキャン」になりかねない物言いは辞めて欲しいですね。
 俺のような「ふーん、そういう見方もあるのか?(間違ってると思うけど)」という感想の「野党支持者」にとっては「朝日に抗議したり、非難したりする理由」は何もありません。場合によっては触れないこともあり得るし、触れる場合も世論調査の結果が、メディアによって相当に異なる(まだ投票していない人は、ぜひ投票を) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)という「地味な扱い」なので、北野氏らの目にとまらなかっただけではないか。中には「朝日が故意にデマ記事を書いてるという根拠もないのに、朝日を悪口すべきではない」「むしろ『勝って兜の緒を締めろ』という認識で、朝日記事を読んではどうか」とたしなめる野党支持者*2もいたかもしれない。
 つまり「朝日に抗議したり非難したりする野党支持者」が仮に目立ったとしてもそれは「野党支持者の多くがそういう価値観だ」ということを全く意味しません。
 「俺の願望込み」ですがほとんどの野党支持層は「ふーん、そういう見方もあるのか?(間違ってると思うけど)」「特に分析する材料もないのにマスコミ世論予想を云々しても仕方がない。それよりも地道な選挙活動*3をすべきだ」ではないのか。
 むしろ俺個人はそんなことよりも「政治家の靖国参拝批判について、最近の朝日が『外交関係ガー』ばかりで、政教分離原則違反であることについてきちんと触れない」「韓国最高裁の徴用工判決についても日本政府の主張『国際法違反』云々を垂れ流すばかり」「報ステの古館キャスター更迭」「例のテレ朝報ステ広告(女性差別の批判を受けて謝罪)」などによって朝日には批判的です。

 指摘しているのは「左*4」の狭量さだ。「敵」よりも「味方」の間で非難、攻撃しあう負けを認めない、唯我独尊。これは私も感じていたことだった。

 「おいおい」ですね。そういう人間も中にはいるでしょうが「高世らが問題にするほど」沢山いるのか。俺は「そんなことはない」と思いますが(勿論、「野党支持」の俺はそういう人間ではありません)。
 そして

◆ジンネットの倒産について、北朝鮮が崩壊する前に自分の会社を倒産させた無様で無残な話 - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)けっきょく「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)巣食う会とか家族会系の連中とかかわった北朝鮮関係の言論人は、その後ろくな状況でないと思う(関川夏央や高世仁、恵谷治、李英和ほか) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)という批判を完全に無視して
『ドキュメンタリー冬の時代だから倒産した(俺が悪いんじゃない)』と強弁する負けを認めない、唯我独尊高世

がよくもいったもんです。
 大体

狭量さ
「敵」よりも「味方」の間で非難、攻撃しあう
負けを認めない、唯我独尊

というなら「高世が批判する一部の野党支持層」よりもっと酷い連中がいます。
 それが

◆「拉致被害者が生きてる保証は残念ながらないと思う」「バーター取引のほかに解決法はないんじゃないか。むしろ制裁は解除すべきではないか」「朝鮮学校無償化除外は差別だと思う」「日本人妻帰国や国交正常化が拉致被害者帰国に先行してもいいと思う」などというだけで「お前は北朝鮮を側面支援するのか」と悪口雑言
◆恩人であるはずの「田中均氏」を個人攻撃して外務省退官に追い込んだ
◆「味方」であるはずの「蓮池透氏」を「今の家族会の方針のママでいいのか」などと「内部批判したこと」を理由に敵視し、ついに家族会から除名した
◆小泉訪朝から19年経っても未だに「負けを認めない、唯我独尊」で成果のない経済制裁固執し、「バーター取引論」に悪口する

拉致被害者家族会です。
 高世も「一部の野党支持層」より「拉致被害者家族会」を批判しろよ、お前昔は拉致をライフワークにしてただろ?、と思うのですが、それができないのは「高世が臆病者、卑怯者」だからでしょう。「一部の野党支持層」を非難したところで彼らは「高世を個人攻撃したりしない(あるいは仮に個人攻撃しても大して怖くもない)」が家族会を批判すると「田中氏の外務省退官」のように「個人攻撃で恐ろしいことになる」とびびってるのでしょう。
 今や「家族会批判」どころか「拉致について触れること」から完全に逃げてるのだから高世には心底呆れます。
 高世には改めてそういうことであるなら、小泉元首相、田中均氏、蓮池透氏らに陳謝する用意くらいはあるんだろうな - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)と言う言葉を贈呈したい。

 これからリベラルは、小異を捨てて大同につく統一戦線をどう作るかがためされる。違った毛色の人たちと大きく手を結んで敵を包囲していく太っ腹の政治力が求められよう。

 おいおいですね。野党共闘とは既に「小異を捨てて大同につく統一戦線」「違った毛色の人たちと大きく手を結んで敵を包囲していく太っ腹の政治力」ではないのか。
 そして「繰り返しになります」が高世は、そんな「統一戦線」「太っ腹の政治力」など、何もなく、それどころか右翼団体救う会の言いなりで「田中均氏の外務省追放」「蓮池透氏の家族会除名」という暴挙までやらかした家族会にいい加減「蓮池氏と和解しなさい」「こんなことばかりしていたらどんどん家族会の支持者が減っていきますよ」などと苦言を呈したらどうなのか。高世も呆れたバカです。
 まあ、「高世ほど酷くはない」とはいえ、「一部の野党支持層」についてはこのように批判できても「家族会の無茶苦茶さ」については「個人攻撃が怖い」のでしょうが、未だにまともに批判できない「朝日の北野、石川氏」にも「安全パイしか批判できないのか」と呆れますが。
 つうことで高世記事には

選挙をめぐるSNS投稿から - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 「小異を捨てて大同につく統一戦線」「違った毛色の人たちと大きく手を結んで敵を包囲していく太っ腹の政治力」と高世さんは書いていますが、それを「野党支持層」には求めても、拉致被害者家族会には要求しないのですか?。家族会は田中均氏、蓮池透氏、和田春樹氏など「違った毛色の人たちと大きく手を結」ぶべきとは思いませんか?。「違った毛色の人たち」とはつきあわない「今のままの家族会」では家族会は「小異にこだわって支持者を減らし続けるだけ」とは思いませんか?
 そもそも何故、最近、高世さんは拉致について全くコメントしないのですか?。あなたの過去において「拉致はライフワーク」でしたよね?。

とコメントしておきます。速攻掲載されましたが、どうせいつものように「後で削除」でしょう。ただし、そうした高世の「愚劣さ」を「どんだけ小心者で卑怯者なんだよ(呆)」などとここで馬鹿にするのも「俺的に面白い」(追記:やはり予想通り「いったんは掲載されるが後で削除」でした)。
 高世も内心では、俺に対して「『高世は救う会、家族会の太鼓持ち幇間』呼ばわりとは、馬鹿にするな!」とマジギレではあるのでしょうが、まともに反論できないのだから全く小心者、臆病者です。

*1:「数でも数えた」のならまだしも「見えました」レベルでこういうツイートをしないで欲しいですね。

*2:とはいえ、そういう「批判」をしても「聞く耳を持ちそうにない(不毛な泥仕合にしかなりそうもない)」と思えばそうした批判を「穏健な野党支持者」がする意欲も薄れますが。実際、そうした「朝日批判」が「野党支持層においては一部の過激派(?)に過ぎない」と「穏健な野党支持者」が考えた場合は「そんな過激派の相手よりも別のことをしたい」と思っても不思議ではないでしょう。

*3:俺個人について言えば周囲(自民支持層の両親など)との軋轢を恐れて特に選挙活動はしていませんが。

*4:なお、野党共闘支持層には「リベラル保守」もいるので「左」と表現するのは不適切でしょう。